*****2歳馬*****

【ルージュエクレール】

馬体重405キロ。

今週は坂路にて15-14ペースに上げて乗っています。入念に乗り込んでいる割に落ち着きはあって、しっかり動けているように変わらず順調です。脚元は気になりませんし、体調面についても問題なし。ただ、飼い葉食いが細く、速いところやった後は食べる量が落ちて馬体重が減ってしまうだけに、工夫しながら食わし込んでいきたいと思います。

 

*****3歳馬*****

【ルージュジェイム】

馬体重498キロ。

マシン60分とダク。

先週から乗り始めていて、一昨日からダクまでやってみました。乗り出してからも患部は小康状態を保っていて、動かしている分、却ってスッキリしてきている感じです。油断はできませんが、立ち上げとしては問題なくきています。もうしばらくはダクだけにとどめる予定ですが、距離を延ばすなど様子を見てみて、問題がないようなら次のステップへ…というように考えています。

 

【ルージュアドラブル】

厩舎周りを引き運動。

国枝調教師「追い切った翌日なので、今日は厩舎周りを引き運動で調整しました。昨日の夕飼い葉もこの馬なりに食べていましたし、気持ちの面でもリラックスしていますね。脚元の方も違和感はなく、コンディションは良さそうです。馬体がこれ以上減らないように注意を払いつつ、出走に向けて状態を更に上げていければと考えています」

 

【レッドアウレア】

担当スタッフ「この中間も不安なく進めることができており、先週末は坂路で3ハロン40.2-13.3のタイムをマーク。動きには余裕がありますし、稽古後の状態に関しても不安点はありません。馬体重が498キロと減少気味なのは少し気にはなりますが、飼葉の食いも変わらずいいですし筋肉のハリも上々。コンディションは申し分ありませんので、移動へ向けて引き続き乗り込みを継続していきますよ。球節の状態や体調に問題がなければ、今週末も同じくらいの時計でやる予定です」

 

【レッドレジェーラ】

調整メニュー:角馬場→坂路

坂路 助手 72.2-53.8-35.3-17.5 馬なり

音無調教師「今日から乗り出して変わりありませんが、予定通り中3週空けて使おうと思います。吉田隼騎手を確保できたので、次走は新潟に連れていくことにしました」

※5月1日(土)新潟3R・3歳未勝利(ダ1800m)を吉田隼人騎手で予定。

 

【ソニックムーヴ】

8日(木)に坂路コースで4ハロン55.3-40.0-25.7-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「中間は順調に調整を進められています。ピッチを上げても脚元に変化はなく、一旦ペースダウンさせたことで、馬自身は疲れも抜けて活気十分な状態に映ります。今週の追い切りに騎乗した杉原も『最後まで気を抜かずに集中して走れていたし、以前稽古で乗せてもらった時より前後がうまく使えている。息の感じも悪くないので、もうあと2本くらいでレースに向かえるのでは』と話していました。予定通り1回新潟3週目(4/24.25)の番組を目標にしていいでしょう。もうひと皮むけてくれば勝つチャンスの近い馬。このまま軌道に乗っていけるよう尽力いたします」(宮田敬介調教師)

 

【スノークォーツ】

8日(木)にWコースで6ハロン85.7-70.0-55.3-41.6-14.3を単走で馬ナリに追い切りました。「今週は単走でもフラットコース長目からの追い切りを消化。ここまでは順調にこれていますし、脚元に大きな変化はありません。さすがにまだ息遣いは重い感じもしますが、無理にプッシュして本数を重ね、痛みがぶり返してしまうのが一番厄介。堪えた様子など見せず淡々とメニューをこなしてしまうスノークォーツだけに、こちらが慎重に確認しながら進めていってやらなければいけません。4/25(日)東京・フローラステークス(G2・芝2000m)一本に照準を合わせて調整しており、鞍上は戸崎に声をかけています」(大竹正博調教師)

 

【フェイダウェイ】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2400~3000m(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。体調面は良好で、引き続き良い調教を積み重ねられています。体もフックラとした状態を保っていて、もう少しで送り出せそうな感じ。中川調教師からは、『そう遠くないうちに戻すつもりです』と聞いています」(担当者)

 

*****4歳馬*****

【レッドルレーヴ】

馬体重483キロ。

マシン60分、ダク、キャンター3000~3600mを25-25秒。

引き続きメリハリを付けながら乗り込んでいるところです。硬さがなくなってきたことで馬も動きやすいのか、余裕のある動きを見せています。脚元、馬体とも気になるところはなく、しっかり乗り込めているのは何より。まだ腹下に冬毛が残っているように状態としてはもう一段階くらい上がってきそうですし、具体的な帰厩時期もまだ決まっていないようなので、少しでもトモを強化できるように今後もしっかり乗り込んでいきます。

 

【レッドエランドール】

調整メニュー:Eコース

田中克調教師「いつも通りEコースでの調整。だいぶ馬はやる気になってきました。レースではブリンカーとシャドーロールを着ける予定。投票所でギリギリまで待ちましたが、土曜日の方がメンバーは軽そうなので土曜日に投票することにします」

※4月10日(土)新潟8R・4歳上1勝クラス(ダ1800m)に西村淳也騎手で出走します。

 

【レッドカルム】

角馬場運動後、坂路1本。

坂路 67.6-50.5-33.3-16.5 馬なり

奥村調教師「今日から坂路に入れています。下ろしがけは少し力むような感じではあったものの、2ハロン目あたりからは折り合いは付きましたし、いいリズムで走ることができていたと思います。最後まで力強いフットワークで、息の入りなども気になりませんでした。脚元の方もしっかりケアしながら進めており、予定通り週末から追い切りを開始しようと思っています」

 

【エクストラノート】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。6日(火)に止め際で躓いて、両前膝に500円玉くらいの擦り傷をつくってしまいました。幸い程度としては軽いものでしたが、このようなことになってしまい申し訳ありませんでした。脚元は大きな問題もなく調教を再開しているのですが、暖かくなってきたからか先週末あたりからかなり馬っ気が強くなってきたところ。気持ちが高ぶっているので、騎乗前にロンジングでの運動も取り入れて、しっかりと教育もしています。患部の状態や、メンタル面などを見ながら今後のメニューを考えていくつもりです」(担当者)

 

【パラダイムチェンジ】

「先週末から軽めに騎乗を再開し、現在は普通キャンターを乗っています。次走は4/20(火)川崎・プロキオン賞 B2B3選抜馬(ダ2000m)が目標。前走の浦和戦と同条件となり、再度B2クラスの格上馬たちも相手になりますが、ここも展開ひとつでチャンスは十分あるはずです。来週後半にサッと1本追い切ってレース本番に臨みましょう」(今井輝和調教師)

 

【モンストルオーソ】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。腕節が安定していることから、今週より調教進度を上げて乗り込んでいます。しっかり積み重ねられていることで、状態も上向いてきました。佐藤調教師からは、『来週あたりに戻すつもりです』と言われています。声が掛かるまで、この調子で良化を促していくつもりです」(担当者)

 

*****5歳馬*****

【レッドスプリンガー】

平田調教師「今朝、櫻井騎手が騎乗して、単走で4ハロンから52-38のタイムを馬なりでマークしました。中間も順調にきていますし、あと1本追ってレースに向かうつもりです」

 

【レッドクレオス】

乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。

助手「今日は北馬場で軽く乗っています。追い切りのダメージもなく、背腰の感じも悪くないですね。前回は使ってきたこともあって張り詰めた感じもありましたが、一度リセットしたこともあってフレッシュでいい雰囲気だと思います。トモに関しては疲れを溜めないようにというのを第一にケアしていますが、だいぶ体もしっかりしたのか最近は状態も安定していますよ。来週に向けてこのまま進めていきます」

 

【カグラヒメ】

4日(日)に坂路コースで4ハロン60.8-44.6-29.4-14.5を単走で馬ナリに追われ、8日(木)にも坂路コースで4ハロン59.3-43.6-28.5-14.3を単走で馬ナリに追い切りました。「昨日はカグラヒメの長所も短所も熟知している横山和生ジョッキーに跨ってもらい、こちらも手探りなところがあるため、軽めの追い切りに終始。横山和生ジョッキーは『冬毛が抜けてピカピカですね。軽快な動きでしたよ。デビュー当初から繊細というか気難しいところがありますが、まずはテンションが落ち着いていることが非常にいいですね』と話してくれました。今の精神面をキープすることを念頭に、転厩緒戦に向けて、ここから上手くギアを上げていきたいと思います」(鈴木慎太郎調教師)

 

【リーピングリーズン】

3日(土)に坂路コースで4ハロン58.0-42.3-27.8-13.8を単走で馬ナリに追われ、7日(水)にも坂路コースで4ハロン56.2-40.8-26.4-13.1を単走で馬ナリに追い切りました。「しっかりとした脚捌きで登板できていますし、脚元に不安もありません。今朝の計量で514kg。帰厩後もちゃんと飼い葉を食べれていて、ボリューム感ある体つきに映ります。以前は上へ上へと抜けてしまうフォームで、やや引っ掛かる場面も見受けられたのですが、ここ最近は収まりよくきちんとコントロールが利いている。今の感じなら折り合いが付き、距離は1800mに延びても大丈夫だと思います。4/24(土)新潟・白馬岳特別(ダ1800m・牝)を鮫島克駿騎手で予定。週末にフラットコース長目から強い負荷をかけるつもりです」(吉岡辰弥調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドヴェイロン】

調整メニュー:角馬場

中内田調教師「今朝、角馬場で乗ってみました。一昨日ほど違和感はなかったですが、背中にも疲れがありそうで、せっかく復調のきっかけを掴めそうなここで無理して進めて、馬の心が折れてしまうことだけは避けたいので、明日ノーザンファームしがらきへ移動させることにします。転厩してから手探りで進めてきましたが、この馬の感覚は掴めてきましたし、能力は間違いなく高いので、何とか大きいところを取らせてあげたいですね。移動後の回復状況を見ながら、また帰厩のタイミングを考えていきます」

 

【ラヴノット】

7日(水)に坂路コースで4ハロンから0.6秒先行して併せ、55.7-40.7-26.7-13.6を馬ナリに追い切りました。「今週はレースで騎乗予定の凌大を乗せて、重賞馬ケンシンコウの胸を借りる形で追い切りをおこなっています。道中は先行して運び、追い上げてくる相手に対して手応え優勢でしたし、脚色でも勝って同入に持ち込んでいます。時計的にはそこまで目立ったものではありませんが、相手もジョッキー騎乗でしたし、一週前追い切りとしては十分な内容。状態は徐々に上向いていますし、来週にはしっかり態勢が整うと思います。最終追い切りはサッと負荷を掛けて、予定通り4/18(日)新潟・角田浜特別(ダ1200m・混)に向かうつもりです」(小西一男調教師)

 

【ブリリアントリリー】

1日(木)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動しました。

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。到着後はマシン運動にとどめていますが、1週間ほど楽をさせたことで、馬体は回復傾向にあります。普段のマシン運動では鼻出血が何か影響を与えている様子もなく、飼い葉食いなども問題ありません。この後も現状メニューを継続し、体調面が回復してから立ち上げていく予定です。

 

【ヴァイスブリッツ】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。引き続きペースを上げずに進めていて、大幅な増加は見られないものの、体を減らしていないのは好感が持てるところ。量をしっかり乗り込めていますし、徐々にいい状態になってきました。この感じを維持していくつもりですが、体重がガツンと増えるようならピッチを上げることも考えます」(担当者)

 

*****7歳馬*****

【カヴァレリア】

8日、荒山調教師から「来週の大井開催目標で調整してきましたが、トモに疲労があり、ショックウェーブ等で治療を施しました。まだ万全の状態ではないので、今開催の出走は見送ることに致しました。ただ、今月後半に再度大井競馬が予定されていますので、そこに向けて調整を進めることにします」との連絡があった。

 

【アナザートゥルース】

4日(日)に坂路コースで4ハロン57.5-41.5-26.3-12.8を単走で馬ナリに追われ、7日(水)にも坂路コースで4ハロン54.1-39.1-25.5-12.9を単走で一杯に追い切りました。「この中間も順調に調整を進められています。追い切りは終い重点にやりましたが、道中ハミを噛むこともなくコントロールが利いていた。重い馬場コンディションでも外ラチ沿いを力強く動けており、最後まで余裕の感じられる内容でした。いい状態をキープできていると思います。来週4/18(日)阪神・アンタレスステークス(G3・ダ1800m)を藤岡佑介騎手で予定。もう一度タイトルが取れるようにしっかり準備していきます」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

☆4/11(日)中山・春雷ステークス(芝1200m・ハンデ)嘉藤貴行騎手

4日(日)に坂路コースで4ハロンから0.7秒追走して併せ、53.6-39.1-25.8-13.2を馬ナリに追われ、7日(水)にも坂路コースで4ハロン54.3-40.3-26.6-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「帰厩からここまで大きな波もなくこれており、体調面含めて安定していますね。調教でも余裕のある動き。特に乗りにくさというのはありませんが、プラチナムバレットの良さを感じてもらうためにも昨日はジョッキーを乗せて感触を確かめてもらいました。送り出しの状態としては申し分ありませんので、ただただ自身の力を出し切ってくれればと思います。あとは今回は初めての距離というのもポイントになり、意識して進めてきたことが表に出せるか。この距離が嵌るかどうかではありますが、いずれにしてもこの次につながる走りを見せてくれることを期待しています」(岩戸孝樹調教師)

 

【ホウロクダマ】

★4/09(金)船橋・アズライト賞 C1C2選抜馬(ダ1000m)森泰斗騎手 結果4着

「短期放牧明けながら、外めの7枠に入り、期待していたのですが。鞍上の森泰斗ジョッキーは『ゲートが開いて一歩目でつまずき、行き脚がつきませんでした。最終コーナーでは中団後方でしたから、最後はよく追い上げることが出来たのではないかと思います。この形でも直線でジワジワと伸びるのですから、1200m戦に戻してもいいかもしれませんね』と話していました。単勝1倍台の1番人気に支持された勝ち馬は、最内枠で楽な競馬だったと思いますよ」(山中尊徳調教師)

 

*****8歳馬*****

【レッドイグニス】

馬体重482キロ。

マシン60分。

問題なければ先週末から乗り始める予定でしたが、右前の膝裏が少しモヤッとしたので引き続きウォーキングマシン運動のみにとどめて様子を見ています。今までに痛めたことはなかった箇所なので慎重に経過観察をしていますが、道悪での競馬で疲れが出たのか、自分で蹴ったりしてぶつけたのか…といったところではないでしょうか。水冷などでケアしていて治まってきてはいるので大きな問題はなさそうですが、すぐに戻るということもなさそうなので、まずは完治するまで引き続き様子を見ていきます。