*****2歳馬*****

【オウシュウフリートの19

現在は夜間放牧と並行しながら、坂路1本(上限2325秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「今月初旬から本格的な馴致を着手し、装鞍・ロンジング・ドライビング・乗り慣らしと順次クリアしました。下旬以降は同期生たちと一緒に坂路入りしてコース周辺環境に馴染ませています。気性がピリッとしている割に冷静に取り組めているので、今のリズムでメニューアップを図ることが出来れば理想的でしょう」と話していました。

 

【クラックコードの19

現在は夜間放牧と並行しながら、馬場1周と坂路2本(上限1820秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「この中間よりキャンターのペースを上げていますが、ペースアップしても同じ脚色で登坂しているように、まだ器用さに欠ける印象を受けます。心身ともに粗削りながらいい体つきをしており、こちらの意のままに動けるようになれば、ガラッと変わってくる馬ではないでしょうか」と話していました。

 

【タニノジュレップの19

現在は夜間放牧と並行しながら、馬場1周と坂路2本(上限2023秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「今月上旬から同期生たちと一緒に本格的な調教メニューへ移行しています。やや自己主張の強い面が垣間見え、今のところ許容範囲に収まっていますが、どんどん負荷を強めていくとテンションが高揚していきそうな雰囲気があります。小柄でデリケートな牝馬ですが、いいスピードがありそうですし、当面は心身の成長を促すことを最優先に適切なメニューで対応していきます」と話していました。

 

*****3歳馬*****

【パステルブーケ】

井ノ岡トレーニングセンターにて調整されています。この中間も、600mダート馬場にてダク1500mとキャンター3000mを乗られて、週に3回は終いをハロン16秒まで伸ばしています。牧場スタッフは「この中間も特に変わりなく、元気に過ごしています。ただ、飼葉は完食しているのですが、なかなか馬体重は増えてきませんね。31日と11日はウォーキングマシン運動のみで騎乗運動はお休みしますので、そこで少し増えてくれたらなと思っています」とのことでした。30日現在の馬体重は410キロ。

 

【ブランメイユール】

阿見トレーニングセンター内チェスナットファームで調整されています。この中間からは騎乗運動を開始しており、30日現在、軽めにハッキングで調整されています。牧場スタッフは「乗り始められる程度には回復してきましたが、馬体重もそれほど増えてきませんし、戻りはあまり良くはないですね。ただ、右トモは徐々に良くなってきています。時間をかけてしっかり乗れるようになるまでは軽めのメニューで進めていきます」とのことでした。

 

【ワイドアウェイク】

この中間も順調。12月30日、加用調教師は「1月9日(土)中京・ダ1800mに向かうつもりですが、混み合っていて除外となりそうな場合、同じ週の同条件に出られる枠があれば回りたいと思っています」とのことで、状況によっては他のレースに回る可能性も。

 

*****4歳馬*****

【エルバルーチェ】

年明けの1回小倉開催での出走を目指しています。きょう31()はウッドチップコースで、5Fから71.7-56.6-42.6-14.0秒を馬なりでマークしました。

小島茂之調教師は「先週の調教で助手が跨った際に『やや肢さばきの硬さが気になる』と話していたため、けさは私が騎乗して確かめてみました。実際に跨ってみて、確かにそういう面は感じられる様子でした。そして、先週は道中でモタモタするような面を見せていて、けさは終いにかけての脚色がいまひとつでした。だいぶ寒くなってきていることも影響しているかもしれませんが、しっかりと状態を見極めていきます」とコメントしています。

 

年明けの1回小倉開催での出走を目指しており、年末年始の変則日程のため、今週はあす31()に時計を出す予定です。

 

*****7歳馬*****

【カヴァレリア】

12月31日(木)大井・カウントダウン2020賞(B3選抜特別・ダ1,600㍍)に服部茂史騎手で出走し14着。

荒山調教師から「前走の矢野騎手から『スタートしてフワフワするところがある』との話があったので、今回はゲートから気合いを付けて先行させましたが、内枠の先行馬が多く、終始大外を廻される競馬になり道中で脚を使ってしまいました。今回はレースに向けての調教パターンも変更したのですが回答を出せませんでした」との連絡がありました。