*****3歳馬*****

【ブランメイユール】

3月1日、川崎競馬3R、3歳(四)・河原鶸特別・ダート1500mにッ出走しました。馬体重は休養前からマイナス9キロの439キロ。スタートを決めて行き脚がつくと、外から内に切れ込みながら3番手でスタンド前を通過して1コーナーへ。向正面に出ると、前2頭との差を詰めて半馬身差の外へつけましたが、途端に鞍上の手が動きはじめ、向正面過ぎでは徐々に後退してしまい、直線でも伸びはなく、勝馬から4秒差の11着でした。騎乗した笹川翼騎手は「今日は競馬をあまりしていませんね。あの位置には楽につけられたので、追走が楽ならもっと競馬に参加できたと思うのですが、今日は終始手応えがない状態で、向正面に入ってすぐも馬は気持ちが乗っていない感じでした。途中で止めている感じもあるし、使いながらかと思います。ここを叩いて今後に期待ですね」とのことで、池田孝調教師は「馬の出来は、完調まではもうちょっと足りないとは思っていたのですが、最終追い切りでは体の動きは良くなっていました。歩様も休み前のトモの良くなかった分は良化しています。ただ、今日の競馬内容を見ると、馬がまだしっかり出来ていない影響で、精神的に嫌がって走っているようなところがあったと思いますし、ゲートを出てから終始いい感じで走れていなかったです。このひと叩きで戻ってくれば、もっと走れると思います」とのことでした。

 

*****4歳馬*****

【パラダイムチェンジ】

★3/01(月)川崎・プリマヴェーラ賞 C1選定馬(ダ2000m)左海誠二騎手 結果:優勝

「ゆったりと競馬させることでの変わり身を求めて、昨年9月以来の2000m戦に挑みましたが、この選択が大正解でした。鞍上の左海誠二ジョッキーは『距離延長の一戦でしたが、C1クラスのマイル戦ではテンに行けていませんでしたし、そのうえ今回は少頭数の大外枠。揉まれることなくマイペースで運べたことが、勝因のひとつだと思います。最後の最後で前を交わした感じですが、内容的には横綱相撲。最終コーナーで4頭の叩き合いを、内からこじ開けたわけですからね』と話してくれました」(今井輝和調教師)

 

【エクストラノート】

★3/01(月)川崎・蓮華草賞 C2(一)(二)(三)(ダ1500m)真島大輔騎手 結果3着

「持ち時計(1.36.4)からいっても、単勝1.1倍に支持されたように相手関係からいっても、まず落とせない一戦だったのですが、右前の蹄の影響が多少なりともあったのかもしれませんね。鞍上の真島大輔ジョッキーは『前を見ながら好位で進めて、余裕を持って抜け出す競馬をしたかったのはやまやまですが。出負けしてしまい、狭くなってしまって、行き脚が鈍ってしまいました。それでも底力を信じて、向正面から外に出してマクる作戦に出たのですが、最後は脚があがってしまいました。3連勝が懸かっていた重要な一戦を落としてしまい、申し訳ありませんでした』と話していました」(内田勝義調教師)