*****2歳馬*****

【ワイドアウェイク】

8月11日、加用調教師より「先日、馬の様子を見てきたところ、大変順調に乗り込まれており、移動の態勢も整いつつあるようでした。移動に向けて進めてもらい、問題がなければお盆明け以降に入厩させたいと思います」との連絡が入った。移動に向けた最終調整に入り、8月中に入厩の可能性あり。

 

【ブランメイユール】

811日、川崎競馬5R、スパーキングデビュー新馬・2(五、イ)・ダート1400mに出走しました。デビュー戦の馬体重は438キロ。パドックでは落ち着きのある周回振りで、笹川騎手が騎乗した後も程よく気合の乗った好感の持てる雰囲気でした。1回目のゲート入り後、隣の馬がゲートに突進して放馬したため、仕切り直して2度目のゲート入りとなりましたが、スムーズで、互角のスタートから出していき、ハナに立つ勢いも、外から来た2頭を先に行かせてインの34番手で1コーナーへ。ところが、向正面中程では砂を被って嫌がっている感じであまり進まず5番手に下がってしまい、34コーナーで外に出すと再び行く気を見せて3番手で直線へ向きましたが、前2頭には離されてしまい、勝馬から15差の3着でした。騎乗した笹川翼騎手は「陣営から『一頭になるとフワフワする』と聞いていたので、スタート良く出て、行こうと思えば行けましたが、意識して控えました。ただ、それが裏目に出て、砂を被ったら気にして前に進まなかったです。結果論ですが、あそこで前に行っていれば結果も違ったと思います。ただ、勝負処で外に出してからはまた伸びてくれましたし、素直で乗り易く、跨った感触からも素質を感じました」とのことで、池田孝調教師は「2歳新馬であれだけ砂を被ってしまったら厳しいですね。1周目のスタンド前で行き切っていたらまた結果も違っていたと思いますが、ただ、あれだけ砂を被っても馬が競馬を止めずに、外に出したらまた伸びてきた点は褒めていいと思います。レース後の状態を見て今後について決めていきますが、今回1400mを使ったのも、900mを使うよりも先々の糧になると考えてのことですし、実際これからの馬ですよ」とのことでした。

 

*****3歳馬*****

【パラダイムチェンジ】

8/11(火)川崎・メリッサ賞 C1()選定馬(ダ2000m)左海誠二騎手 結果8

「約1周半のこの川崎ダート2000mでどういった競馬が出来るのかを計りたくて、鞍上の左海誠二ジョッキーにはハナに行って欲しいとリクエスト。その通りに騎乗してくれましたが、『これまで騎乗した3戦と比べると、返し馬がおとなしかったですね。これで気が入ってくるでしょうし、絞れてもくるでしょうから、この距離もこなせると思いますよ』とのことでした。隣の8番の馬がもう少し遠慮してくれていれば、末の粘りが違っていたかもしれませんね」(今井輝和調教師)