*****2歳馬*****
【ルパンⅡの19】
西舎共同育成場で調整されています。引き続き、BTCの屋内600mダートコースでの調教を主にしてキャンター3000mほどを乗られて、また、屋内1000mウッドチップ坂路での調教も併用して進めています。11日には600m屋内ダートコースでキャンターを乗られた後、坂路で計時区間の3Fを17.8-15.7-15.3を計時しました。騎乗スタッフは「相変わらず動きは軽く、スピードがありますね。分かりやすく、最近のターファイトクラブの関連の馬で例えて言えば、血統は違いますが、タイプとしてはルガーサントと良く似た感じで、ルガーよりもパワーがあります。身体も少しずつ増えてきているのも良いと思います」とのことでした。23日現在の馬体重は464キロ。
【マリーンウィナーの19】
キタジョファームで調整されています。引き続き、屋内600m坂路で進められていましたが、先週からはメニューを切り替えて、屋内馬場でダクとハロン20秒のキャンター3000mのメニューでしっかりと距離を乗って進めており、その他ウォーキングマシン運動を調教の前後に30分ずつ行っています。岡氏は「ここまでずっと坂路調教を継続してきて、馬も慣れてきたのか、楽に駆け上がってくるようになってきましたので、先週からは、次のフェーズとして屋内のフラット馬場でキャンターをしっかり長めに乗って基礎体力の強化を図っています。どうしても坂路だけですと、体力を養っていくという面では足りない部分が出てきますからね。本馬自体は変わりなく、順調ですよ」とのことでした。
*****3歳馬*****
【ルージュアドラブル】
馬体重391キロ。
マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400mを25-25秒。
飼い葉はしっかり食べているものの、馬房や洗い場で前掻きをするなどうるさい仕草を見せていることもあってか、なかなか馬体重が増えてきません。それでも歩様は硬さが取れて良化が窺えるため、今週からキャンターも入れて乗り始めました。小柄な割に一生懸命走る分、背中に張りがありますが、その辺もしっかりケアしつつ、更なる馬体増を促しながらジックリ乗り込んでいくつもりです。
【ルージュジェイム】
馬体重511キロ。
マシン30分。
現在は30分のウォーキングマシン運動のみにとどめています。脚元の方は今のところ落ち着いていて、歩様もしっかり。今週末に獣医の診察を受ける予定で、問題なければマシン運動を60分に延ばす予定ですが、騎乗運動を再開するのはもう少し先になるでしょう。右トモ球節周りの軟腫は固まりつつあります。
【ソニックムーヴ】
21日(日)に坂路コースで4ハロン55.4-39.4-25.7-12.6を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.7秒追走して併せ、52.5-37.7-24.8-12.4を馬ナリに追い切りました。「前回に比べると歩様に滑らかさが欠ける印象で、少しばかり硬く映ります。レントゲンを確認しても骨膜などは出ていませんが、左前橈骨下の外側指伸筋腱(がいそくししんきん)に張りが感じられるため、入念にほぐしながら進めている状況。ただ、追い切りでも好時計で動けているように、状態自体はけっして悪くありませんので、あとはしっかり息を作ってやれれば。来週の競馬に向けてこのまま態勢を整えていきます」(宮田敬介調教師)
【スノークォーツ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。歩様が落ち着いてきたことから、今週より本格的な騎乗運動に移行しています。骨瘤の状態は徐々に良化していて、そろそろ時計消化をしていっても問題なさそうですが、大事を取ってまだ控えている状況。様子を見ながらペースアップのタイミングを探っていくつもりです」(担当者)
【フェイダウェイ】
この後はトレセン近郊のブルーステーブルで調整することになり、24日(水)に移動しました。
「レースを終えて脚元等を局所的に痛めていたりということもなく、大きなダメージは感じられません。調教過程の中では前進が感じられていましたので、それをレースにいっても見せられればと思っていただけに不甲斐ない結果となり申し訳ないです。芝の長いところが本来適した場だとは思いますが、場合によっては別の方向というのも考えてみる必要があるかもしれません」(中川公成調教師)
*****4歳馬*****
【レッドエランドール】
馬体重526キロ。
調整は順調に進んでおり、引き続き週2回は坂路で強めの調教をおこなっています。息遣いは日に日に良くなっており、前向きさも感じられるようになってきました。ただ、負荷を掛け始めたことで全体的に硬さが出てきたため、3月2日(火)に予定されている栗東・田中克典厩舎への入厩前に獣医師の治療を受けることになるかもしれません。
【レッドルレーヴ】
馬体重463キロ。
マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400mを25-25秒。
飼い葉をしっかり食べて馬体は良くなってきましたが、背中に張りがあってトモの踏み込みも力強さに欠ける感じ。前だけで走ろうとしている分、少し硬さが出てきたため、週末か週明けに獣医の診察を受ける予定です。ここにきて左前の蹄が弱くなってきているだけに、しっかりケアしながら入念に乗り込んでいきます。
*****5歳馬*****
【レッドクレオス】
馬体重489キロ。
マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400m~3000mを25-25秒。
右トモの飛節はまだしっかりしていませんが、以前に比べれば良化している印象。歩様はスムーズで走りもしっかりしていますし、蹄の方も問題なし。飼い葉をしっかり食べていて、体調面に関して不安はありません。厩舎からいつ声が掛かってもいいように、今後もケアしながらしっかり乗り込んでいくつもりです。
【レッドスプリンガー】
2月27日(土)の追い切り後に更新します。
※3月4日(木)川崎4R・C3四五六(ダ1400m)に森泰斗騎手で出走を予定しています。
【カグラヒメ】
転入先は3月1日(月)より新規開業する美浦・鈴木慎太郎(スズキシンタロウ)厩舎に決定いたしましたので、お知らせします。
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場時は背腰に疲れがあったのですが、今週に入って大分取れてきました。右前の外側に古い骨瘤があって触ると少し気にするため、まだ軽めの乗り込みにとどめていますが、大きな問題はなさそうです。まだ伸びしろのありそうな馬ですし、いい状態に持っていきたいと思っています」(担当者)
【リーピングリーズン】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1500m、600mの坂路を2本(17秒ペース)のメニューで調整中です。左前の球節周りは依然としてモヤつくことがありますが、調教後はアイシングなどのケアをおこなっていて、そんなに心配するほどのものではありません。元気があって活気にもある状態なので、今週末より速いところを織り交ぜながら進めていくつもりです」(担当者)
*****6歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重533キロ。
坂路で14-13や15-15ほどの時計を週3回出していて、その他の日も角馬場で体をほぐしてから坂路をそれなりのペースで上がるなど毎日乗り込んでいます。だいぶピリッとして動きや反応が良くなってきましたし、先週末に背腰をショックウェーブでケアしたことで疲れもありません。帰厩態勢はほぼ整っており、来週中には栗東・中内田充正厩舎に入厩する予定です。
【クイーンズトゥルー】
「コンスタントに使ってきていますが硬さなどは見受けられず、大きな疲れも感じられません。前走は着順こそ振るいませんでしたが、最後は伸びようという姿勢を見せていましたし、見所はあったかなと思います。前半の追走がスムーズならばもう少し上の着順も見込めそうですし、レースを1回経験したことで、次はどこまで走れるかもう1度見てみたいところ。権利がありませんし、最終週だと頭数も揃う可能性があって出走できるかは分かりませんが、来週3/06(土)小倉・大牟田特別(芝1200m)か3/07(日)小倉・4歳上1勝クラス(芝1200m)を目指したいと考えています」(小西一男調教師)
【ラヴノット】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで2400~3000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。体重が少し減って入場してきましたが、大きな疲れなどは見せていません。そう間隔を空けずに使っていくとのことなので、緩めないように乗っているところです。来週からもう少しピッチを上げて進めていくつもりです」(担当者)
【ブリリアントリリー】
24日(水)に障害試験を受験し、無事合格しました。
「火曜日に角馬場の障害物で踏み切りのタイミングを確認し、翌日に障害試験を受けました。前回も合格しておかしくないほどでしたが、飛越に安定感が増して無事に試験をパスしています。タイムも悪くありませんし、徐々に上達しているのを感じられる内容でした。来週の小倉最終週でのデビューを目指して昨日こちらを出発し、本日のお昼に輸送熱等もなく小倉に無事に到着しています。来週は現地で時計消化とスクーリングをする予定です。実際に障害を飛ばすかは伴の判断に委ねます」(天間昭一調教師)
【ヴァイスブリッツ】
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、24日(水)に移動しました。
「いくら体重が減っていたとは、あの形で進めてあそこまで沈むような馬ではありませんし、やはり気持ちの面でレースを止めてしまったように思います。気難しい馬なので、こちらが思っている以上にストレスが溜まるような競馬だったのかもしれません。厩舎に戻ってきてからもテンションの高さは相変わらず。去勢してまだ半年くらいしか経っておらず、ホルモンバランスが安定してこないこともあるのかもしれません。現状で結果だけにこだわるなら、短距離で行かせるだけ行かすのが一つの手だとは思いますが、それでは先々に繋がらないところ。やはり1回立て直す方が良いと思い、ここで一息入れることにします。レース後も脚元などを含めた馬体にダメージがないのは幸いなところ。能力は感じさせるので、何とか良い競馬ができるよう立て直していくつもりです」(小手川準調教師)
*****7歳馬*****
【アナザートゥルース】
21日(日)に坂路コースで4ハロン56.5-41.0-25.8-12.5を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にも坂路コースで4ハロン55.9-40.1-25.5-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。「追い切りは終始余裕を持ったまま、フォームにもバラつきなく上手に走れていましたよ。この中間も順調に調整を進められています。名古屋大賞典(Jpn3・名古屋ダ1900m)の目も僅かながら残しつつ、本線はあくまで3/17(水)船橋・ダイオライト記念(Jpn2・ダ2400m)と考えている。ダノンファラオやマスターフェンサーなど強敵が名を連ねてきそうですが、アナザーもディフェンディングチャンピオンの立場ですからね。最適な舞台と言えるでしょう。まずは今週末に無事選出されればと思います」(高木登調教師)
【プラチナムバレット】
「現在は馬場でダクとハッキングを5000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。少しずつ終いを伸ばしながら乗り込んでいます。出掛けの硬さは変わらないのですが、ケアをおこなったり、いろいろ試してみたりしています。状態面に関しては何も不安がないので、このままどんどん量を積み重ねていきたいと思っています」(担当者)
【ホウロクダマ】
「現在は屋外ダートコースにてダクと軽めのキャンター3000mのメニューで調整中です。到着後は疲れが残っている様子だったので、ウォーキングマシンの運動で様子を見て、20日(土)に騎乗運動に移行しています。まだ軽めの調教なので徐々に回復してきていますし、当面はこのままじわじわと進めていくつもりです」(担当者)
*****8歳馬*****
【レッドイグニス】
北のダートコースを1周。
鹿戸調教師「昨日、帰厩させました。今日は初日ということもあり、北のダートコースを1周のメニューで乗っています。変にテンションが上がることはなく、運動中の脚運びもしっかりしていましたね。いい状態で戻ってきてくれたと思います。これから追い切りを開始し、馬のコンディションを見ながら出走レースを決めていくつもりです」