*****2歳馬*****

【ルージュアドラブル】

馬体重397キロ。

マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400mを25-25秒。

引き続きウォーキングマシン運動のみにとどめ、ケアしながら様子を見てきましたが、歩様の硬さも徐々に取れて馬体重も少しずつ増えてきたため、水曜日から通常メニューで乗り出しました。ただ、その日の午後になって喉が腫れて熱発(39度1分)したため、すぐに治療して翌日(木曜日)は休ませたところ、その日の午後には38度3分まで下がりました。まだ喉には腫れが残っているだけに、腫れが落ち着くまでは治療しながら舎飼で様子を見るつもりです。獣医によると「風邪で喉が腫れた」とのことで、「寒さや乗り出したことによる疲れが原因で、風邪を引いたのではないか」という見解でした。飼い葉はしっかり食べていて馬体重も増えつつあるだけに、回復し次第、動かしていきます。

 

【レッドレジェーラ】

馬体重500キロ。

調整は順調に進んでおり、今週火曜日にも坂路で13-13を消化しました。先週よりも楽な手応えを保ったまま、2ハロン26秒ちょうどの時計をマーク。前後左右のバランスも悪くありませんでした。残された課題は、運動中にゴネるところだけです。帰厩に向けて明日(土)は15-15ほどの強めの負荷を掛ける予定です。

 

【スノークォーツ】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600m2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。騎乗運動開始後も順調に進められています。騎乗してみて感じたのですが、四肢を大きく使う馬で、可動域が大きいですね。体の使い方も良いと思います。ただ、今週の月曜日に改装をおこなったのですが、釘打ちをする時に蹄を叩かれるのが嫌だったのか急に立ち上がる素振りを見せました。普段は大人しい馬なので意外でしたが、次におこなう際は気をつけようと思います。普段の調教では扱いやすいですよ」(担当者)

 

【フェイダウェイ】

1129日(日)にWコースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、71.7-56.3-41.9-14.3を馬ナリに追われ、123日(木)にもWコースで5ハロンか1.2秒追走して併せ、70.8-54.9-41.1-13.8を馬ナリに追い切りました。「昨日は三頭併せの一番後ろからで、前の目標について動いている感がまだ拭えません。自分から走ろうという前向きさというのがもっと出てきてほしいのが正直なところです。時計もつめたいのもありますし、具体的なデビュー戦というのはもう少し進めてから考えていきましょう。距離に関していえばある程度あった方がいいタイプかと思います」(中川公成調教師)

 

*****3歳馬*****

【レッドエランドール】

124日レース後コメント(1着)

新子調教師「何せ今日もフワフワしながら走っていましたが、後ろから来た分だけ頑張ってくれました。年内に2勝してお返しすることができて良かったです。ありがとうございました」

 

【レッドルレーヴ】

馬体重450キロ。

マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400mを25-25秒。

以前に比べると飼い葉食いが良く、馬体重も増えてフックラしてきました。ただ、トモの踏み込みが弱く、前だけで走ろうとしている感じ。まだ硬さも残りますが、その辺は入場当初に比べると徐々に良くなってきています。「しばらくはジックリ進めて欲しい」とのことでしたから、しっかりケアしつつ良化を促しながら入念に乗り込んでいくつもりです。

 

【エクストラノート】

「先週11/28(土)に川崎競馬場の本馬場にて、5ハロンから格上馬と併せて、68.6-52.9-38.2の時計で追い切りました。中間1本目の時計ですし、11回川崎開催(12/14~)まで時間がありますので、息を整えることをイメージしての追い切りでした。併走馬に負けず劣らずといった感じで、ハミをしっかりと取って、自分から動けていましたね。無理にピッチを上げる必要はなく、あと1本もしくは2本で態勢は十分に整うと思いますよ」(内田勝義調教師)

 

【モンストルオーソ】

「帰厩してからの日が浅く、まして約1年ぶりとなる実戦。半信半疑の部分があったことは否めませんが、格好をつけてくれたというか、よく頑張ってくれました。次走は9回浦和開催(12/21~)もしくは来年年明けのの地元10回船橋開催(21/1/11~)を予定。来週より立ち上げていきますが、長期休養明けの分、ガラッと変わり身を見せてくれるでしょう」(佐藤裕太調教師)

 

【パラダイムチェンジ】

「予定通りに先週11/28(土)に川崎競馬場の本馬場に移動し、4ハロン55.4-40.5の時計で追い切りました。これまでと同様の時計で馬ナリですからね。馬体も大きく見せていますし、好調子をキープしているといったところでしょうか。11回川崎開催(12/14~)に向かいましょう」(今井輝和調教師)

 

*****4歳馬*****

【レッドスプリンガー】

平田調教師「入厩後も順調に調整しています。まだ長期休養明けということもあり、動きはモッサリしていますが、気持ちはフレッシュですし、これから進めていくにつれてどんどん良くなっていくでしょう。まずは1月4日の調教試験を目標にしていきます」

 

【カグラヒメ】

「現在は角馬場でダクと、1100mの馬場をハッキングキャンターで1100m、坂路コースを1本(1718秒ペース)のメニューで調整中です。体がフックラとしてきたことから騎乗運動を始めたのですが、ここまで乗り込んできても体重を減らすようなことはありません。厩舎に戻れば減らしてしまうので、ここでなるべくアドバンテージをつくっておきたいところ。落ち着きがあっていい感じで進められているので、この状態をキープしていきたいと思います」(担当者)

 

【リーピングリーズン】

「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター40004500m600mの坂路を2本(17秒ペース)のメニューで調整中です。入場後は大きな疲れもなく問題ない状態だったので、今週から騎乗運動をおこなっています。そこまで長い滞在にはならなそうなので、このままどんどん進めていきたいところ。週末から15-15を取り入れていくつもりです」(担当者)

 

*****5歳馬*****

【クイーンズトゥルー】

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。微増ではありますが、毎日の調教を継続しながら馬体重が増えている点は好感が持てます。毛足が長くモコモコして映るものの、ツヤが良くなってきた分、以前と比べても見るからに体調が上向いているのを感じ取れます。この後は坂路の本数を増やすなどして更に負荷を強めながら、入厩時期を探っていく予定です。

 

【ラヴノット】

「最終追い切りでようやく本来のラヴノットの姿に戻ってきた感がありましたが、帰厩してから坂路、ウッドコースで4ハロン、坂路と3本の追い切りで、6ヵ月ぶりの実戦。正直完調ではありませんでしたが、どんな走りができるか見ていました。そんな中でも、東京のこの条件でまずまずの走りができたと思いますし、何走かさせれば2勝クラスでも通用するのではないかという手応えを掴めたところ。年齢を重ねて更に力を付けてきていると思います。レース後も大きな疲れはありませんし、このまま在厩で続戦させる予定。権利がないので出走できるかどうかは不透明ですが、再来週の12/20(日)中山・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)か12/19(土)中京・大須特別(ダ1400m)を目標にします。ひと叩きした効果はあるでしょうし、次は前進させたいと思っています」(小西一男調教師)

 

【ヴァイスブリッツ】

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ状態はガラッと良くなったとは言えませんが、ここまで乗り進めてきても体調や飼い葉食いは良好と言える状態です。引き続き現状メニューを継続しながら更に調子が上向いてくるよう、再度のオゾン治療なども検討していくつもりです。

 

*****6歳馬*****

【プラチナムバレット】

この後は美浦近郊の須藤ステーブルで調整することになり、121日(火)に移動しました。

「ジョッキーとも話していたのですが、どうも気持ちの面というのが影響しているように感じます。自分で加減しているような印象です。飛越もセンスがありますし、平地の力もありますのでそれが表に出せるよう、助けになるならばブリンカーというのも試してみてもいいのかもしれません。初めての障害戦での疲れは感じさせますので、ここで一旦小休止をはさんだ後に来年の小倉での出走を目指して帰厩させる予定です」(岩戸孝樹調教師)

 

【ホウロクダマ】

「結果的には鮮やかな競馬で当地初勝利。とりあえず胸をなでおろしましたよ。現状、9回浦和開催(12/21~)では引き続きC1クラスでの出走、来年年明けの地元10回船橋開催(21/1/11~)ではC2クラスでの出走が可能ですので、次走をいずれにするか悩みますね。まずは状態第一優先で、矛先を向ける方向を決めたいと思います」(山中尊徳調教師)