*****2歳馬*****

【ルピナスリード】

チャンピオンヒルズで調整されています。中間は、身体の使い方を教えながら乗り込んで、15日現在、フェルトダートコースでハロン20秒程度のキャンター2000mを乗られ、週2日は1000mウッドチップ坂路で、ハロン18秒位から入って、計測区間の4ハロンを55~56秒台のメニューを消化しています。小泉厩舎長は「吉岡調教師には、こちらから入厩先延ばしの提案をさせていただきましたので、その分、しっかりと馬を”良く”しなくてはいけないと思っています。現状、全体的に少し力んで走る感じがありますが、少なからず精神面も影響していると思います。もう少し首を使って走れるようにする事と、バリバリ食べると迄は言わなくても、しっかりと飼葉を食べられるようになることを目指して、毎日色々と工夫をしながら進めています」とのことでした。

 

【ラッキーガブリエル】

キタジョファームで調整されています。中間も変わりなく、順調に乗り込まれており、15日現在、屋内800mダート馬場でハロン18秒程度のキャンター3000mを乗られ、週2回は坂路に入って2~3本乗られて、うち1日は15-15を乗っており、その他ウォーキングマシン運動を調教の前後に30分ずつ行っています。岡氏は「先月後半に数日楽をさせた以外、コンスタントに乗り込むことが出来ています。まだ体力がつききっていない面はあると思いますが、ここまで頓挫なく、いい意味で変わりなく調教を進めることが出来ているのが何よりだと思います。今後も焦ることなく馬の成長にあわせながら着実に前進を図っていきます」とのことでした。

 

【ルテリブル】

現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬に右前蹄に軽い挫石を発症したため、1週間ほど様子を見ていましたが、現在は徐々に通常メニューへ戻しています。ほぼマイル以下に適性を感じるつくりに変わってきましたが、これからもっと馬体にボリュームが出てくるはず。夏を越すイメージで乗り込んでいけば、もうひと皮もふた皮も剥けてくるでしょう。

 

【ウィズザタイムズ】

週3回坂路入りし、順調に調整中。

担当者は「移動を目前に控えていますので、馬の状態に合わせた調整を行って、移動前の体調維持に努めています。まだ日にちは決まっていませんが、来週出発の便で移動の可能性がありそうです」とのこと。現在の馬体重は457キロ。

竹内調教師からは「6月の後半頃の入厩を予定しています」との連絡が入っており、近々入厩予定。

 

【ルージュエピス】

馬体重:468キロ

一度スクミが出ましたが、再発することなく、順調に調教が進められています。現在は坂路でハロン14秒台の時計も出していますが、前進気勢が強い、しっかりとした動きを見せています。トモが緩い面は見受けられるものの、背腰に疲れが出ていない点は、歓迎すべき材料。入場当初は、穏やかで大人しい印象を受けていましたが、ここに来て母系特有のピリッとしたところも出てきています。

 

【レッドモンレーヴ】

馬体重:500キロ

坂路でハロン16秒台の時計を2本出しているほか、周回コースにおける2500mのキャンター、トレッドミルを使用しての運動をおこなっています。馬体がしっかりとしてきたことで、身体を上手に使った走りが出来ています。乗り込み再開当初は、うるさい面も見せましたが、現在は落ち着いてトレーニングに取り組んでいます。急速にペースを上げることはせず、じっくりと進めていく方針です。

 

*****3歳馬*****

【ルーチェビアンカ】

6月12日(土)札幌・3歳未勝利(芝1200m)に荻野琢真騎手で出走し13着。

今野調教師は「内が有利な開幕週の馬場で外枠を引いてしまい、1200mのペースではさすがに行き切ることが出来ず、上手く立ち回れないまま終わってしまいました。1200mでは忙しかったようですし、ワンペースに脚を使うタイプなので、次はダ1700mに向かうことにします。ダートなら間隔を空けずに出走できると思いますので、状態を維持して次走に向けて態勢を整えます」とのこと。

 

【レッドレジェーラ】

厩舎周りを引き運動。

音無調教師「出走した直後ということで、今日までは引き運動での調整です。飼い葉は食べているのですが、連戦で使っているだけに疲れがそれなりに出ているように思います。3歳未勝利戦が終了するまで猶予はあまりないのですが、優先出走権を得ることができませんでしたし、心身ともに一度リフレッシュさせてあげたいので、ここで放牧に出すことにしました。次走は函館開催を考えており、山元トレセンで調整してから函館競馬場に入厩させようと思っています。明日(木)移動の予定です」

 

音無調教師「札幌競馬場のモニターで見ていましたが、今日はスタートで後手を踏んでしまい、真ん中の枠だったこともあって砂を被って嫌気を出してしまったようですね。勝った馬は2番手からの抜け出しでしたし、展開的にもあの位置からでは厳しかったです。もしかするとブリンカーが効きすぎているのか、もしくは連戦の影響で馬が気負っているのかもしれませんね。気持ちばかりが先走っても空回りしてあのように出負けすることはあるので。状態はいいと思って送り出したのですが、結果を出せず申し訳ありません。この後は馬のコンディションを見ながら決めさせていただきます」

 

【ブランメイユール】

川崎競馬小向TC・池田孝信舎で調整されています。18日の競馬に向けて、14日に並木厩務員を背にして3頭併せで最終追い切りが行われ、馬なりで4F52秒台を計時し、併せた2頭に遅れました。並木厩務員は「最終追い切りは併せた2頭に遅れましたが、併せた2頭は、元々びっしり最後まで追う予定だったのに対して、こちらはそこまでやる必要がなく、当初からラストまで馬なりの予定だったので遅れは問題なく、この馬なりに順調です。ただ汗を掻くようになってきた分、競馬当日の体重は少し減っているかもしれません。この条件とメンバーに入ってどこまでやれるかという気持ちと、強い相手に揉まれながら力をつけていってほしいと思って送り出します」とのことです。18日川崎競馬8R(18:30発走)、3歳(一)・青葉木菟特別・ダート1600mに10頭立ての4枠4番、笹川翼騎手、54キロでの出走が確定しました。

 

【ワイドアウェイク】

6月11日に帰厩。16日、加用調教師は「本日、坂路で時計を出しており、強目程度に追って4ハロン55秒6、ラスト12秒5を計時しました。グリーンウッドTでしっかり乗り込んでもらっていましたので、1本目から良い感じに動いてくれましたし、ここから追い切りを重ねて小倉に向けて仕上げていきたいと思っています。使うレースはここからの状態を見て検討します」とのこと。

 

【ルーチェビアンカ】

6月12日・札幌・3歳未勝利(芝1200m)に荻野琢真騎手で出走し13着。

16日、今野調教師は「レース後も状態に変わりは無く、大きな疲れも無さそうです。札幌滞在ということもありますし、今週のレースで頭数が少なかったり手薄なところがあれば、投票を検討したいと思います。出走馬の想定と明日の投票状況を見て、最終的に決定します」とのことで、今週連闘で出走する可能性あり。

 

【ルージュアドラブル】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

ウッド 67.5-52.0-37.9-12.3 馬なり

助手「今日はウッドチップコースにて単走で追い切りました。下ろしがけはややハミを噛んでいたものの、道中で抜くところを作ってちゃんと脚を溜めることができたと思います。直線も馬なりのままでしたが、促せばスッと動けそうな感じで反応も良くなっています。追い切り後の歩様もスムーズでしたし、脚元の方も問題ありません。しっかりケアしながら来週の出走に向けて調整していきたいと思います」

 

*****4歳馬*****

【エクストラノート】

★6/14(月)川崎・紫陽花賞 C1(六)(ダ1400m)町田直希騎手 結果2着

「3連勝中の勝ち馬が、内めの枠を生かしてハナにいくことはわかっていたので、外にピタッとつけマークし、プレッシャーをかけて潰しにいく作戦だったのですが。7番の馬が勝ち馬に競りかけるわけでもなく、中途半端な立ち位置でしたよね。まんまと勝ち馬のペースに落とされました。上り3ハロン最速(38.1秒)の脚を使い、最後はクビ差まで詰め寄ったのですが。3着馬に4馬身差もつけていますしね。8頭立てという頭数で、決め手を生かせば楽に3勝目と思っていただけに残念です。申し訳ない」(内田勝義調教師)

 

【モンストルオーソ】

★6/16(水)川崎・見返り美人特別 B3(三)(ダ1600m)笹川翼騎手 結果:優勝

「昇級初戦で初めてのマイル戦。そのうえ川崎コースも初。物見を防止するためにパドックではメンコを着用しましたが、何の心配も要りませんでした。落ち着き払っていましたね。鞍上の笹川翼ジョッキーは『横綱相撲で快勝、連勝を決めることが出来ました。しかも浦和、川崎と他場での競馬ですからね。その分、価値もあると思います。水の浮く不良馬場だけが気掛かりでしたが、今のモンストルオーソには関係ありませんでしたね。最後の直線に向くまで、ほぼ持ったまま。安定して力を出せますし、今、本当に充実していると思いますよ』と話していました」(佐藤裕太調教師)

 

【ルヴェルソー】

16日、牧場担当者は「引き続き、坂路コースで1日2本のメニューを中心に調整を行っています。今は元気が有り余っているようで、17秒ペースでは抑えきれないほどの手応えで登坂しています。周回ウッドチップコースの改修工事が完了しましたので、今週から徐々に馬場馴らしを行いつつ併用しています。背腰の状態が良く、馬体重も少しずつ絞れてきましたので、今週末から15-15を開始する予定です」とのこと。

 

【ルヴァンヴェール】

16日、牧場担当者は「引き続き、周回コース3,000㍍をハロン17~18秒ペースで調整しています。動きに余裕も出てきたので、今週から坂路コースで15-15を行ってみたところ、無理なく登坂出来ていました。今後も強めの調教を織り交ぜながら緩めず調整し、更なるペースアップに向けて体力作りを行っていきます。現在の馬体重は500㌔」とのこと。

 

【レッドエランドール】

角馬場後、本馬場で追い切り。

レッドエランドール 59.2-43.2-13.4 馬なり

ポールトゥウィン  58.6-42.7-13.4 馬なり

田中克調教師「雨でCWの馬場が悪かったですし、いきなりあまり負荷を掛けたくなかったので今日は本馬場で追い切りました。先行して最後併せましたが、予想していたよりもしっかり動けましたね。息遣いもそこまで気にならなかったようですし、ジックリ進めてきた甲斐があってうまく立ち上げることができたと思います。今のところ7月初旬に函館へ運ぶ予定で、こちらでまだ何本か追えますからね。今日の感じなら十分間に合うと思いますよ。体調は変わりなくきていて、蹄も問題ないので更に負荷を掛けていっても大丈夫でしょう。状態には注意しながら競馬に向けて乗り込んでいきます。」

※7月11日(日)函館10R・津軽海峡特別(3歳上2勝クラス・ダ1700m)を予定。鞍上は調整中です。

 

*****6歳馬*****

【ブリリアントリリー】

★6/14(月)水沢・B1四組(ダ1600m)山本政聡騎手 結果:優勝

今回のレース後の鼻出血も確認されず、出走制限等の制裁を受けていないため、改めて南関東競馬転入条件を満たしました。

当初からの予定通り、このレースを最後に岩手盛岡競馬から南関東競馬へ転入、預託先は船橋競馬・林幻(ハヤシゲン)厩舎で、4回船橋開催(7/17~)を次走の目標とすることとなりました。近日中に船橋競馬場に移動の予定です。

「鞍上の山本政聡ジョッキーがスマートにというか、丁寧にというか、大事に騎乗してくれましたね。単勝1.3倍の圧倒的支持に応え、最後の直線は独走状態、2着馬に8馬身差をつけ、能力の差を見せつける圧勝劇でした。『最終コーナーで先頭に立つと、フワッとなりましたね。余裕があって遊んでいるのでしょうが、今後修正していきたいところです。前走もそうですが、ピリッとしている感じがないんですよね。気を抜かずに最後まで本気で走ったら、どのくらいいけるのでしょうか』と山本ジョッキー。まずは無事に盛岡競馬場に連れて帰り、スムーズに林幻厩舎にバトンタッチできるよう、しっかりとケアしてあげたいと思います」(橘友和調教師)

 

【レッドヴェイロン】

本日は坂路で追い切りました。

坂路 53.2-39.0-25.0-12.4 一杯

中内田調教師「今週も坂路で、終いまでしっかり伸ばしました。単走でしたが集中していましたし、追われてからの反応も良かったです。先週より重さが取れて動き自体はずいぶん素軽くなっていますね。前走からひと息入ったものの上積みは十分あると感じているところ。ポテンシャルは高い馬ですから今回も楽しみにしています」

※6月19日(日)阪神11R・米子S(L・芝1600m)に岩田康誠騎手で出走を予定しています。想定から除外はありません。

 

*****7歳馬*****

【カヴァレリア】

14日、荒山調教師から「レース後の脚もとや歩様は問題ありませんでした。レース後の疲れも見られませんし、本格的な猛暑になる前に、中2週で6月末の開催に出走させる予定です。ここ数戦、状態が良いなか結果が出せていないのは、年齢も影響しているのかもしれません。今回の走りを見て今後について判断しようと思います」との連絡があった。