*****2歳馬*****
【レッドレジェーラ】
馬体重497キロ。
引き続き調整は順調に進んでおり、今週火曜日にも坂路で13-13を消化しました。坂路でもゴールに向けてぐんぐん加速し、2F25秒5と楽に目標時計を上回っていました。以前ほどではないとはいえ、運動中は我の強さを表に出すことがありますが、これがいい方に出れば楽しみです。入場後、時間をかけて乗り込んで、態勢が整ったため、明日(土)の検疫で栗東・音無厩舎に帰厩する予定となりました。
【スノークォーツ】
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。飼い葉食いは変わらずいいですし、負荷を掛けられてもケロッとしているように体力のある馬。伸びやかな走りが出来るようになるにはもう一皮剥けてきてくれる必要はありますが、まだ余裕がありそうです。今後は3ハロン38~39秒ぐらいまでの強めの追い切りを課していき、今月中の入厩を目標に進める予定です。
【フェイダウェイ】
本日18日(金)に茨城県・ブルーステーブルに移動しました。
「先程到着しましたが、38.5度と少し体温が高いので処置をしておきました。また、バランスは良いのですが、牡馬にしては少し寂しい馬体。輸送減りもあると思うので、しっかり様子を見て進めていきたいと考えています」(担当者)
*****3歳馬*****
【エクストラノート】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。先週は体が細くて、フラストレーションが溜まっていたせいかうるさかったのですが、今週に入って落ち着きが出てきましたし、体重も大幅に増加。明日19日(土)に川崎競馬場への入厩が決まりましたが、いいガス抜きができたと思います」(担当者)
【パラダイムチェンジ】
「自身の持つ川崎ダ1500m戦のベストタイムには及ばなかったものの、1分36秒台で上り3ハロン39秒台でまとめられたことは評価していいと思いますよ。今朝、馬体チェックを入念におこなったところ、これまでのレース後と変わりありませんので、次走は9回川崎開催(10/11~)を予定しましょう。復帰4戦目ですし自己条件に戻っていますので、勝ち負けに持ち込まねばと思っています」(今井輝和調教師)
【モンストルオーソ】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。到着から1週間以上経ちましたが、腹袋だけボコッとしていて、背肉がまだ物足りない印象。一回引き締めに掛かっていて、ペースを上げていますが反動はありません。このまま乗り込んで、体のシルエットを良くしていきたいと考えています」(担当者)
*****4歳馬*****
【レッドスプリンガー】
今週も坂路主体に順調に15-15を乗っています。体型的に馬体や動きに緩さはあるものの、この馬なりに良化していますし、先日の見立てで喉の方も良化傾向にあるとのことでしたので、このまま進めていきます。10月の移動を目標にこのまま調整を進めていきます。
【カグラヒメ】
「この中間はまだ普通キャンターのみで調整しています。背腰の張りは徐々に解消してきており、栗東に戻ってからもカリカリしている様子は見られません。以前は輸送などでテンションの高まりやすいタイプでしたが、ここにきて気性面の成長が窺えますね。このまま中京開催の最終週を目標に進めていきましょう。牝馬限定なら1800mでもと思っていますが、近走の内容から少し距離を縮めたほうがパフォーマンスを発揮できるのではと見ている。最終的にどこへ向かうかは出馬状況なども確認したうえで判断させてください」(昆貢調教師)
【ヴィヴァンフィーユ】
★9/18(金)川崎・ミューザ川崎シンフォニーホール記念(C1選定馬・ダ900m)森泰斗騎手 結果5着
「900m戦なので、スタートからある程度促していく必要がありました。最後の直線で上り3ハロン36.9秒の脚で伸びてくれてはいるものの、出していっている分、終いがあまくなってしまいましたね。鞍上の森泰斗ジョッキーの話では、そういった意味でこの距離は少し忙しく、船橋の1200m戦ならもっと脚を溜めることができ、ノドへの負担も少ないのではないかとのことでした。中1週で地元の7回船橋開催(9/28~)のダ1200m戦を予定したいと思います」(山中尊徳調教師)
【リーピングリーズン】
16日(水)に吉澤ステーブルWESTに移動しました。
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター4000~4500m、600mの坂路を2本(17秒ペース)のメニューで調整中です。帰厩を見据えて今週こちらに移動してきました。昨日吉岡調教師も確認していきましたよ。EASTでも乗り込まれていたので、早速昨日から軽めに乗り始め、今日より通常メニューで進めているところです。状態も良さそうですし、このまま態勢を整えていきます」(担当者)
*****5歳馬*****
【レッドヴェイロン】
週1回は坂路2本16-15、週2回は周回コース2700~3600mのハッキングから坂路1本15-16、週3回は周回コース2700mのハッキングといったメニュー構成で調整を進めています。馬体重は522キロ。乗り込みを進めてきましたが脚元は安定しており、体調面・精神面ともいい意味で変わらず良好なコンディションで乗り進めることができています。まだ現時点では秋の始動予定など具体的なプランは届いていませんが、アクシデントのあった馬ですので、そのあたりも踏まえ状態を確認しながら無理なくピッチを上げていく考えです。
【ラヴノット】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで3000mのメニューで調整中です。今週もペースは変えずに様子を見ながら乗り込んでいますが、引き続き脚元は問題なさそう。元気はありますし、体は大分緩んでいるので、来週から少しずつペースを上げていきたいと考えています」(担当者)
【ブリリアントリリー】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。先週入場した時は500kgだったのですが、12日(土)には515kgになっていたので、このままだと増えすぎてしまうと思い、汗取りを着けて調教をおこなっています。元気いっぱいなので午後には1時間のウォーキングマシンの運動もおこなっているところ。このまま体を絞りながら進めていきます」(担当者)
*****6歳馬*****
【アナザートゥルース】
13日(日)に坂路コースで4ハロン56.1-40.2-25.6-12.4を単走で馬ナリに追われ、16日(水)に坂路コースで4ハロン56.9-41.3-26.9-13.2を単走で末強めに追い切りました。「中間も順調に調整を進められています。ここ最近は朝晩だいぶ涼しくなってきて、アナザーの体調も徐々に上向いている。今週末含めあと3本は速いところをやれるので、いい仕上がりで競馬に向かえると思います。選出された9/30(水)船橋・日本テレビ盃(Jpn2・ダ1800m)はマスターフェンサーとデルマルーヴルが入れ替わったくらいで、ほぼこちらが事前に把握できていたメンバー構成。距離こそ違えど3月にダイオライト記念を勝った相性の良いコースですし、今後に向けて秋初戦をいい形でスタートしたいですね」(高木登調教師)
【プラチナムバレット】
13日(日)にWコースで4ハロン57.5-42.5-14.1を単走で馬ナリに追われ、18日(金)には障害芝コースで4ハロン57.7-42.9-15.1を単走で馬ナリに追い切りました。「先週よりも順調にレベルアップできています。火曜日には連続した3つの障害を前回よりもスピードを上げての飛越でしたが、上手にこなしていました。今朝は試験さながらにスタンド前の障害からそのまま向正面の水濠、土塁をクリア。自分で障害物を認識して完歩合わせて安全な飛びができています。五十嵐は比較的、障害試験までのスピードが早いタイプではありますが、それに対してプラチナムバレットもしっかりと対応。ジョッキーの感触をもとに来週にも試験を受ける予定です」(岩戸孝樹調教師)
【ホウロクダマ】
16日(水)に茨城県・ブルーステーブルに移動しました。
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで3200mのメニューで調整中です。昨日から軽めに乗り始めていますが、体は細く見せる割にまだ全体的に緩い感じですね。輸送の疲れもまだ残っている様子ですし、このまま体をフックラサせることを念頭に置いて進めていくつもりです」(担当者)
*****7歳馬*****
【レッドイグニス】
マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター1800m~2400mを25-25秒。馬体重489キロ。
先週は右前の内管に疲れが出たこともあり、ケアしながら進めてきました。歩様も問題なく、気になる感じもなかったため、今週に入ってからは涼しい日に乗り込み量を増やすなど、メリハリをつけて入念に乗り込んでいます。右トモは午後になって少し浮腫むことがありますが、その辺はしっかりケアしていますし、馬体重は変わらないものの飼い葉はちゃんと食べているので気にする必要はありません。引き続き入厩に向けて調整を進めていくつもりです。
*****8歳馬*****
【ルグランパントル】
16日(水)にCコースで5ハロン70.3-54.5-40.3-13.8を単走で馬ナリに追い切りました。「帰厩して一本目の追い切りから息もそこまで悪くありませんでしたし、いいスタートを切れたのではないでしょうか。同時に障害練習もおこない、鞍上としっかりコンタクトが取れているように感じます。今週の様子からは中京最終週の方がより納得いく状態で送り出せる印象です。左に張る面だったり、喉だったりについては引き続き対策をとりながら進めていきましょう」(稲垣幸雄調教師)