*****2歳馬*****

【ルピナスリード】

チャンピオンヒルズで調整されています。中間も、入厩に向けて進めており、1日現在、フェルトダートコースでハロン20秒程度のキャンター2000mを乗られ、週2日は1000mウッドチップ坂路で、ハロン18秒位から入って、計測区間の4ハロンを58秒台で、日によっては55秒台までピッチを上げて乗られています。小泉厩舎長は「週1回位ですが、坂路で時計を出す日にもう一段ペースを上げており、動き自体は問題ないですが少し体重は減りました。ただ、馬体は見映えがして、もっと体重がありそうな位に見せています。あとは飼葉をもっとバクバク食べてくれたら、さらに良くなると思いますよ」とのことでした。1日現在の馬体重は462キロ。

 

【ラッキーガブリエル】

タジョファームで調整されています。中間は屋内600m坂路と屋内800mダート馬場を併用して進めており、6月1日現在、屋内800mダート馬場でハロン18秒程度のキャンター3000mを乗られ、週2回は坂路に入って2~3本乗られて、うち1日は15-15を乗っており、その他ウォーキングマシン運動を調教の前後に30分ずつ行っています。5月29日には屋内坂路で、1本目は16.12-17.07、2本目は17.88-17.47、3本目は14.94-14.91を計時しています。岡氏は「最近はかなり前進気勢が強くなってきていて、騎乗者も馬を抑えるのが大変と苦笑いしています。今の感じだと、兄姉とはタイプは違って、ダートのスプリンタータイプかもしれませんね」とのことでした。

 

【ダイヤモンドフジ】

5月30日に北海道を出発し、6月1日にチャンピオンヒルズに到着。

2日、宮本調教師から「無事に到着したと報告を受けています。近いうちに状態を見に行き、移動後の状態を見て入厩時期を検討していきます。到着時の馬体重は449キロだそうです」との連絡が入っている。

 

【ルージュエクレール】

角馬場運動後、ゲート練習。

萩原調教師「今日は角馬場で体をほぐしてからゲート練習をおこないました。今日は入りと駐立の確認でしたが、だいぶ落ち着いていましたし、ゲートに対して恐怖心を抱いている感じもなかったですね。この後も引き続き練習は必要になりますが、先週にゲート内で縛った効果が出ているのではないでしょうか。この後は土曜日にノーザンファーム天栄に放牧する予定で、馬体や脚元のケアをしっかりおこないながら進めていくつもりです」

 

*****3歳馬*****

【ブランメイユール】

川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。レース後はやや疲れが見られて飼葉食いも落ち気味だったため、軽めの内容で調教を開始しています。並木厩務員は「飼葉も少し残す程度ですが、その辺も含めて疲れが見受けられたので、軽めの調教で乗り出しを開始しています。この前の競馬は残念な結果でしたが、笹川騎手も『状態は良くなっていた。ただ流石に一気に相手が強くなったので、その分でしょう。何戦かこのメンバー相手に走って慣れてくればやれると思う』と言ってくれていたので、使いつつ慣れていってくれたらと思います」とのことでした。

 

【ワイドアウェイク】

グリーンウッドTで調整中。

6月2日、加用調教師は「グリーンウッドTで普通キャンター中心の調整を再開し、順調に進んでいるようです。このまま順調なら小倉開催の頃に出走態勢が整ってきそうですし、馬に合わせて進めてもらい、状態が良くなったところで帰厩時期を検討したいと思います。ただ、無理をする必要は無いですし、馬の体調次第で進めてもらいます」とのこと。

 

【ルージュアドラブル】

本日(水)の検疫で帰厩しました。

 

【レッドアウレア】

厩舎周りを引き運動。

尾関調教師「レース後なので、ここまでは引き運動での調整です。使ったなりの硬さはあるものの気合は程良く乗っていて、今のところガクッときている感じはありません。ただ、飼い葉食いが少し細いのは気になるところ。今日の午後に獣医師による診察を受ける予定で、状態を確認したうえで今後の予定を決めたいと思います」

 

【レッドレジェーラ】

角馬場運動後、坂路1本。

坂路 63.8-47.8-32.4-16.6 馬なり

音無調教師「競馬を続けて使っていますから、追い切りは週末、来週の2本でレースに向かう予定。今日は坂路1本軽めに乗りました。変に力むことなく、集中して走ることができていますね。飼い葉食いは良好で、脚元や馬体も問題なし。ここまでは至って順調です」

 

*****4歳馬*****

【レッドエランドール】

角馬場→坂路1本。

坂路 65.0-47.6-31.1-15.7 馬なり

田中克調教師「まだペースを上げずに坂路で乗っています。熱発の影響が出ないか慎重に見極めていますが、今のところ変わったところもなく順調にきていますね。これなら負荷を強めていけるでしょう。急に速い時計を出しだすとまた何かありそうなので、今週末か週明けから15-15から開始していく予定です。札幌に無理に合わせると反動が出るかもしれませんから、今のところ本線は函館と考えています。しばらくはこちらで調整してから北海道というつもりですが、気候が変わって体調がおかしくなることも考えられるので早めに運ぶことも視野に入れています」

※7月11日(日)函館10R・津軽海峡特別(3歳上2勝クラス・ダ1700m)を予定。

 

*****6歳馬*****

【ブリリアントリリー】

★6/01(火)水沢・B1級三組(ダ1600m)山本政聡騎手 結果2着

「レース後の鼻出血は確認されませんでした。もちろん出走制限等の制裁は受けていませんので、無事に復帰戦が終わったことになります。まずはこれで自厩舎のミッション完了といったところでしょうか。それにしても悔しいですね。勝ちたかったですよ。鞍上の山本政聡ジョッキーは『最後の直線で外から勝ち馬に併せにいき、完全な勝ちパターンだと思ったのですが。勝ち馬の驚異の粘り腰と連勝の勢いにやられてしまいました。申し訳ないです。スタミナに特化したタイプなので、1800m以上の距離であれば逆転していたのではないでしょうか。初物づくしのなか、3着以下に大差をつけたわけですから、十分にたいしたものだと思います』と話していました」(橘友和調教師)

 

【レッドヴェイロン】

本日はCウッドコースで調整しました。

中内田調教師「週末に坂路で時計を出しましたが、やはり動きは良かったですね。出がけから硬さは全く感じませんし、力まずリラックスして走っていました。今朝(水)はCウッドコースを普通キャンターで1周半しましたが、力強さを残した中でも、日々の調教で緩さや重たさは解消しつつあるように映りました。今週の追い切りは明日(木)の予定です」