*****3歳馬*****

【ルージュアドラブル】

馬体重387キロ。

マシン60分。

レース翌日の7日(日)に入場。背腰に張りがあって触診反応も出ていましたし、歩様にも硬さもあったため、ひとまず今週一杯はウォーキングマシン運動のみにとどめて様子を見るつもり。今週末に獣医の診察を受けて、問題なければ軽めから乗り出して立ち上げていく予定です。具体的な予定はまだ決まっていないため、飼い葉をしっかり食わし込んで馬体増を促しながら進めていきます。

 

【ルージュジェイム】

馬体重490キロ。

マシン15分。

獣医の診察を受けたところ、「少し熱感はあるが痛がる素振りを見せることはないし、歩様も問題ない」とのことだったため、今は疝痛を起こさない程度に軽くマシンで動かしています。水冷等でしっかりケアしながら、無理せず様子を見ていくつもりです。

 

【ソニックムーヴ】

松風馬事センターで調整され、9日(火)に帰厩しました。

「帰厩した翌日から坂路コース主体にキャンター調整。いくらか緩んだ感はあるものの、放牧先でも今回しっかり乗り込んでもらっていたので、休み明けの重ったるいイメージはありません。今のところ両前ソエも落ち着いていますし、キビキビと軽快に動けていますよ。週末から徐々にピッチを上げていき、2回中山開催の二週目(3/07.08)を目標にできたらと思っています」(宮田敬介調教師)

 

【スノークォーツ】

「現在は20~30分の曳き運動のみにとどめています。左前の骨瘤は大分収縮してきて、アスファルトでの歩様も良く見せるようになってきました。大まかな痛みは取れてきたかなという感じです。もう少し回復を促したいと思っていますが、そう時間は掛からなそうです。かなりうるさくなってきて、フラストレーションが溜まっている様子。ただ、騒げるほどの状態になったというのは、裏を返せば良いかなとも思っています。良化が見られ次第、調教を開始する予定です」(担当者)

 

【フェイダウェイ】

7日(日)にWコースで5ハロンから0.4秒先行して併せ、71.3-55.2-40.3-12.6を馬ナリに追われ、11日(木)にもWコースで5ハロン71.1-55.5-41.3-13.3を強めに追い切りました。「単走表記にはなっていますが、実際は三頭併せの一番後ろから外を回ってという内容です。しっかり負荷を掛けられたと思います。最後のキレがもう少し出てくればというところですが、その辺りは体の成長具合も関係してきますので時間が必要なのは否めません。調教に向かう姿勢としては前向きさも出てきていますから、心身が上手くマッチしてくるまでしっかりと鍛えていきましょう」(中川公成調教師)

 

*****4歳馬*****

【レッドエランドール】

馬体重519キロ。

先週土曜日に15-15を、今週水曜日にも15-13ほどの強めの調教をおこないました。ただ、ハロン15秒以上の速いペースになると騎乗者が促さないと進んでいかず、予定していた時計には届かないままフィニッシュしていました。現状では息遣いや体の使い方、それに気持ちの面でも改善の余地を残しているため、もうしばらく乗り込んだ方が良さそうです。

 

【レッドルレーヴ】

馬体重464キロ。

マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400mを25-25秒。

今は飼い葉をしっかり食べていて、馬体重も少しずつですが増えてきました。この時季にしては暖かい気候も手伝ってか冬毛が抜けてきて、毛ヅヤも良化中。歩様はトモの方がまだ頼りない感じはありますが、硬さはないので気にする必要はないでしょう。今後もケアしながら入念に乗り込んでいくつもりです。 

 

*****5歳馬*****

【レッドクレオス】

馬体重488キロ。

マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400m~3000mを25-25秒。

メリハリを付けながら乗り込んでいますが、右半身に違和感はなく歩様もしっかり。この時期にしては毛ヅヤが良く、飼い葉もしっかり食べていて体調自体は良さそうです。蹄の方も今は特に問題はありません。今後もケアしながらジックリ乗り込んでいくつもりです。

 

【レッドエランドール】

平田調教師「今朝、いつも通り櫻井騎手が騎乗して14-14の追い切りを消化しました。引き続きいい動きで、問題なく来ています。前走時でもそこまで太くは見えなかったので、馬体重はこれ以上増えないようには気を付けていきますが、無理には減らさず調教をこなしていくつもりです」

 

【リーピングリーズン】

この後はトレセン近郊の吉澤ステーブルWESTで調整することになり、9日(火)に移動しました。

「3コーナーあたりから鞍上の手応えが急に怪しくなって失速。何かアクシデントでもと懸念するほどポジションを下げましたが、上がってきて状態を確認したところ、脚元など特に異常はありませんでした。今回はパドックでもいつも以上に力みが感じられましたし、再度の小倉輸送で疲れが残っていたためと考えられる。結果を出せずに申し訳ありません。無理せずこのタイミングで一息入れてやり、リーピングが最も得意とする福島開催を次走目標に立ち上げていきましょう」(吉岡辰弥調教師)

 

*****6歳馬*****

【レッドヴェイロン】

馬体重531キロ。

引き続き週3回は坂路で15-14ほどの時計を出しています。お腹周りには余裕があってボテッと映りますが、筋肉に張りが出てきましたし、調教でも前向きさが感じられるようになってきました。徐々にコンディションは上向いています。次走は3月28日(日)に阪神競馬場でおこなわれる六甲S(L)が予定されています。

※3月28日(日)阪神11R・六甲S(L・芝1600m)を予定。

 

【クイーンズトゥルー】

「先週は残念な競馬になってしまいましたが、途中までは考えていた通りの競馬ができましたし、見所はあったと思います。スムーズな競馬にならなかったのはもったいなかったですが、馬は徐々に良くなってきているので、何とかいいレースをさせたいところ。直線では伸びそうなところを見せましたがそれも一瞬でしたし、やはり距離はもう少し短い方が良いのかもしれません。次は芝1200m戦を試してみようと思います。レース後も特に問題はありません。今週も2節で抽選対象でしたし、早ければ来週には出走できそうなので態勢を整えておきます。2/20(土)小倉・八幡特別(芝1200m・混)に登録をしておき、日曜日の平場と両睨みするつもりです」(小西一男調教師)

 

*****7歳馬*****

【アナザートゥルース】

松風馬事センターで調整され、10日(水)に帰厩しました。

「ガチガチだった首と背中の硬さがほぐれ、全体的に柔らかみも感じられる。ごく短期の放牧でしたが、体調も良さそうでいいリフレッシュになったと思います。名古屋競馬場はこれまでアナザーが二度経験し、馬場やコース形態に苦しめられている。例えるなら卵型の形状でコーナーがキツく、曲がるたびにスピードが大きく落ちてしまうんですよね。一方で本線と考えている船橋・ダイオライト記念には、マスターフェンサーやダノンファラオといった強敵が出走を予定しているよう。どちらに向かうかは今のところまだ流動的ですが、良い状態で臨めるようしっかり仕上げていきます」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。体を触った感じはどこも問題ないのですが、以前こちらにいた時と同じで、乗ってからの出掛けの歩様がゴトゴトするんですよね。獣医師にも診てもらいましたが、筋肉痛などの症状ではないとのこと。ハッキングに行くと問題なくなりますし、年齢的な部分かもしれません。このままじっくりと乗り込んでいくつもりです」(担当者)

 

【ホウロクダマ】

★2/12(金)船橋・フェブラリーダッシュ C1C2選抜馬(ダ1000m・ハンデ)達城龍次騎手 結果3着

「結果論ですが、人気を分けた森泰斗ジョッキーの10番と内外で枠順が逆だったら。上手く押し込められて、前を塞がれてますからね。鞍上の達城龍次ジョッキーも、外に出すチャンスを虎視眈々とうかがってくれてはいたものの、なかなか思うような進路取りとはいかなかったようです。直線で窮屈になっても、よく踏ん張って頑張ってくれたと思います」(山中尊徳調教師)

 

*****8歳馬*****

【レッドイグニス】

馬体重483キロ。

マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400mを25-25秒。

先週末にショックウェーブ治療を施す予定でしたが、獣医の都合で今週末に変更。乗っていて少し踏み込みが弱い気はするものの、もともと右トモに疲れが溜まりやすいタイプで、ショックウェーブ治療をおこなえば問題ないでしょう。膝の方は先週よりも熱感が緩和されていますし、飼い葉をしっかり食べて毛ヅヤも良好。体調自体は良さそうです。今後もケアしながらジックリ乗り込んでいきます。