*****2歳馬*****
【ホワイトペッパーの19】
馬体重:457キロ
週3回、ハロン17秒ペースの坂路調教を継続しています。ほかに週2回の周回ウッドコースでのキャンター、もう1日はトレッドミルでの調整をおこなっています。気合乗りが良い、軽やかな走りが特徴。背中、腰が強化されてくれば、さらにしっかりとした動きができると考えています。厳冬期は体力強化を目的に、現在のメニューを続けていく予定です。馬体をスッキリと見せていて、体調面も良好です。
【マーブルケーキの19】
馬体重:411キロ
週3回坂路に入り、内2回はハロン14~15秒を1本、もう1回はハロン16~17秒を2本おこなっています。スピード感に溢れた、良い動きができていて、確実な進歩を感じさせてくれます。やや気持ちが張りつめている面が見られ、馬体重も減少傾向にありますので、リラックスさせることも意識しながら調教を進めています。現在はさらに成長するための準備期間という段階ですが、早い時期のデビューも十分に可能だと考えています。
【ラストグルーヴの19】
馬体重:477キロ
週2回坂路に入り、ハロン15~16秒の時計を2本、ほかに周回コースにおける2500mのキャンターをおこなうなど、順調に調教が進んでいます。以前から見せていた、スピード感に溢れた動きに力強さが加わり、さらに迫力のある走りができるようになりました。馬体の張り、毛艶も良く、身のこなしには躍動感があります。強い気性の持ち主ですが、とても賢く、人間の指示をよく理解してくれます。
*****3歳馬*****
【レッドアウレア】
角馬場運動後、坂路1本。
坂路 69.8-50.4-33.8-16.8 馬なり
尾関調教師「昨日、帰厩させました。初日の今日は角馬場と坂路で軽めに乗って調整しています。変にテンションが上がることはありませんでしたし、フットワークに硬さはなく素軽い走りだったと思います。調教後の馬体チェックでも異常は見られないため、これから追い切りを開始してレースに向けて仕上げていくつもりです」
【ソニックムーヴ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間からペースを上げて積み重ね態勢を取っていますが、いい感じで進められていますよ。今週宮田調教師が来場して確認していきましたが、『問題なさそうな感じですね。あと2週間程で戻したいと思います』と話していました。このまましっかりと負荷を掛けて、態勢を整えておきます」(担当者)
【スノークォーツ】
23日(土)に松風馬事センターに移動しました。
「現在は20~30分の曳き運動のみにとどめています。前回は500kg近くでトレセンに送り出しましたが、今回入場時が480kg。さほど細くは映らないものの、元気がないですね。左前の骨瘤が結構痛い影響があると思います。歩様も庇っている様子ですし、しばらくは回復を待たないといけないですね。当面は現状のメニューで様子を見ていくつもりです」(担当者)
【フェイダウェイ】
ブルーステーブルで調整され、23日(土)に帰厩しました。
28日(木)にWコースで5ハロンから0.8秒先行して併せ、70.6-55.5-40.6-12.3を馬ナリに追い切りました。「そこまで長い期間は置いていないものの、疲れも抜けて気分転換にもなったようで元気に帰厩してきました。一本目の動きも悪くはありませんが、全体的な緩さが解消してくるにはまだ時間がかかるでしょう。以前と比べて鳴くような場面は少なくなり、精神面での成長が感じられます」(中川公成調教師)
*****4歳馬*****
【レッドエランドール】
馬体重516キロ。
調整は順調に進んでおり、今週火曜日に坂路で1本目の15-15を消化しました。動きや反応は問題ありませんでしたが、しばらく休んでいたことで太め残りのせいか息遣いがひと息。負荷を掛けた後も反動は見られないため、このまま乗り込むことで良化を促していきます。
【レッドルレーヴ】
馬体重458キロ。
マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400mを25-25秒。
背腰に緩さが残っていることから、良化を促す目的で十字部にグルコサミンを投与しました。歩様に硬さはなく、動きもしっかりしているだけに、暖かくなってくれば良くなってくるはず。馬体重がなかなか大きく増えてはきませんが、飼い葉食いは以前よりも良化しているので心配はないでしょう。厩舎サイドから「しばらくはゆっくり進めて欲しい」と指示があったため、入念にケアしながら焦らずジックリ乗り込んでいくつもりです。
【エクストラノート】
「先週1/22(金)の追い切りもそうでしたが、相手から離れたままなら離れたままでいいと思ってしまうようですね。どこで気合いをつけるか、そのタイミングが今後の出世のカギを握っていると思います。昨日の午後の馬体チェックの際に、右前肢の歩様がいまひとつで、球節にわずかな熱感がありました。念のため、ヒザから下の全箇所のレントゲン検査をおこなったところ、骨はきれいな状態。レース中に挫跖し、右前の蹄底に内出血を起こしているものと思われます。次回の地元開催14回川崎開催(3/01~)まで中4週ありますので、来週一杯は経過観察および治療に専念しましょう。その後の患部の回復次第で、続戦するか否かを決めたいと考えています」(内田勝義調教師)
【パラダイムチェンジ】
「前走の勝ち馬に逆転の可能性も感じていただけに、今回の結果は本当に悔しいですね。大崩れすることなく、堅実に走ってくれているのですが、求められているのはもっと上のレベルですから。次回の地元開催である14回川崎開催(3/01~)まで中4週。十分に時間がありますので、立て直しを図りたいと思います」(今井輝和調教師)
【モンストルオーソ】
「先週1/23(土)に3ハロン43.0、昨日1/28(木)には4ハロン53台の時計での追い切りを消化しています。いい意味で変わりないですね。気持ち良くスムーズに動けていました。来週から更に調整のピッチを上げていき、11回船橋開催(2/08~)での出走態勢を整えていきましょう」(佐藤裕太調教師)
*****5歳馬*****
【レッドクレオス】
馬体重484キロ。
マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400m~3000mを25-25秒。
首筋からトモにかけてと右半身に張りが残っていましたが、ケアしながら進めてきた甲斐もあって徐々に良化している印象。今週から週に2~3日は3000mに距離を延ばし、メリハリをつけて乗り込んでいます。飼い葉もしっかり食べていますし、以前に比べて右トモの感じが良くなっており、蹄の方も熱感はなく歩様もしっかりしているだけに、今後もケアしながら入念に乗り込んでいくつもりです。
【カグラヒメ】
「スタートの立ち遅れがすべて。脚抜きのいい馬場で時計が速く、前半はレースに参加できませんでした。ゲートの中で暴れた際にぶつけたのか右瞼を切っており、レース後に診療所で2針縫う処置をしています。本来であればそのまま小倉に滞在させるプランだったのですが、またテンションが高くなっていますので、ゲート練習なども含めて今回は手元で慎重に調整させてください。少し間隔を空けて、2/20(土)小倉・4歳上1勝クラス(ダ1700m・牝)あたりを目標にしていきます」(昆貢調教師)
【リーピングリーズン】
27日(水)に坂路コースで4ハロン59.1-43.0-28.2-13.8を単走で馬ナリに追い切りました。「今朝も坂路コースで15-15ペースを登板。すこぶる順調に調整できていますよ。馬体重も504kgとすっかり回復していますし、体調面含め凄くいい状態に映ります。馬場コンディションも確認しながら、実質的な最終追い切りは今週末に長目から行う予定。来週2/07(日)小倉・平尾台特別(ダ1700m・牝)に浜中俊騎手で向かいます」(吉岡辰弥調教師)
*****6歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重527キロ。
今週半ばから坂路でも乗り出しました。ペースはハロン15秒ほどです。行きっぷりに陰りはなく、この程度のペースなら以前と変わらず持ったままで坂路を駆け上がっていますし、息の乱れも全くありません。次走予定はまだ決まっていないため、もう少しの間は同じペースを維持して進めていきます。
【クイーンズトゥルー】
「開幕して2週目でしたが、雨の影響で馬場が悪くなってしまい、クイーンズトゥルーにとってはかわいそうな条件となってしまいました。それでももう少し走ってきてほしかったところですが、ペースアップしたところでついていけませんでした。凌大も『非力な面はありますが、どちらかと言えばダートの方が良いのではないでしょうか』とのこと。ただ、ここまでの成績を見ると、ダートでも突き抜けられるかと言えば疑問なところもあります。年齢的にもそう時間はないと思いますので、何か刺激を与えたいところ。クラブ側とは、姉2頭が短距離を走っていたことから、次走は思い切って短い距離を使うことも検討しようという話になりました。今週の芝1200m戦の出馬状況を見ると連闘でも出走枠に入れているので、来週2/07(日)小倉・4歳上1勝クラス(芝1200m・牝)か2/06(土)小倉・4歳上1勝クラス(芝1200m)を本線に、相手関係次第では2/06(土)小倉・4歳上1勝クラス(ダ1700m・牝)までを視野に入れておきます」(小西一男調教師)
【ラヴノット】
「2/14(日)東京・4歳上2勝クラス(ダ1400m・牝)での出走に向けて、今週こちらに戻させていただきました。1ヵ月ほどの放牧だったので大きな変化はありませんが、一息入ってリフレッシュした感じ。前走後も大きな問題はなく、休まず乗り込まれていたことで、状態も良さそうですよ。今週末から徐々にピッチを上げていって、2週間後にはしっかりと態勢を整えたいと思います。レースは減量騎手を乗せるのが良さそうだと思っていて、乗り慣れている凌大をはじめとした騎手は小倉にいるため、3kg減の小林脩斗騎手に早めに依頼してあります」(小西一男調教師)
【ブリリアントリリー】
北総ファームで調整され、本日29日(金)に帰厩しました。
「走路障害での調教を順調にクリアしているとのことで、いよいよ試験に向けて進めていきましょう。これまでの経験として北総ファームで土台を作ると、その後がスムーズにいく傾向がありますので、ジョッキーにも安心して託すことができます。来週は伴に稽古をつけてもらう予定です」(天間昭一調教師)
*****7歳馬*****
【カヴァレリア】
トゥモローファームにて調整中。
29日、牧場担当者は「入場後の一週間は、ウォーキングマシンで軽めの運動を行いました。先週から周回馬場での騎乗を開始し、今週から坂路に入り、20-20前後でじっくり乗りながら、トモに筋肉をつけています。荒山先生から春競馬との指示を受けていますので、目標に向けて調教を進めていきます。馬体重は520㌔」とのこと。
【アナザートゥルース】
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、28日(木)に移動しました。
「松山騎手はレース後、『4角手前で少し苦しくなり、一瞬手応えがなくなりかけましたが、そこから根性を見せて伸びてくれた。是非また乗らせていただきたいです』と話していました。外枠で揉まれない競馬も良かったと思いますが、時計の速い馬場に対応してくれて、今回なにより賞金加算できたことが大きい。狙った交流重賞を使える使えないでは、今後のローテーションがまた違ってきますからね。レース後も馬体に異常はありませんが、さすがに疲れた様子ですので、二週間前後また近郊でケアしてもらうことにします。次走は3/17(水)船橋・ダイオライト記念(Jpn2・ダ2400m)が本線。ただ、こういった情勢だけに海外遠征を予定している組がこぞって路線シフトする可能性も考えられる。以前使った時の感触から馬場が合わない懸念はあるものの、3/11(木)名古屋・名古屋大賞典(Jpn3・ダ1900m)にも念のため申込しておくつもりです」(高木登調教師)
【ホウロクダマ】
「明日1/30(土)に前走後からの初時計を出す予定にしています。この中間はあえてハロン16~20秒のキャンターにとどめて乗り込みを進めてきたことで、大型馬特有の背腰の疲れが抜けてきましたね。問題なく、来月の11回船橋開催(2/08~)に向かえるでしょう。明日の追い切りは心肺機能を整えるもので流す感じでやる予定ですが、それなりの動きで、それなりの時計が出ると思いますよ」(山中尊徳調教師)
*****8歳馬*****
【レッドイグニス】
マシン60分。
木曜日に入場。午後に歩様のチェックをおこないました。両膝に少し熱感があり、歩様にも硬さがありますが、それほど気になる感じではありません。ひとまず今週一杯はウォーキングマシン運動のみにとどめ、週末か週明けに獣医の診察を受ける予定。問題なければ乗り出して徐々に立ち上げていくつもりです。