*****2歳馬*****

【ルピナスリード】

チャンピオンヒルズで調整されています。中間も、状態面に変わりはなく順調に乗り込まれており、18日現在、フェルトダートコースでハロン20秒程度のキャンター2000mを乗られ、週2日は1000mウッドチップ坂路で、ハロン18秒位から入って、終い3ハロンは16-15-15位で進めています。小泉厩舎長は「いい意味で変わらずに、しっかりと課されてた調教メニューをこなしながら進められています。時計をもっと詰めようと思えば出せると思いますが、仕上げる感じより、まずはしっかりと体力強化と精神面の成長を促す意味合いもあって、馬に少し余裕を持たせながら進めています」とのことでした。

 

【ラッキーガブリエル】

キタジョファームで調整されています。屋内600m坂路と屋内800mダート馬場を併用して進めており、18日現在、屋内800mダート馬場でハロン18秒程度のキャンター3000mを乗られ、週2回は坂路に入り、うち1日は15-15を乗っており、その他ウォーキングマシン運動を調教の前後に30分ずつ行っています。岡氏は「まだ少し幼さの残る身体つきですが、だいぶ身体つきも締まってきました。遅生まれですし、これまでの兄姉もどちらかと言うとやや遅出来でしたので、本馬もじっくり時間をかけた方が良さそうですが、ペースが上がって以降いい意味でピリッとしてきましたし、動きを含めてまだまだ良くなりそうです」とのことでした。

 

【ルージュエクレール】

厩舎周りを引き運動。

萩原調教師「追い切った翌日なので、今日は引き運動のみにとどめています。運動中は終始おとなしかったですが、追い切りの反動で疲れていて活気がないわけではなく、自分のリズムで歩けていたので心配は要りません。飼い葉食いはガツガツ食べるタイプではありませんが、この馬なりには食べています。馬体がこれ以上減らないように注意しつつ、引き続きジックリ乗り込んでいくつもりです」

 

【ラブシックボッサ】

BTCで調整中。引き続き坂路中心に乗り込んでおり順調。

5月14日、担当者は「先週も水曜に坂路で1本、15秒から入って終い13秒半位の時計を出し、土曜にも14秒位のタイムを計時しています。速い時計を2本出したことで少しトモに疲れが見られましたので、今週は少し楽をさせ直線1600mコースを18-18程度で乗ってリフレッシュを挟んでいます。体力が付いてきたことで大分行きっぷりが良くなっていますが、ムキになるほどでは無く、余裕を見せつつしっかり動けていると思います。力が付いてきた分、自ら動きすぎてオーバーワークにならないように4~5ハロンの15-15といった長目のメニューと坂路を併用して進めて行こうと思います。筋肉の締まりが出て馬っぷりは良くなっていますし、動きにも軽さが出てきました」とのこと。19日現在の馬体重は460キロ。

 

*****3歳馬*****

【ブランメイユール】

川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。来週から始まる川崎開催へ向け、中間も小向TCの走路で調整されており、14日には中間追い切りを行い、馬なりで4F55秒-3F40秒を計時しました。並木厩務員は「中間追いは馬なりでしたが雰囲気は悪くなく、体重も減っていませんし、いい状態を維持していると思います。本追い切りは併せ馬でビシッと行く予定で、競馬は水曜日の3Rになります。相手関係は強くなりそうですがテンの速さのある馬ですので、番手からどこまでやれるか、楽しみです」とのことです。26日、川崎競馬3Rの3歳戦に登録を行う予定で、詳細については判明し次第、HPの出走情報にてお知らせします。19日現在の馬体重は450キロ。

 

【ソニックムーヴ】

19日(水)に坂路コースで4ハロン52.6-38.5-25.4-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「前回よりも行きっぷりが断然いいですし、使った反動は見られません。状態面にも大きな変化はなく好調キープできています。今回はジョッキーにも正攻法の競馬をと指示しているため、直線どれだけ粘って後続の追撃を凌げるか。集中力を高めるためチークピーシーズ着用。終いも甘くならないように、ハミをリングに替えて臨むつもりです」(宮田敬介調教師)

 

【フェイダウェイ】

20日(木)にWコースで5ハロン71.5-55.5-41.8-13.8を単走で馬ナリに追い切りました。「前走後から問題なく調教を再開できているように疲労の抜け具合も順調。間隔をつめての出走のため、過度な時計消化は必要なく、さらっとした内容でまとめました。先週出走したばかりですので、ガラッと大きく変わったところは見られないものの、動きそのものは悪くありません。前走から距離を延長することにより競馬がしやすくなるでしょうし、砂を被ることにもいくらか慣れが見込めるはずです。2戦目となるダートで前進を期待しています」(中川公成調教師)

 

【レッドアウレア】

角馬場運動後、ウッドチップコースで追い切り。

ウッド 蓑島J 67.9-52.6-38.8-12.3 馬なり

尾関調教師「今日は蓑島騎手が騎乗して、ウッドチップコースで併せ馬。アウレアが追走する形で追い切りました。少し気持ちが入っていますがイレ込んだり変に掛かったりすることもなく、しっかりコントロールは利いていました。仕掛けてからも手前をスムーズに替えて、直線でも馬なりの手応えでスッと動けていましたね。騎乗した蓑島騎手は『立ち回りはスムーズでしたし、直線での反応も早く、最後までいい動きでしたよ』と話していました。前走後にひと息入れたことで馬も成長していますし、ここまでは至って順調。来週の出走に向けてこのまま進めていきます」

※5月30日(日)東京5R・3歳1勝クラス(ダ1600m)をM.デムーロ騎手で予定。

 

【レッドレジェーラ】

厩舎周りを引き運動。

音無調教師「昨日追い切ったので、今日は引き運動での調整です。追い切った後も疲れは見せておらず、歩様もスムーズで硬さはありませんね。飼い葉もしっかり食べていますし、活気も十分。引き続きいい状態を維持できています。何とか今回で決めたいですね」

※5月22日(土)中京3R・3歳未勝利(ダ1900m)にC.ルメール騎手で出走します。

 

【ルーチェビアンカ】

淡路のフォレストヒルで調整中。

5月20日、今野調教師は「順調に乗り込んでもらっており、状態も大分良くなってきました。細身の馬なので滞在競馬は合いそうですし、来週の検疫で帰厩させて北海道へ向かいたいと思っています。テンのスピードがある馬なので芝1,200mを考えており、使うレースは輸送後の馬の状態を見て決めることにします」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【ルヴァンヴェール】

竹内調教師から「レース後の脚もとや馬体に大きな疲労はありませんでした。昨日ケイツーSへ放牧に出しており、暑くなる前に去勢してもらいます。術後の状態次第で、今後の調整予定を牧場さんと相談するつもりです」との連絡が入っている。

牧場担当者は「入場時の歩様等は気になる箇所はありませんでした。獣医と相談し、近日中に去勢手術を行う予定です」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【レッドクレオス】

運動のみ。本日、ミホ分場へ移動しました。

助手「今日(木)放牧に出すことになったので運動だけにしておきました。右トモはそれなりに疲れもありそうですが、いつものレース後というくらいなので大きな問題ではないでしょう。ここまで脚元は大丈夫なので、すぐに立ち上げていけると思います。このクラスで安定して走るためには、もう一段階パワーアップさせていきたいところですが、体質面はだいぶしっかりしてきた印象なので、使いながら変化を求めていきたいと思います。問題なければ分場でもすぐに乗り出してもらうことになりそうです」

 

*****6歳馬*****

【ラヴノット】

16日(日)に坂路コースで4ハロン53.9-39.7-26.0-13.2を単走で馬ナリに追われ、19日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.9秒追走して併せ、55.4-40.2-25.5-12.3を馬ナリに追い切りました。「何とか入ってほしいという願いも虚しく、除外となってしまいました。昨日まではフルゲート15頭に対して出走順は17番目。除外が濃厚だったのですが、回避馬が出たことで今日の想定では1/2の抽選対象となり、出走の可能性が見えていただけに本当に悔しいところです。得意の条件だっただけに、ここまできたなら走らせてあげたかったのですが...。また次の目標に向けて進めていきます。状態は整っているのでこの感じをキープして、来週5/29(土)東京・富嶽賞(ダ1400m・混)か、同日の中京・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)に、相手関係などを見て向かうつもりです」(小西一男調教師)

 

*****7歳馬*****

【カヴァレリア】

5月18日(火)・ 大井・ 東郷坂賞(B3特別・ダ1,600メートル)に真島大輔騎手で出走し6着。

 

荒山調教師は「今日は勝ち時計が速く、相手が強かったですね。カヴァレリアもスタート良く、絶好のポジションに取り付いてくれましたが、勝ち馬に直線で突き放されてしまいました。真島騎手からは『今日は前走を叩いた効果もあり、とても良い状態でした。道中も手応えが良かったので、勝負どころで優勝馬に競りかけた分、直線で苦しくなってしまいました』との話でした。2着以下の馬とは差がないので、B3クラスを卒業出来るように頑張っていきます」とのこと。