*****2歳馬*****

【ルパンⅡの19】

西舎共同育成場で調整されています。引き続き、BTCの屋内600mダートコースでの調教を主にしてキャンター3000mほどを乗られ、その他、屋内1000mウッドチップ坂路も併用しながら進めています。騎乗スタッフは「中間は坂路でも乗っていますが、引き続き600m屋内ダートコースをメインに使って、体力をつけるべく乗り込みを進めています。坂路で時計を出す調教と比べると地味ですが、本馬について言えば、出そうと思えば速い時計はいつでも出せますからね。この馬にとって、今はしっかり距離を乗って鍛えていくことが重要です」とのことでした。

 

【マリーンウィナーの19】

キタジョファームで調整されています。中間も順調に乗り込まれており、9日現在、屋内600m坂路2本をハロン20秒程度のキャンターで乗られ、その他ウォーキングマシン運動を調教の前後に30分ずつ行っています。スタッフは「この時期の2歳馬にしては落ち着きがあり、調教中も集中して走れています。調教のペースはまだ20-20程度ですが、動きが柔らかくて、良い背中をしていますね。ただ身体つきを見てもまだ幼いように、今後まだまだ変わってきそうな感じです」とのことでした。

 

*****3歳馬*****

【パステルブーケ】

美浦・青木孝文厩舎で調整されています。この中間も今週末の出走に向けて順調に進められており、10日に南馬場ポリトラックコースにて助手が騎乗して追い切りが行われ、68.0-53.3-39.7-13.9を馬なりで計時し、馬なりの古馬1勝馬の内から同入しています。青木孝文調教師は「今日の追い切りは抑揚を付けずにワンペースで馬に負担がかからない内容で実施しました。ゴールしてからも、さらに1ハロンほど脚を伸ばしていますので、実質6ハロンの追い切りになりました。前向きで物見することなくしっかりと走れています。先週末からは飼葉も食べてくれるようになりましたし、良い状態で競馬に向かえそうです。精神面でも競馬の前だからと言って特別カリカリすることもありません。距離は一気に延びますが、今後の目標を決めるためにも、どのような競馬ができるか楽しみですね」とのことです。13日東京、牝馬限定3歳未勝利・芝1800mに原優介騎手で登録する予定です。

 

【ブランメイユール】

川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。中間も引き続いて小向TCの走路で乗られており、10日現在、ハロン18秒程度のキャンター2400~3000mを乗られています。並木厩務員は「体型が放牧に出る前と比べて垢抜けて見せる辺りに成長を感じますが、中間少し飼葉食いが良くなくて、大体与えた半分くらい食べてという感じです。ただ、体重は到着時から5キロほど落ちて10日現在の馬体重は450キロと、調教を進める中で普通に落ちてきている分と判断しています。状態的には気になるところはなく、前回放牧に出る理由となった右トモについても脚の運びはスムーズです。明後日、中間1本目の速いところを行く予定です」とのことでした。

 

【レッドアウレア】

角馬場運動後、坂路1本、最後にゲート練習。

坂路 66.7-49.6-33.1-16.1 馬なり

尾関調教師「今日は角馬場と坂路で軽めに乗ってから、最後にゲート練習のメニューで調整しました。ゲート練習は入りから駐立まで通しでおこなったところ、ゲート内でも落ち着いていましたし、スタートもそこまで速い方ではなかったものの、この馬なりには出てくれたと思います。角馬場や坂路でも力まずいいリズムで走れていましたね。脚元に違和感はありませんが、今後もケアしながら進めていくつもりです。追い切りは明日おこなう予定でいます」

 

【レッドレジェーラ】

調整メニュー:引き運動

音無調教師「レース後は厩舎周りの引き運動で調整しています。こちらに帰ってきてからも大きな疲れはなさそうですし、あまり緩ませたくもないので、明日から乗り出すつもりです」

 

【ワイドアウェイク】

前走のゲート内で少しうるさくしていたためゲート練習を行っている。2月10日、加用調教師は「本日、ゲート練習を行い、縛り付けもやってみたのですが、全く暴れることはなく大人しく駐立できていました。本番と練習の違いが分かっていて大人しいのか、観念しているのかは、やってみないことには分からないですね。日頃は大人しい馬ですからこのまま落ち着いてくれればと思います。問題が無ければ来週以降のレースに向けて調整します」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【ルヴァンヴェール】

10日、竹内調教師は「レース後の疲れも見せずに、飼い葉もしっかり完食し体重も戻って来ています。今朝馬体確認を含めて騎乗運動を行いましたが、心配する箇所はありませんでした。レースで教えてきたことが着実に成果を出し始めて道中脚を溜めることも覚え、本来であれば長い直線も向いているので東京競馬に向かいたいところですが、気性的にテンションが上がりやすい馬なので、中1週は避けた方が良いと思います。次走は中山競馬のダ1,200㍍を目標に調整していきます」とのこと。

 

*****6歳馬*****

【シングシングシング】

今週の、2月14日(日)東京・4歳以上2勝クラス(牝・ダ1,400㍍)に武藤騎手で出走の予定。

10日、伊藤大士調教師は「週末に坂路で14-14を跨がり、今朝はウッドチップコースで併せ馬を行いました。先行して馬の気分重視に進め、最後まで余力充分のまま先着しています。ここまで順調に調整が進み、最終追い切りも納得のいく調教が出来て悔いのない仕上がりになりました。ダートスタートの1,400㍍と昇級戦で相手との力関係もわかりませんが、シングの力を信じてレースに臨みます」とのこと。