*****2歳馬*****
【ルージュエクレール】
馬体重410キロ。
先週金曜日に入場。馬体回復のため週末まではウォーキングマシン運動のみにとどめて楽をさせていました。飼い葉はこの馬なりに食べていますし、トレセン在厩時に比べて馬体を増やすことができたため、今週から騎乗運動を開始。月曜日から水曜日までは周回コースでダクとキャンターのメニューで乗っていましたが、活気があって脚取りも良かったため、昨日から坂路に入れて17-16のペースで乗っています。小柄ながらコンパクトにまとまった走りをする馬で、息遣いも上々です。欲を言えば、もう少し馬体重を増やして体をフックラさせたいところ。飼い葉食いや馬体重の推移などを見つつ、今後の調整メニューを決めたいと思います。
*****3歳馬*****
【ルージュアドラブル】
角馬場運動後、Bコースを1周。
国枝調教師「昨日、帰厩させました。今日は初日ということで角馬場とBコースで軽めに乗っています。少々チャカついていたものの、しっかりとしたフットワークで走れていましたし、やはり動きには柔らかみがあります。飼い葉食いも初日にしてはマズマズ食べていて、体のトップラインも細くは映りません。これから追い切りを開始して、出走に向けて態勢を整えていくつもり。次走については、乗り込んでからの具合を見てから決めさせてもらいます」
【ルージュジェイム】
馬体重504キロ。
乗り運動。
今週、患部のエコー検査をおこないました。だいぶ良化していて、「これなら進めていっても大丈夫」ということだったので今日から乗り出しました。今日は人が乗って常歩だけですが、引き続き問題ないようなら馬場に出してダクから始める予定にしています。さすがにうるさいところも見せていましたが、あんまり張り切って力んだりすると余計に脚への負担が掛かるだけに、なるべく早く落ち着いて欲しいところ。一歩前進というところですが、焦らずに様子を見ながら進めていきます。
【ソニックムーヴ】
「時計消化はまだ行っていないものの、15秒ペースまでピッチを上げて、コンスタントに坂路で乗り込めている。歩様がスムーズで脚元やトモの筋肉も問題ないですし、このまま進めていけると思います。ペースを落として若干緩んでしまいましたので、次走は1回新潟開催の三週目(4/24.25)くらいになりそう。平坦コースでよりスピードを生かせるはずですし、そこで決めれるようにしっかり仕上げていきます」(宮田敬介調教師)
【スノークォーツ】
4月1日(木)に坂路コースで4ハロン59.9-44.1-28.8-14.3を単走で馬ナリに追い切りました。「やや軽めではあっても、帰厩後1本目の時計を昨日消化しました。この中間も脚元は変わらず、坂路主体のメニューを淡々とこなす中で、状態が悪くなるようなことはありません。来週から徐々に調教ピッチを上げていき、オークスTRに向かうプランを描いている。引き続きよくケアしながら慎重に進めていきます」(大竹正博調教師)
【フェイダウェイ】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2400~3000m(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。コンスタントに速いところを入れながら乗り込んでいることで、全体的に大分良くなってきた感じがします。後もう少しというところまできていますし、そう遠くなく送り出しに向けての態勢が整いそう。この感じをキープしてしっかり乗り込んでいきます」(担当者)
*****4歳馬*****
【レッドルレーヴ】
馬体重484キロ。
マシン60分、ダク1000m、キャンター3000~3600mを25-25秒。
中間も問題なく、順調に距離を乗っています。距離を延ばして負荷を強めても先週より馬体重が増えていますし、体調自体も上向いている印象です。去年あたりは硬さがあって歩様があまり良くなかったのですが、ここにきてそのあたりがだいぶ解消してスムーズになってきました。トモに関しては大きくは変わってきませんが、少しでもしっかりするように乗り込んでいきます。
【エクストラノート】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。日によっては20秒を切るくらいのところも乗っています。右前の蹄には脈や熱感はなく、安定した状態を保っています。今週末か来週に改装予定なので、問題ない状態であれば送り出しに向けてピッチを上げていくつもりです」(担当者)
【パラダイムチェンジ】
「どこまで通用するか半信半疑の部分がありましたし、道中では一瞬、追走一杯かとヒヤッとしましたよ。それにしても、B3クラスでの昇級緒戦からアタマ差の2着に食い込めたのですから、相手なりに崩れず走れるのは魅力ですよね。今後もひと脚使える強みを生かしての競馬を心掛けたいと思います。中2週で1回川崎開催(4/19~)での出走を予定しましょう」(今井輝和調教師)
【モンストルオーソ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に蕁麻疹が出たのですが、その日の午後には落ち着き、その後は問題ないところ。おそらく一時的なものだったと思います。前の出の硬さは解消してきてゴトゴトした感じがありません。この馬にしては柔軟性が出てきましたし、もしかしたら暖かい時期の方が良いタイプなのかもしれません。そろそろネジを巻いていくことも考えるつもりです」(担当者)
*****5歳馬*****
【レッドスプリンガー】
平田調教師「中間も少し硬さは見られるものの、この馬としては許容範囲内で、順調に乗り込んでいます。3日(土)に4ハロンから53~54秒くらいのところをやって、レースに向けて態勢を整えていくつもりです」
【カグラヒメ】
須藤ステーブルで調整され、3月30日(火)に美浦・鈴木慎太郎厩舎に入厩しました。
「入厩日の翌日3/31(水)と4/1(木)に坂路入りし、16~20秒の時計で登坂。今日4/2(金)には角馬場でじっくりと時間を掛け、ハミ受けや口向きを確認しました。一通り把握できたと思いますので、来週より2回東京開催(4/24~)もしくは1回新潟開催(4/10~)での出走に向けて、臨戦モードに入っていきましょう。今のところですが、右前の骨瘤は放牧先の治療の効果で歩様には見せず、調教にも支障をきたすことはなさそうです。貴重な2勝クラスを預けていただき、非常に光栄に思っています。厩舎スタッフ一同、頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします」(鈴木慎太郎調教師)
【リーピングリーズン】
吉澤ステーブルWESTで調整され、4月1日(木)に帰厩しました。
「今朝は角馬場で長めのフラットワーク。力むことなくリラックスして走れていましたし、筋肉などに疲れも感じられません。非常にいいコンディションで戻ってきてくれたと思います。週末から時計を消化していき、4/24(土)新潟・白馬岳特別(ダ1800m・牝)に向かう予定。カーブがきつい新潟のダート戦では、淡々としたペースで流れてそのまま前残り決着する傾向が多い印象です。リーピングリーズンに合いそうなイメージもあり、1800mの距離さえこなせればチャンス十分だと思います」(吉岡辰弥調教師)
*****6歳馬*****
【ラヴノット】
ブルーステーブルで調整され、3月27日(土)に帰厩しました。
3月31日(水)に坂路コースで4ハロンから0.6秒先行して併せ、54.4-39.5-26.1-13.5を馬ナリに追い切りました。「4/18(日)新潟・角田浜特別(ダ1200m・混)に向けて、先週末にこちらに戻しています。今週は帰厩して1本目ということで軽く流す程度の追い切り。相手は今週出走予定の馬なので、遅れは心配ありません。レースまではまだ2週ありますし、この感じであれば十分に態勢は整うと思います。ここ最近の成績が振るいませんが、得意の新潟なので何とかいい走りをさせたいところ。この馬と手が合う凌大を乗せるつもりですし、しっかり仕上げていきたいと思っています」(小西一男調教師)
*****7歳馬*****
【アナザートゥルース】
「中間は坂路主体の調教メニュー。通常ペース(17~18秒)で日々2本登板しており、今のところ問題なく順調に調整できています。日ごとに疲れは抜けてきているようで、トモの入りもだいぶしっかりしてきました。週末からピッチを上げていく予定ですが、この感じであれば4/18(日)阪神・アンタレスステークス(G3・ダ1800m)に向かえそうですね。皐月賞の裏開催となるため鞍上確保に難航していたところ、有力馬のキャンセルで藤岡佑介騎手に依頼できました。昨年の同レース優勝ジョッキーですし、しっかり馬の力を引き出してくれると思います」(高木登調教師)
【プラチナムバレット】
3月28日(日)に坂路コースで4ハロンから1.1秒追走して併せ、54.3-38.9-25.4-12.5を馬ナリに追われ、3月31日(水)にはWコースで5ハロン66.8-51.5-38.3-11.9を単走で強めに追い切りました。「水曜はブリンカーを着用しての時計消化です。騎乗者が調教師となっていますが、私ではなく調教師の西田が跨っています。終い重点として、イメージしていた通りの内容で終えられましたし、相変わらずのいい動き。短距離仕様にすべく今回は坂路も多用して仕上げています。意識して作り上げているとはいえ実戦にいってスンナリとこなせるかはまた別の話ですが、できる限りのことはやっていきましょう」(岩戸孝樹調教師)
【ホウロクダマ】
「先週3/27(土)に5ハロン64.9-51.8-39.0を馬ナリで、昨日4/1(木)にも3ハロン45.1を馬ナリで追い切りました。こちらの環境では気が入るのか、張り切って走っていますよ。勝手に体も出来上がってくれる感じです。来週の開催最終日4/09(金)船橋・アズライト賞 C1C2選抜馬(ダ1000m)を森泰斗ジョッキーで予定しましょう。最終追い切りは4/5(月)におこないます。格下C2クラスとの混合戦となりますが、持ち時計で勝る相手もいるため、簡単にはいかないでしょう。ただ、ここまで4戦連続1番人気だったように、間違いなく上位人気に支持されると思います」(山中尊徳調教師)
*****8歳馬*****
【レッドイグニス】
マシン60分。
水曜日に入場。道悪で目一杯という競馬ではなかったようで、脚元、馬体ともに問題ありません。少し右半身に疲れがあるかなというところなので、その辺はケアしていきます。馬も消化不良だったのか、かなりうるさいところを見せていますし、競馬の疲れなどもなさそうなので週末から騎乗運動を再開する予定。まずはガス抜きしつつ、リフレッシュさせながら進めていくつもりです。