*****2歳馬*****

【パステルブーケ】

シュウジデイファームで調整されています。中間も、メニューは変わらずで乗り込まれており、30日現在、屋外1600mダートトラックコースでキャンター3000mを乗った後、1000m屋内坂路で軽めキャンターを乗られ、週1日は坂路にて15-15のメニューで、日によっては併せ馬で15-14-13で乗られる日もあります。石川代表は「体重は数字的には変わりませんが、少し上に伸びて来て、見た目のシルエットが変わって来ている様に感じます。ゆっくりですが成長していますよ」とのことでした。

 

【ルージュアドラブル】

馬体重414キロ

4週は坂路にも入れて強めメニューを組み込んで、2週は軽めで整える程度の調整といったパターンで緩急をつけて進めています。楽をさせるときはサンシャインパドックに出したりという風にメリハリをつけてやっています。乗り進める週は火曜日と金曜日に坂路に入れて、火曜日は併せで金曜日は単走といった形で前半を15-16くらいでいって終い13秒前後で。終い強めにやってもフォームがバラつくことはなく、グンと力強く脚を伸ばしてきますね。動き過ぎてしまうので注意はしていますが、速い処にいくとやはり雰囲気があります。先週の木曜日に先生が来場。数字は414キロと変わらないのですが、乗り進めながらも数字以上にふっくらと見せるので先生も体の変化を褒めてくれました。ただ、強めの本数を重ねるとピリピリとしてきてハッキリと表情に見せる馬ですから、そういった点からも今は人の都合で慌てさせず、馬に合わせて進めていったほうがいいだろうとのこと。入厩したら今みたいに体をキープできるかもわからないですしね。この中間もオンとオフをうまく切り替えてメニューを進めることができていますので、引き続き現行メニューで強弱をつけながら鍛えていきたいと思います。

 

【ルージュジェイム】

馬体重517キロ

この中間にレントゲン検査をおこない脚元の確認をしましたが問題は見られなかったので、ダートコースを使用した調教メニューを開始しました。現在のメニュー構成はBTCの直線1000mのウッドコースを2本、もしくは直線ダートコース1600mをハロン2418秒といった内容。調教強度が上がり運動量も増えていますが、飼葉の食いも落ちることなく馬体重も増加傾向にあります。コンディションに関して気になる点はないですし、もちろん動きに関しての不安もなく順調そのものといえますね。今後はさらに外馬場を使った調教を進めていき、坂路での調教も取り入れていきます。

 

【レッドアウレア】

角馬場運動後、ゲート練習。

尾関調教師「今日もゲート中心のメニューで調整しています。練習を重ねるにつれて徐々にゲートを理解しています。今日は音ありの通常ゲートで入りからスタートまで通しでやりましたが、駐立も我慢していましたよ。スタートがすごく速いというわけではありませんが、それなりのスタートは切れていました。変な癖なども出していませんし、ここまで段階を踏んでしっかり対応できていると思います。明日、練習のつもりで試験を受けてみることにします」

 

*****3歳馬*****

【エルバルーチェ】

今週74()函館6R・芝2000(牝馬限定)戦にC.ルメール騎手54kgで出走を予定しています。想定段階ではフルゲート16頭のところに出走表明馬は15頭のみです。きょう1()はウッドチップコースで、5Fから70.1-54.8-41.3-13.3秒を馬なりでマークしました。

小島茂之調教師は「馬場状態は重かったですが、この馬なりに動けていたと思います。状態面で大きく変わった面はないものの、地力でなんとかしてほしいところです」とコメントしています。

 

【レッドエランドール】

調整メニュー:角馬場→坂路

坂 2本目 助手 56.8-41.5-27.0-13.2 馬なり

松田調教師「今朝は坂路で追い切っています。競馬同様、調教でも最後まで気を抜かず走るようになってきました。牧草をよく食べる馬で、以前は腹回りがボテッとしやすかったですが、今はしっかりとした体付きに変わってきています。次走に向けて調整は非常に順調です」

 

【ルヴェルソー】

7月1日、田中博康調教師は「今朝はウッドチップコースで戸崎騎手を鞍上に併せています。馬なりの指示で道中は追走し、直線で併せ最後は併入しています。身体を上手に使えるようになり、弾むようなフットワークで走れていました。また、普段の挙動なども落ち着きが出てきていますし、精神面でも大人になってきています。今回の放牧が良い休みになり、上手く成長を促すことが出来ているので、次走が楽しみですね。本番でも戸崎騎手を予定しています」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【レッドクレオス】

乗り運動後、坂路下でダク、その後坂路1本。

坂路 59.1-43.1-28.5-13.9 馬なり

助手「坂路を14くらいで上がっています。爪は落ち着いていて問題なく来ているのですが、思ったよりもトモの緩さが抜けてこず、無理にペースを上げると余計に負担がきそうなので抑えめに乗っています。どこか痛いというわけではないので、じっくり乗って固めていけば大丈夫だとは思いますが、少し時間が必要かもしれません。様子を見つつペースアップを考えていきます」

藤澤調教師「休みが長くなった分、なかなかトモに芯が入ってこない感じですね。これは乗り込んで解消していくしかないので、やりすぎて悪くならないように気を付けて進めていきます。間に合えば札幌1週目と思っていましたが、このペースだと微妙なところなので、もう少しやってみて延ばすかどうか決めていきます」

 

*****5歳馬*****

【シングシングシング】

7月1日、伊藤大士調教師は「先週末から跨がり始め歩様等を確認したところ、トモに多少の疲れは感じますが、馬も元気一杯なので坂路での調整を始めています。福島2週目のダ1,700㍍牝馬限定戦にレーン騎手で出走させたいと思います。次で鞍上も4度目となりますし、レーン騎手自らの騎乗希望ですので、ここで惜敗にピリオドを打ってもらいたいと思います」とのこと。7月11日(土)福島・ダ1,700㍍(牝)にレーン騎手で向かう予定。

 

*****7歳馬*****

【レッドイグニス】

Aコースを半周後、ウッドコースで追い切り

ウッド 43.7-14.6 馬なり

鹿戸調教師「ウッドコースにて3コーナーから15-15を切るくらいのペースで追い切っています。フットワークは軽快ですし、暑さに負けず体調も維持できています。ここ2走は短い距離を使っていますが、ブリンカー効果もあって前に行く競馬ができています。このあたりで距離を戻しても前で運べると思いますし、本来はもう少し距離があった方がいい馬なので、次回は距離を延ばすことにしました。来週11日の阪神11R(マレーシアC/1800)を武豊騎手にお願いしています。レースを使っている馬なので、今週末、来週の2本追い切れば態勢は整うと思います」

 

【アースコレクション】

6月27日(土)に美浦TCへ移動している。7月1日、尾関調教師は「福島開催の最終週に向け、こちらでの調整を開始しました。今朝はウッドチップコースで単走の追い切りを行い、5ハロンから時計を出しています。前半はやや掛かり気味でしたが、1本目の動きとしてはマズマズだったと思います。牧場でしっかりと調整してくれたおかげで、息の入りも良く、順調に進めて行けそうですね」とのこと。7月18日(土)福島・ダ1,150㍍を予定している。