*****2歳馬*****
【ダイヤモンドフジ】
25日、宮本調教師から「順調に調整を積み、ゲート試験を受けられる態勢が整ってきた様子ですので、来週の検疫で入厩させたいと思います。まずはゲート試験合格を目指して進めていきます」との連絡が入った。
【ルージュエクレール】
馬体重436キロ。
先週トレッドミル調整にとどめて楽をさせたことで馬体は更に増えましたし、体調面についても問題なかったことから、月曜日から周回コースで乗り出しています。走りに力みは見られませんし、折り合い面についても問題なし。昨日(木)は坂路に入れて15-15のメニューを消化しましたが、動きはスムーズで息の入りなども問題ないため、馬体重には注意を払いながら引き続き乗り込んでいくつもりです。
【グロリアスヒーロー】
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。ある程度ペースを上げて走っている分にはそれほど気にならないのですが、周回コースで溜めを利かせたキャンターを求めた時のフォームがまとまりきっていない印象。ハミ受けにも影響しているであろう背腰の強さが、まだ物足りない感じです。そのためこの後も坂路主体に乗って、背腰の更なる強化を図っていく必要がありそうです。
【ジュレップグラス】
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。トレッドミルを併用していくことも検討していましたが、乗り進めていく中で極端な疲れが見えないこともあり、この中間も騎乗調教を継続しています。気性的な幼さや筋力面での物足りなさもあってか、まだハミ受けが安定しないため、口向きも改善していく必要がありそうです。もうしばらくはジックリ乗り込んで、筋力や体力強化を図っていきます。
*****3歳馬*****
【ルージュジェイム】
馬体重511キロ。
引き続き坂路(ダート)で調整をおこなっており、週2回は4ハロン58秒ほどの時計を出しています。どちらの手前でもバランス良く上手に走っていますし、本数を重ねるごとに息遣いも良くなってきました。また、左前脚の骨瘤もひと回り小さくなるなど、脚元への反動も全く見られません。帰厩に向けて来週以降、更にペースを上げていくことにしています。
【レッドアウレア】
担当スタッフ「15-15開始後も問題なくきており、今週は火曜日に坂路で3ハロン40.8-13.2の時計で登坂しています。今週末は15-15ほどにとどめて、来週または再来週のトレセン移動を視野に調整を進めていきます。順調に進めていけているように脚元なども不安なく、飼葉の食いも良好でコンディションは上々。馬っ気には引き続き注意が必要ですが、いい形で調整を進めることができていますよ」
【レッドレジェーラ】
引き続き状態面に不安はありません。今日は運動のみにとどめ、明日札幌競馬場に向けて積み出します。
【ソニックムーヴ】
16日(水)に坂路コースで4ハロン64.9-47.3-30.5-14.9を単走で馬ナリに追い切りました。「左前球節部にまだ少し腫れは残っているものの、熱が上がったりなどフレグモーネに発展する症状はなく、『運動していくことによって自然と治まる見込み』と獣医師からアドバイスを受けました。そのため日曜日に角馬場で乗り出しを再開。火曜日から坂路コースに入れて15-15までペースを上げています。息遣いや体つきもまだ重いので何とも言えませんが、7/17(土)福島・3歳未勝利(ダ1150m・混)を目標に進めていくつもり。状態を見ながら徐々に強い負荷をかけていきましょう」(宮田敬介調教師)
【スノークォーツ】
本日25日(金)に北海道・オカダスタッドへ移動しました。
長距離輸送による疲れや熱発もなく、無事到着しています。今後しばらくは舎飼にとどめて、患部の経過を観察していきます。
【フェイダウェイ】
ブルーステーブルで調整され、本日25日(金)に帰厩しました。
「この中間も順調に進められ、本日無事にこちらを送り出しています。今週は2本速いところを消化しましたが、問題なく対応できています。少しずつですが成長が見られますし、着実に良化しているので、次走はもう少しやれるのではないでしょうか」(担当者)
*****4歳馬*****
【レッドルレーヴ】
馬体重488キロ。
今週から騎乗運動を開始する予定でしたが、月曜日に両トモが全体的に浮腫んでいたため、今週もトレッドミル調整(ダク500m、ハッキング2000m)にとどめています。入場時に熱発を発症したこともあって脚元は入念にチェックしていますが、フレグモーネの症状ではなさそうです。まだ浮腫みは残っているものの日に日に良化傾向にはあり、ケアも入念におこなっています。様子を見ながらにはなりますが、来週から騎乗運動を再開するつもりです。
【エクストラノート】
「再来週から始まる4回川崎開催(7/05~)での出走に向けて、前走後も状態をキープすることが出来ており、最終追い切りは来週6/30(水)を予定しています。会員様の期待にこたえるためにも、これ以上足踏みをしているわけにはいきません。次こそは何としても決めたいと思っています」(内田勝義調教師)
【パラダイムチェンジ】
「現在は屋外ダートコースにてダクと軽めのキャンター4000mのメニューで調整中です。まだ時計は出さずに長めをじっくりと乗り込んでいます。右トモに緩さを感じますし、左手前が苦手で少し不器用なところがあります。そういう面の改善しつつ、良化を促していきたいと思っています」(担当者)
【モンストルオーソ】
「馬の状態に関しては前走でもかなり良かったように、高いレベルで安定していますが、ここにきて更に上向きな印象を受けています。レースに使いつつ着実に力を付けていますし、4回川崎開催(7/05~)または4回船橋開催(7/17~)のどちらに向かっても引き続き好結果を期待できそうですね。来週半ばくらいまでには次走目標を定めたいと思います」(佐藤裕太調教師)
*****5歳馬*****
【レッドスプリンガー】
馬体重564キロ。
赤木場長「今週も周回コースにて、ダク3000m、20-20のキャンターを2500mのメニューで乗っています。動き出しに少し硬さはあるものの、距離を乗っていけば体もほぐれてきて走りのバランスも悪くないですね。気合も程良く乗っていて、コンディションについては何ら問題ありません。今週はペースアップを控えましたが、来週は終いを少し速くすることも視野に入れて乗り進めていこうと思っています」
【カグラヒメ】
須藤ステーブルで調整され、本日25日(金)に帰厩しました。
「この中間も長めをじっくりと乗り込んでいました。入場時に不安のあった脚元は、もう全く問題ありません。少し余裕残しかもしれませんが、体もフックラと見せていますし、いい状態で送り出せたと思います。体調面も良好ですよ」(担当者)
【リーピングリーズン】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1500m、600mの坂路を2本(17秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。体調は悪くなく、コンディションも徐々に上がってきたことから、今週より15-15を再開しています。このままピッチを上げていけそうですし、本数を重ねながら送り出しに向けて態勢を整えていくつもりです」(担当者)
*****6歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重505キロ。
入場後はウォーキングマシンでの運動をおこなって疲れを取っているところですが、前脚の捌きの硬さは気にならないものの、これまでと比べて元気がありません。また、目の周りが黒ずむなど夏バテの兆候も見られるため、より暑さが厳しさを増すこれからの時季を涼しい北海道で過ごして秋に備えることになりました。週明けの便でノーザンファーム早来に移動する予定です。
【ラヴノット】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き障害練習を主としたメニューで進めています。首の柔軟性が出てきたことで、障害を順調にこなせるようになってきています。連続障害にもしっかり対応していますし、この感じなら全く問題なさそう。むしろ今のこの感じで、平場の走りも見てみたい気がするところ。ちゃんとメンテナンスができましたし、この馬の新たな引き出しも作れたのではないかと思っています」(担当者)
【ヴァイスブリッツ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も右前脚のケアをおこないながら進めています。長めをじっくりと乗り込んでいますが、反動はありませんし、テンションも落ち着いています。こちらでの過去最高体重となっているように、ボディコンディションも上々。送り出しに向けて、そろそろ態勢を整えていけそうです」(担当者)
*****7歳馬*****
【アナザートゥルース】
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も大きな変化はなく、調子が上向いてくるにはまだ時間が必要のようです。全身をしっかり使うことを要求すると体を緊張させてしまうので、ジックリ立て直してあげた方が良さそう。不要な緊張感が抜けてくるまでは馬体も膨らんではこないでしょうし、それまではペースを上げずに乗っていきます。
【ホウロクダマ】
「無事に回ってきてくれましたし、レース後も大きなダメージや疲労はなさそうですね。もし競馬で何かしらの違和感があれば、一度放牧に出して立て直すことも考えていたのですが、本田ジョッキーがスペースの広いところを意識して乗ってくれたこともあり、問題はなかったので、このまま4回船橋開催(7/17~)での出走に向けて続戦することにしました。次を使ったあとは暑さなども鑑みて、一息入れることを検討したいと思います」(山中尊徳調教師)
【ブリリアントリリー】
先週18日(金)に船橋競馬場・林幻厩舎に入厩しました。
「週明けより馬場入りをスタートして、今日はキャンターでハロン平均17秒のところを乗りました。こちらの環境に戸惑う様子もなく、スムーズに調整を進めることが出来ています。岩手で2戦に出走して心肺機能はすでに出来上がっていますので、4回船橋開催(7/17~)での出走に照準を合わせ、ペースアップしていきましょう。C1クラスに格付される予定ですが、中央2勝馬ですから、力関係的には有利だと思います。いきなりから勝ち負けに持ち込みたいですね。南関東競馬でもうひと花咲かせられるよう厩舎スタッフ一同、精一杯尽力いたしますので、よろしくお願いいたします」(林幻調教師)
*****7歳馬*****
【プラチナムバレット】
「パドックでは雑音防止のためにメンコを装着しましたが、返し馬の際にメンコを外してノーマルに。砂を被ることがなく、包まれて揉まれるようなこともなかったので、実戦においてのメンタル面に関しての課題は、次戦以降に持ち越しですね。ダートも問題なく、最後はまだまだ余裕。当然ながら持ち時計も今後詰めていくことが出来るはずです。エンジンやギア、トップスピードという能力の差が、このクラスで歴然とした一戦だったと捉えていますので、完全復活とは言えないですよね。ただ、今回の当地初戦をキッカケにして復調の一途を図れればと思います。次走は7/04(日)高知・C3-16(ダ1300m)を予定していますが、鞍上の永森大智ジョッキーから尾持ちのリクエストがありました。スタートをしっかりと決めましょう」(雑賀正光調教師)