*****2歳馬*****
【グロリアスヒーロー】
現在は馬場2周と坂路1本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。坂路でのタイムを徐々に詰めており、2本目の後半はハロン16秒くらいを目処に乗っています。まだ動き自体はモサっとしていて、もう少し騎乗者を引っ張っていくような勢いが出てきて欲しいところ。これから更にペースを上げていく中で、気持ちの面でスイッチが入ってくれればと思います。
【ジュレップグラス】
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。5月31日(月)から騎乗を開始する予定でしたが、同日朝の馬体チェックで両トモが若干腫れていたことから、無理せず一旦運動を控えました。どちらも目立った傷はなく、同じように腫れたので、外傷からの感染症の可能性は低く、輸送や環境、気候の変化などがあったことで一時的に疲労が蓄積したのではないかと思われます。すでに腫れは引いたため、マシン運動を再開しており、来週には騎乗を開始できるのではないかと考えています。
*****3歳馬*****
【ルージュジェイム】
馬体重498キロ。
調整は順調に進んでいます。今週からペースアップしたところで、現在はダート坂路をハロン17秒ほどのペースで1本半上がっています。入場時は左にササるなど走りづらそうでしたが、ここにきてきれいなフォームで真っ直ぐ走れるようになってきました。また、調教を強めてからも骨瘤など脚元への反動は見られず、背腰に疲れが出ることもありません。明日以降、もう一段ペースを上げることになりそうです。
【レッドアウレア】
本日(金)山元トレセンへ移動しました。
担当スタッフ「本日、こちらに入場。レースから間もないこともあってか、ピリピリとした雰囲気がありますね。脚元や馬体に気になるところは見られなかったので、まずはレース後の肉体的な疲労を抜きつつ、気持ちの面でもリフレッシュを図っていければと思います」
【ソニックムーヴ】
「現在は20~30分の程度のロンジングの運動で調整中です。月曜日に改装をおこない、良くなかった蹄の形を修正しています。前脚は、ゆとりを持たせて外が広めるような形で装蹄したことで、姿勢を正しています。翌日から動かし始めていますが、初日こそトモがクタッときていたことでハミに頼っていたものの、2日目は大分嵌ってきています。馬の状態やタイミングを見て、騎乗運動に移行したいと思っています」(担当者)
【スノークォーツ】
松風馬事センターで調整され、本日4日(金)に帰厩しました。
「松風から出発時の馬体重は477kgと申し送りを受けています。もう少し数字を乗せたかったのが本音でも、脚元にトラブルなく調整が進められたことは大きい。一度使って中身も違っているはずですから、今回は勝負に行きたいですね。6/20(日)東京・3歳上1勝クラス(芝2000m・牝)を目標にしていきましょう」(大竹正博調教師)
【フェイダウェイ】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2400m、坂路1本(20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。坂路調教を織り交ぜていて、今週から15-15も消化し始めましたが、以前のように体が細くなるところはありません。むしろ、先週と比べて大幅に増加していて、体調面も良さそう。馬は元気いっぱいですし、この流れでどんどん負荷を掛けていきたいと思っています」(担当者)
*****4歳馬*****
【レッドカルム】
担当スタッフ「今週は火曜日に坂路で3ハロン36.8-12.1の速い時計を出しています。併せたパートナーが動いたのもありますが、こちらも馬なりで無理なくこの時計。稽古後の反動なども見られず、順調な調整過程を踏むことができています。毛艶も上々ですし繋部分など脚元も問題なし。今後も予定の福島へ向けて不安なくメニューを消化していくことができそうです。トレセン移動は2週後くらいかと思いますので、好状態で送り出せるよう引き続き準備をしていきます」
【レッドルレーヴ】
馬体重485キロ。
マシン60分、ダク、キャンター3000mを25-25秒。
今週は暑さも落ち着いていたので、再び距離を延ばして乗っています。馬体重は少し落ちましたが、フックラしていて張りのある好馬体をキープ。帰厩も近いようなので、このくらいの体つきでいいと思います。休むことなく乗り込めているのは何よりですし、暖かくなって代謝も上がってきたのか毛ヅヤも良化傾向。帰厩までこのまま乗り進めていきます。
【エクストラノート】
「目標の3回川崎開催(6/14~)は前走から中2週とやや間隔が詰まっているため、レースまではあまり攻めすぎず、ジックリ調整を進めるつもりで考えています。状態面に気になるところはないですし、次は休み明けを一度叩かれての上積みも期待できそうですね。来週サッと1本追い切れば態勢は整うでしょう。ここで足踏みをしているような馬ではないと思っています」(内田勝義調教師)
【パラダイムチェンジ】
「現在は丸馬場で30分の騎乗運動で調整中です。テンションが大分落ち着いてきたことから、今週より乗り運動を始めています。飼い葉をしっかりと食べるのですが、体重が増えてこないあたり、まだ先週までの感じを引きずっているのかもしれません。ペースアップのタイミングは、様子をよく見ながら判断していきたいと思います」(担当者)
【モンストルオーソ】
「再来週からの3回川崎開催(6/14~)での出走に向けて、本日6/4(金)に4ハロン52.5-38.8の時計をマークしています。これといって動きに気になるところもありませんし、目標までにいい状態に持っていけそうですね。他場で走ることはモンストルオーソ自身にとっていい経験になると思うので、除外されることなく出走が叶って欲しいです」(佐藤裕太調教師)
*****5歳馬*****
【レッドクレオス】
馬体重473キロ。
マシン60分、ダク、キャンター3000mを25-25秒。
先週乗り込んでみても競馬の疲れも感じず、硬さもないので引き続き長めの距離を乗り込んでいます。相変わらず以前より落ち着いているのに少し違和感はありますが、年齢も年齢ですし気性面が成長しているのかもしれません。どこか悪いとかダメージが残っているという感じはなく、乗り進めていって問題なさそうです。右半身は定期的にケアしていますが、いつも通りの緩さというくらいなので、これ以上緩ませないように注意しながら進めていきます。
【レッドスプリンガー】
馬体重561キロ。
赤木場長「去勢手術後も経過は順調で、患部の腫れは既に引いていて傷口も塞がったことから、今週から騎乗運動を再開しました。角馬場で体をほぐした後、現在は周回コースでダクとハッキングを交えて1000mのメニューで乗っています。手術後に楽をさせたことで背腰の疲れや歩様のゴトゴトした感じは概ね解消した様子。来週からペースアップする予定で、様子を見ながら進めていくつもりです。引き続き脚元や馬体のメンテナンスは入念におこなっていきたいと思います」
【カグラヒメ】
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き脚元を含めて体は問題ありませんし、順調にきています。乗り進めても反動が出ることはないので、もう大丈夫だと思います。後はしっかり態勢を整えていきたいところ。来週あたりには送り出せる準備が整うと思います」(担当者)
【リーピングリーズン】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1500m、600mの坂路を2本(17秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から更にピッチを上げて乗り込んでいますが、脚元に反動が出ることはありません。かなり背負っていた冬毛もようやく抜け切って、毛艶が良くなってきたところ。コンディションも上向いてきました。来週帰厩となるようですが、いい状態で送り出せそうです」(担当者)
*****6歳馬*****
【ラヴノット】
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、昨日6月3日(木)に移動しました。
「東京・ダ1400mの特別戦では、よほど展開が向かない限りは、なかなか上位争いをするのは難しいところ。それでもローカルであればまだ見込みはあると思いますし、この夏は何とか前進させたいですね。ただ、年齢的に同じ事を何度も繰り返すわけにはいきませんし、クラブ側とも協議して、アプローチを変える意味合いも含めて、このタイミングで障害練習をおこなうことになりました。慣れさせるために、一旦育成場で初期練習をおこないながら進め、適性があるかどうかを見てもらおうと思います。適性がありそうなら、2~3週でトレセンに戻して本格的に進めていくつもり。転向は難しいとなった場合は、1回福島開催(7/03~)、3回新潟開催(7/24~)に向かえるよう、二段構えで予定しておきます」(小西一男調教師)
【ブリリアントリリー】
「走破時計(1.42.0)は破格だったのですが、今回は相手が悪かったとしか言いようがないですね。アタマ差だっただけに、余計に悔しいですよ。鼻出血もなく、今回の一戦で南関東競馬に転入可能となりました。予定している船橋競馬の登録を、3回船橋開催(6/21~)ではなく4回船橋開催(7/17~)でおこなうこととなり、こちらであと一走することになりました。勝利のワンチャンスをいただき、ありがとうございます。中1週の6回水沢開催(6/13~)での出走を予定しています」(橘友和調教師)
【ヴァイスブリッツ】
「現在は20~30分の程度のロンジングの運動で調整中です。トレセンで右前が相当痛かったと報告を受けていましたが、少し落ち着いたのか、こちらでは痛みはそこまで感じさせません。ただ、右前の歩様が硬いのは確か。先週いっぱいはウォーキングマシンの運動にとどめて、亢進症状がないことから、週明けより軽めに動かしています。水曜日から駈歩も取り入れていますが、まだ動きが硬いところ。このまま進めて、引きずるようならショックウェーブを含めた治療も考えるつもりです」(担当者)
*****7歳馬*****
【カヴァレリア】
6月4日、荒山調教師から「ショックウェーブ治療で背腰の疲れも改善してきています。前走は強い勝ち馬を追いかけ過ぎ、脚を使ってしまいましたので、今度こそ結果が出せるように調整していきます。また、暑さには弱いタイプなので、和らいでいる間に結果を出したいと思っています。レースは6月9日(水)に組まれました」とのこと。
【アナザートゥルース】
現在はウォーキングマシン1時間と角馬場で調整しています。今週初めから馬場入りを開始して3日間ほど乗ってみましたが、気持ちは入るもののまだトモがついてこないようで、走りがバラけてしまうため、まずは角馬場でバランスを整えていくことにしました。動きにも重苦しさが感じられましたし、今後しばらくは角馬場で状態を確認しながら運動を進めていきます。
【プラチナムバレット】
「この中間で前肢の蹄鉄の打ち替えをおこなったと同時に後肢の蹄鉄をあえて外しました。後ろの2本肢はいわゆる裸足の状態。プラチナムバレットの蹴りやすいように蹄が変わってくることが狙いです。そうすることで、トモの踏み込みに力強さが備わってくるはずです。もちろん最終追い切りの前に、蹄の角度に合わせて装蹄しますよ。4回高知開催(6/19~)での出走を予定しています」(雑賀正光調教師)
【ホウロクダマ】
「3回船橋開催(6/21~)での出走に向けて、先週末に軽く1本時計消化をおこなっています。ペースが上がってもメンタル面に問題はなさそうでしたし、この後の馬場状態を見て、明日または明後日のどちらかで追い切る予定。目標までまだ少し時間があるので、先週と同じくらいのペースでおこなうつもりです」(山中尊徳調教師)
*****8歳馬*****
【レッドイグニス】
馬体重488キロ。
坂路で15-15を始めました。8歳馬でも年の割に若く見えますし、毛艶、肉付きも良く、張りも上々。歩様もスムーズです。乗っている時はテンション高めですが、普段は大人しいので大きな問題ではありません。目標のレースに向けて順調に進められています。