*****3歳馬*****
【ルージュアドラブル】
馬体重397キロ。
マシン60分、ダク1000m、キャンター3000mを25-25秒。
馬体重も少し増えてきたので、引き続き3000mほどを乗り込んでいます。フックラとまではいきませんが細く見えるわけではないですし、飼い葉もこの馬なりに食べています。どうもここにきて気の強さが出てきて人当たりもキツくなったりしているので、精神的にもう少しユッタリしてくれれば馬体も更に増えてくると思うのですが…。そのあたりの気性は血統的なものもあるのかもしれません。昨日(木)国枝調教師が視察に訪れ、「5月の東京を考えている」とのことでしたから、もうしばらくこちらで調整していくことになりそうです。
【ルージュジェイム】
馬体重507キロ。
マシン60分。
引き続きウォーキングマシンのみの調整です。右前の熱感は残っているものの腫れがぶり返すことはなく、徐々に良くなっていると思います。さすがにストレスも溜まってきているのか、うるさい仕草を見せることも増えていますが、暴れて悪化しても困るので適度にガス抜きしてあげたいところ。右トモの軟腫に関してはほとんど固まってきているので、心配は要らないでしょう。もう少ししたら一度右前の検査をしてみて、今後の進め方を考えることにしています。
【ソニックムーヴ】
「日曜、週明け火曜にも坂路コースでハロン16秒ペースを乗りました。一旦リセットすることも考えたのですが、多少緩んだ感はあってもこのまま進めていける状態と判断できます。中間にショックウェーブ治療を施し、歩様もスムーズで違和感はありません。中山の後半または1回新潟開催(4/10~)を目標に、今週末からまたペースアップして状態を上げていきましょう」(宮田敬介調教師)
【スノークォーツ】
松風馬事センターで調整され、23日(火)に帰厩しました。
「今朝はBコースをハロン25秒ペースの調整。帰厩してまだ脚元の状態を確認しながら軽めに乗っている段階です。以前のような変に煩かったりバタつくこともないですし、精神的にも落ち着いていて幼さがだいぶ抜けてきた印象。飼い葉もしっかり食べれており、体つきは見違えるほど良くなってきました。この時期ですから目標にするレースは決まってきてしまいますが、まだ慎重に進めさせてください。お世辞抜きにして相当ポテンシャルの高い馬だと思います」(大竹正博調教師)
【フェイダウェイ】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2400~3000m(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。体が戻ってきたことから、今週より調教進度を上げて乗り込んでいます。少し減らしてしまいましたが、概ね安定した状態。このペースをキープしながら乗り込んでいけそうです。引き続き体調面も良さそうです」(担当者)
*****4歳馬*****
【レッドルレーヴ】
馬体重478キロ。
マシン60分、ダク1000m、キャンター3000~3600mを25-25秒。
飼い葉も食べていて体調が上がってきた印象で、日によっては長い距離を乗るなど負荷を強めています。冬毛が抜けて見た目にも肌ツヤが良くなっていますし、気温とともに状態も上向きです。硬さは引き続き出ていませんし、乗り手によると歩様も徐々に柔らかみが戻ってきているようです。トモに関しては乗り込んで強化していくしかないので、状態を見ながらメリハリをつけてジックリ乗り込んでいくつもりでいます。
【エクストラノート】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。右前の挫跖痕は大分固まってきましたが、まだ若干の熱感があるところ。少しくぼみも見られますが、そこは蹄が伸びてくれば大丈夫そう。もう解決に向かっていますが、やはり少なからず影響はあったように思います。24日(水)から馬場入りをおこなっていますが問題はなさそうなので、このまま徐々にピッチを上げていくつもりです」(担当者)
【パラダイムチェンジ】
「来週の3/31(水)浦和・花見月特別 B2B3選抜馬(ダ2000m)に申し込んでいます。先週の追い切り、今週の中間の状態からも、B3クラスでの昇級緒戦、そのうえ格上のB2クラスとの混合戦とはなりますが、前向きに出走を検討していますよ。明日3/27(土)に追い切りをおこなってみて、最終的に出否を決めましょう」(今井輝和調教師)
【モンストルオーソ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後は前捌きに硬さが見られたので、念の為レントゲン検査をおこないましたが、問題はありませんでした。動かしていくと硬さが抜けて解れていくので、このまま進めていけそう。以前より逞しさが出てきましたし、体幹もしっかりしているので、このままピッチを上げていくつもりです」(担当者)
*****5歳馬*****
【レッドスプリンガー】
平田調教師「中間、歩様に硬さが出たりする日はあるものの、この馬としては許容範囲内で休まず乗り込んでいます。強い追い切りは何本も必要ないので、次は週明けの29日(月)に時計を出す予定です。
【カグラヒメ】
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。右前の骨瘤をまだ少し気にしていることから、今週に入ってショックウェーブ治療をおこなっています。これでグッと締まってきて、良化してくるはず。まだ冬毛が目立つ現状ですが体調面は良さそうで、このままどんどん進めていけそう。しっかりと負荷を掛けていきます」(担当者)
【リーピングリーズン】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1500m、600mの坂路を2本(17秒ペース、週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。脚元の状態はもう気にすることもなさそうで、この中間も13-13を織り交ぜながら順調に乗り込めています。冬毛が抜けてきて、毛艶が大分良くなっています。乗り込むごとにコンディションが上がっていることがハッキリと分かりますよ。早ければ来週には帰厩となりそうです」(担当者)
*****6歳馬*****
【ラヴノット】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2400~3000m(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週も速いところを織り交ぜながら進めています。ここまで順調にきていますし、もういつでも送り出せる状態。先ほど小西調教師から、『明日トレセンに戻します』と連絡がありました。いい具合で送り出せそうです」(担当者)
【ヴァイスブリッツ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。障害用角馬場でフラットワークをおこないながら整えていたのですが、いい感じで進められていたので、今週から馬場での乗り込みを始めました。本格的な調教をおこなっても体重を減らすことはなく、むしろ増やしているのは好感が持てるところ。もう少しボディコンディションを高めたいので、この感じをキープしながら進めていくつもりです」(担当者)
*****7歳馬*****
【アナザートゥルース】
「抗生剤投与も終えて、今週から通常メニューに戻して調教を行っています。獣医からは『一過性の疲れによるもの』と診断を受けましたが、レース序盤からギッチリと併せられましたので、アナザー自身は精神的なダメージも大きかったんじゃないかと思います。今はもう状態が安定していますし、背腰にも思いのほか疲れは残っていない。来週あたりまで様子を見て問題ないようなら、4/18(日)阪神・アンタレスステークス(G3・ダ1800m)に向かうつもりです。一息入れたほうが良さそうな感じであれば、5/22(土)中京・平安ステークス(G3・ダ1900m)を目指す予定とさせてください」(高木登調教師)
【プラチナムバレット】
21日(日)に坂路コースで4ハロン54.9-40.0-25.7-12.6を単走で強めに追われ、24日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、68.7-53.8-40.1-12.8を馬ナリに追い切りました。「徐々にペースを上げているところです。やはり稽古での動きは文句のつけようがありません。来週からはブリンカーを着用して負荷をかけて追い切りをおこなう予定です。現時点では前走に引き続き本番でもブリンカーをと考えています。稽古通りの動きができればいつだってやれていいはずですので、上手く引き出せるよう模索していきましょう。体調も良好に映りますので、レースに向けてこのままの流れでいきたいですね」(岩戸孝樹調教師)
【ホウロクダマ】
千葉県・ゴリンファームで調整され、22日(月)に帰厩しました。
「1回船橋開催(4/05~)での出走を目標に、週明けにこちらに戻しました。早速ですが、明日3/27(土)に追い切りをおこないます。その内容次第で、最終追い切りとなる来週の追い切りを、しっかりと負荷を掛けたものにするかどうかを決めたいと考えています。リフレッシュ完了といった感じで、体調は申し分ないですね」(山中尊徳調教師)