*****2歳馬*****

【パステルブーケ】

井ノ岡トレーニングセンターにて調整されています。この中間は、ウォーキングマシン運動を30分行ったのち、600mダート馬場にてダク600mとハッキング1200m、さらにハロン1820秒程度のキャンター3000mを乗られています。牧場スタッフは「こちらに来てすぐは飼葉を残すこともあったのですが、現在はしっかり食べられていますし、12日計測の馬体重は405キロと増えています。馬場に出て乗り始めてからは人に対しても気の強いところを見せていましたが、馬場での運動にも慣れて、現在は大人しく調教できています。青木調教師からは『強めの調教よりも、馬体重を戻してリフレッシュさせてあげてください』とのリクエストでしたので、こちらではリラックスして過ごしてもらえるようにしたいと考えています」とのことでした。

 

【ブランメイユール】

川崎競馬小向TC・池田孝厩舎で調整されています。16日の出走に向けて、中間も変わりなく小向TCの走路でハロン18秒程度のキャンター24003000mを乗られており、12日には並木厩務員を背にして併せ馬で追い切りが行われて、4F53.5-3F39.7を計時しました。並木厩務員は「12日の追い切りはラスト追ったのですが、1頭になっても気を抜くようなこともなく、放牧前と比べても最後の伸びは良くなっています。身体も減っていますが、しっかり食べている中で動かしてのものですし、放牧先からふっくらした状態にしてもらって戻ってきているので問題はないと思います」とのことです。16日、川崎競馬4R1700発走)、2歳()・アキアカネ特別・ダート1500mに、11頭立ての33番、笹川翼騎手、54キロでの出走が確定しました。14日現在の馬体重は452キロ。

 

【ルージュアドラブル】

角馬場運動後、ゲート練習

国枝調教師「今日もゲート練習が中心。気分転換の意味で先週までの南馬場ではなく、今日は北馬場でおこないましたが、入りと駐立が良くなかったですね。テンションが上がりやすいタイプゆえ、ゲートに警戒しているというよりは、スイッチが入るとイヤイヤしてしまう感じ。角馬場で軽めに動かさず直でゲート練習に入るなど、その時の精神状態を考慮して臨機応変に対応していきたいと思います。それでもやはり『背中の感触が良く、乗り味がいい』という評価には変わりありませんから、まずはゲート試験合格を目指し、競走馬としてのスタートラインに立てるようにしっかりやらせてもらいます」

 

【レッドレジェーラ】

調整メニュー:角馬場→坂路

坂 Mデム 53.2-39.4-25.9-13.3 一杯

外パフドラム一杯と併せで0.4秒先着 

助手「今朝ジョッキー騎乗で追い切っています。デムーロ騎手は『一生懸命走ってくれていますが、まだ全体的に子供っぽいところが残っているので、初戦からどこまで動けるか』と話していました」

 

【ワイドアウェイク】

10月11日・京都・芝1400m(牝)でデビューし14着。

14日、加用調教師は「レース後も脚元などに問題は無く、本日から騎乗し調整を再開しています。まだ集中を欠く様子でしたし、使いながら良くなるタイプだと思いますので、このまま問題が無ければ続戦予定です。中間にゲート練習を行い、スタートが決まるようであればダートも試してみるつもりです」とのことで、順調なら京都最終週10月31日・ダ1800m辺りに向かう可能性あり。

 

*****3歳馬*****

【エルバルーチェ】

山元TCへの長距離輸送で馬体重を少し減らしましたが、体調面に問題はありません。ウォーキングマシン運動約50分間と、トレッドミルに入れて軽めキャンター調整から立ち上げています。今週12()から騎乗運動を再開していて動きも良好なことから、この後は美浦TCで出走態勢を整えていくこととなり、あす15()に美浦TCへ帰厩する予定です。現在の馬体重は464kgです。

 

【パラダイムチェンジ】

10/14(水)川崎・「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」支援 C1()()()(ダ1600m)和田譲治騎手 結果3

8頭立てで、超がつくスローペースの展開。結果論ですが、パラダイムチェンジのワンペースの脚質からすると、勝ち馬の前に位置できていれば、もっと際どい勝負に持ち込めたかもしれませんね。テン乗りとなった鞍上の和田譲治ジョッキーが、スタートがいま一つだったことで、ハナにこだわることをやめ、折り合い重視で上手く壁をつくって脚を溜め、直線勝負に懸けました。この戦法はきっと次につながってくれると思いますし、現状、このマイル戦がベストディスタンスかもしれません」(今井輝和調教師)

 

【レッドカルム】

厩舎周りを引き運動

奥村調教師「使った後なので、今日は厩舎周りの引き運動で調整しました。脚元のケアを入念にしていることもあってソエの方は落ち着いていますし、飼い葉食いも良好。コンディションに関しては高いレベルで安定していると言えるでしょう。明日から騎乗運動を開始し、問題なければ続戦する予定です」

 

【レッドルレーヴ】

今週末か来週に帰厩し、11月14日(土)東京10R・ユートピアS(3歳上3勝クラス・牝馬限定・芝1800m)を予定。

 

【ルヴェルソー】

田中博康調教師から「松浜特別は出走頭数も少なく、馬場状態も良かったのでチャンスだと思っていました。そんな中でも、強いレース内容で勝ち上がってくれました。レース後の脚もとや歩様も気になる箇所はありませんでしたので、山元トレーニングセンターへ短期放牧に出しています。牧場でリフレッシュが出来、態勢も整いましたら暮れの中山開催での出走を考えます」との連絡がありました。

牧場担当者からは「こちらではウォーキングマシンで軽い運動を行ってから騎乗運動を再開予定です。牧場到着後の馬体重は441㌔です」との連絡がありました。

 

【ノルトシュライフェ】

10月14日(水)名古屋・(ダ1,400㍍)に戸部騎で手出走し見事優勝。

角田調教師から「このクラスなので、直線で後続を楽に引き離せるかと思いましたが、向正面からハミが掛かり通しだったこともあり弾けませんでした。今日は馬のテンションが高く、折り合いも欠いたので、次走の課題として調教していきます。先ず、1つ勝たせる事が出来て良かったです」との連絡がありました。

 

*****4歳馬*****

【レッドクレオス】

乗り運動後、坂路下でダク、その後ウッドチップコースで追い切り

ウッド 70.1-54.5-40.3-13.3 馬なり

外レッドオールデン馬なりを5F0.7秒追走1F併せ併入

助手「木幡育也騎手が騎乗して追い切りました。追走して最後に併せる形でしたが、それなりに動けていたようですよ。外傷を負ったトモはもう問題ありませんし、ぶり返しもなかったのでもう気にしなくていいでしょう。『トモの緩さもいつもくらい』という話だったので、このペースで乗り込むことができれば来週のレースには十分間に合いそうです。テンションも上がっていませんから、このまま来週までしっかり乗り込んでいきます」

藤澤調教師「ビッシリやっている訳ではないのですが、日曜も時計を出せたように確実に上向いていますよ。続けて使っていきたかったので、トモの外傷も大事に至らなくて良かったです。今のところ、予定通り来週使うつもりでいます」※10月24日(土)東京8R・3歳上2勝クラス(芝1400m)をC.ルメール騎手で予定。

 

*****5歳馬*****

【シングシングシング】

14日、牧場担当者は「今週から騎乗運動を開始し、周回コース2,400㍍を23~20秒ペースぐらいのキャンターを行いました。那須野牧場でリフレッシュした効果で、彼女本来の元気さを取り戻しています。運動後の歩様にも気になるところはないので、来週から坂路調教も取り入れていきます。食欲も旺盛で、馬体に張りが出てきています。現在の馬体重は482㌔です」とのこと。

 

*****7歳馬*****

【レッドイグニス】

Aコースを半周後、ポリトラックコースで追い切り

ポリ 69.1-52.5-38.1-11.4 馬なり

外マイネルミュトス一杯を5F0.8秒追走1F併せ併入

鹿戸調教師「今のウッドコースはチップを入れ替えている影響でだいぶ深くなっていて、グリップが利きづらく滑りやすくなっている状態。先週の段階で馬体や息はできていますから、今日は走りやすいポリトラックコースで追い切りました。イグニスが追走する形で追い切ったのですが、前半からリズム良く走れていましたし、掛かる感じはなく折り合いもスムーズ。仕掛けどころの反応も良く、直線も最後まで余裕がありました。上がりの歩様や息の入りも問題なく、いい状態に仕上がったと思います。予定通り、田辺騎手で今週の白秋Sに投票します」※10月17日(土)東京10R・白秋S(3歳上3勝クラス・芝1400m)に田辺裕信騎手で出走予定。

 

【アースコレクション】

10月14日(水)園田・円山川特別(地方交流・ダ1,400㍍)に田中学騎手で出走し4着。

尾関調教師は「道中はポジション取りも良く、上手く溜めが効いていました。内々を廻って、勝負どころで外に出すかなと見ていましたが、直線で内に入ってしまいました。鞍上は距離ロスを考えて選択したとのことでしたが、外側に誘導してくれれば馬券圏内はあったと思うだけに残念でした。この後は状態をチェックし、一度放牧に出して仕切り直します」とのこと。

田中学騎手から「返し馬から状態の良さは伝わってきて、道中も良い位置で運べました。最終コーナーで最内に突っ込んだ判断が悪かったです」とのこと。