*****2歳馬*****
【シンギングセンセーションの19】
BTCの環境にも慣れ、年末から坂路調整を開始。担当者の話では「暮れに坂路で軽目を週1回ペースで乗り出し、年末年始(3日間)ウォーキングマシン調整を挟んで、年明けからは週2回坂路で20-18ペースを消化しています。その他の日はダートトラックコースでは2700~3000mをじっくり乗り込んでおり順調です。ここまでは多少乗り進めると疲れを見せやすい面があったのですが、坂路で乗り出した後も問題は見られず、このまま進めていきたいと思います。まだ体型は幼さを残す印象ですが、日に日に体力は付いて良くなってきていますし、これからの成長も楽しみです」とのこと。
【ウィズザフロウの19】
年末年始期間にウォーキングマシン中心の調整を挟んでリフレッシュ。現在は週2回坂路2本(17-15)を乗り出しており、週1回周回コース+坂路1本の調整を行っており順調。
担当者は「年末まで16秒ペースをしっかりと乗り込むことができましたので、年明けから15秒ペースを乗り出し徐々にペースアップしています。15秒ペースを乗り出した後も問題は無く、ここから15-15中心に移行できればと考えています。このまま強目を消化していけるようなら、早期始動が視野に入ってくるかもしれません。馬体は維持できており好調です」とのこと。現在の馬体重464キロ。
【マウントフジの19】
現在は坂路コースを中心に、18-18秒のペースで乗り込まれている。
場長は「先月に疲れが溜まっていたのか体重を落とした時期もありましたが、回復後は順調に状態を戻し、今は元気に日々調教をこなせています。大分このペースにも慣れ基礎体力が向上しているので、来月には15秒近くまでペースアップ出来ると思います。今月中旬に宮本調教師が来場し、体格の良さや筋肉の張りなどを見て「楽しみですね」と言っていました。飼い葉はバリバリ食べていて、16日計測の馬体重は469キロです」とのこと。
*****3歳馬*****
【ソニックムーヴ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。ソエの状態を経過観察していましたが悪い方への動きがないことから、19日(火)から騎乗運動をおこなっています。ロンジングでしっかり動かしていたので、すぐに通常メニューへと移行。来週前半から時計消化も織り交ぜて進めていこうと考えています」(担当者)
【スノークォーツ】
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、近日中に移動予定です。
「現在はウオーキングマシン60分と角馬場で軽くハッキング程度の運動にとどめて調整しています。レントゲンでは骨瘤の大きさがまだ確認できる現状で、エコーでも中筋に少しかかって悪さしているのが分かる。これ以上進めていくのは逆に遠回りになると判断し、一旦近郊に出させてもらうことにしました。申し訳ありません。ただ、今回はトレセンの環境にも慣れて、だいぶ飼い葉食いが良くなってきたことが大きい。スノークォーツはいずれ大きなところを狙えると私自身も意識している馬。そのプロセスの中で、今回トレセンの環境=きついトレーニングを課されるというイメージは払拭させられたと思うので、この期間がけっして無駄になることはありません。次走予定を一旦白紙に戻させてもらいますが、骨瘤が固まるのにそう時間は要さないとも見ているので、状態確認しながらまた帰厩時期を決めていきましょう」(大竹正博調教師)
【フェイダウェイ】
「現在はダートコースでダクとハッキングで2600m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週は坂路コースで15-15をおこなっていますが、反動などはありませんよ。もう少しトモに力が付いてきてほしいところですが、体は徐々にしっかりしてきました。明日23日(土)にトレセンへの帰厩が決まっています」(担当者)
*****4歳馬*****
【レッドエランドール】
馬体重518キロ。
引き続き周回コースと坂路で調整をおこなっています。坂路でのペースはハロン17秒ほど。患部の状態はいい意味で変わりありませんし、先週気になった息遣いも、騎乗調教を続けてきたことで少しずつ改善しています。立ち上げ後の調整は順調で、来週には15-15といった強めの調教を開始できそうです。
【レッドルレーヴ】
馬体重459キロ。
マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400mを25-25秒。
今は飼い葉をしっかり食べていますし、ここにきて背も伸びて全体的に馬体を大きく見せるようになってきました。これで暖かくなって馬体重が増えてくれば、まだまだ良くなってくるはずです。歩様は硬い時もあるとはいえ、それでも以前に比べればだいぶ良くなっている印象。今後もケアしながらジックリ乗り込み、更なる良化を促していければと考えています。
【エクストラノート】
「来週の1/27(水)川崎・川崎記念3連覇ホッコータルマエメモリアル C2(四)(五)(六)(ダ1500m)での出走を予定。本日1/22(金)に5ハロンから70.2-52.9-39.5の時計を出しました。明け3歳馬に遅れたのは、かなり離れた位置から追いかけて、そのうえコースの外を回っているだけで、心配は無用ですよ。一戦毎にレースが上手になってきている印象を受けていますし、前走の時計通りなら、当然ながら連勝は可能でしょう。引き続き鞍上は吉原寛人ジョッキーです。外に出して、ひとマクりで決めたいと思います」(内田勝義調教師)
【パラダイムチェンジ】
「当初からの予定通り、今週の1/18(月)に5ハロンから75.4-58.6-43.1の時計で追い切りました。全くの馬ナリでしたが、しっかりとしたフットワークでラップを詰めていくことが出来ましたね。来週の1/28(木)川崎・C1(一)(二)(三)(ダ1500m)での出走を予定しましょう。鞍上は引き続き左海誠二ジョッキーです。もう順番でしょうし、スカッと決めたいところですね」(今井輝和調教師)
【モンストルオーソ】
「長期休養明けで2走した反動はなく、レース後も状態は安定しているので、予定通り11回船橋開催(2/08~)での出走に向けて調整を進めています。順調にきてはいますが、レース振りからはまだ能力だけで走っているようなところがありますし、ブランクが解消されて終いまでしっかり走れる力強さが出てくれば、C1クラスに昇級しても2連勝は可能ではないかと見ています」(佐藤裕太調教師)
*****5歳馬*****
【レッドクレオス】
馬体重481キロ。
マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400mを25-25秒。
今週から普通に乗り始めました。獣医に診てもらったところ「右前の内管は良くなってきたものの、まだ右半身の首からトモにかけては張りがある」とのことで、その辺をしっかりケアしながら進めています。蹄の方は今のところ熱感はなく、歩様もしっかりしていますが、今後も注意しながら進めていくつもり。しっかりケアしながら回復を促しつつ、帰厩に向けてジックリ乗り込んでいきます。
【レッドスプリンガー】
平田調教師「今朝、櫻井騎手が騎乗して最終追い切りをおこないました。併せ馬で一杯に追われ、65.7-51.1-38.4の時計をマーク。長期休養明けなので、まだ少し重め残りの部分はありますが、このひと追いで格好はつくかなと思っています。来週水曜日のレースに組まれ、鞍上は引き続き森騎手にお願いしています。同じレースに金沢で連勝して転入してきたレッドキュリアスがいて気になっていますが、他は目立った相手はいなさそうです。久しぶりのレースになりますが、帰厩後は今までにはないくらい順調に乗り込むことができただけに、何とか結果を出したいところです」
※1月27日(水)川崎2R・C3 四五六(ダ1400m)を森泰斗騎手で予定。
【リーピングリーズン】
「レース後も馬体や脚元に異常はありませんし、飼い葉をよく食べて馬体も回復してきました。好不調の波はそれほどないタイプですが、ここにきてグングン調子を上げていることからも、暑い時季より冬場の方が得意なのかもしれませんね。次走は2/07(日)小倉・平尾台特別(ダ1700m・牝)を予定。鞍上は前回乗ってくれた西村騎手に先約があったため、浜中騎手に依頼しています」(吉岡辰弥調教師)
*****6歳馬*****
【レッドヴェイロン】
馬体重521キロ。
今週月曜日から角馬場でハッキング調整を開始しました。歩様は問題ありませんし、背中などに張りもなくフレッシュな状態ですが、もう1週間ほどは軽めの調整にとどめてメンタル面のリフレッシュを図ることにしています。
【ラヴノット】
「現在はダートコースでダクとハッキングで2400m(20秒ペース、週1回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に進められていて、今週小西調教師と連絡を取りましたが、来週にはトレセンに戻すとの話がありました。こちらに入場後もレースの反動などはありませんでしたし、すぐに乗り始めていて緩みもありません。いい状態で送り出せると思います」(担当者)
【ブリリアントリリー】
「現在は500mの馬場をダクとキャンター3000m(20秒ペース)を右回りと左回りで各1セットのメニューで、週に1回は障害練習も並行しておこなっています。今週も走路障害で調教をおこなっていますが、相変わらず飛越は上手。先日天間調教師と話したところ、『そういう感じであればそろそろ入れたいと思います』と言われています。声が掛かるまでしっかりと積み重ねていきます」(担当者)
【ヴァイスブリッツ】
17日(日)にWコースで5ハロン72.7-56.0-41.2-12.9を単走で馬ナリに追われ、20日(水)にもWコースで5ハロンから1.6秒先行して併せ、70.5-55.0-41.7-12.6を馬ナリに追い切りました。「ゲート試験は本日22日(金)に問題なく受かりました。先週末から馬場で速いところをおこなっていて、今週も併せ馬で更に負荷を掛けましたが、相手につられて引っ掛かり気味に行くような前向きな面が見られ、大分仕上がってきた感じ。これであれば来週には態勢が整いそうなので、1/31(日)東京・4歳上2勝クラス(芝1800m・混)に向かいたいと思います。長い距離を使われて勝っていますが、いろいろな面を踏まえると1800mや2000mが合いそうな感じ。また、前からみたいなのですが、トモに緩いところがあって、手前を頻繁に替えますね。去勢して削げてしまっていて、欲を言えば牡馬なのでもう少し体が欲しいところ。暖かくなれば変わってきそうなので、長い目で見ていきたいと思っています。膝はスッキリとしていて、熱感などもないのでいい状態で出走させたいですね」(小手川準調教師)
*****7歳馬*****
【プラチナムバレット】
20日(水)にWコースで6ハロン84.0-68.0-53.2-39.5-12.6を単走で馬ナリに追い切りました。「先週で障害飛越の感覚はつかめていますので、今週は平地調教を主体に進めています。水曜には草野とコンタクトを取りながら長めからしっかり乗って、いい感触を持って終えられました。この後は土曜にこちらを出発して日曜に小倉に到着予定です。現地では金曜に障害馬を集めてスクーリングをおこなうので、そこで障害を見せるだけにするかまたは飛ばすかはジョッキーの判断にゆだねるつもり」(岩戸孝樹調教師)
【ホウロクダマ】
「前走は内枠だったので仕方ない部分はありますが、出来れば勝ち馬を外から見ながら運びたかったですね。ここで土がついてしまう形となりました。次走については、11回浦和開催(2/01~)に申し込みはしたものの、レース後はいくらか疲れが窺えるため、無理せず11回船橋開催(2/08~)に向かいましょう。それまでにしっかりと状態を整え、巻き返しを期して臨みたいと思います」(山中尊徳調教師)