*****2歳馬*****

【パステルブーケ】

シュウジデイファームで調整されています。中間も、安定した状態で調教メニューを消化出来ており、12日現在、屋外1600mダートトラックコースでキャンター3000mを乗った後、坂路で軽めキャンターの日と、週1日は15-15のペースでも進めています。石川代表は「しっかりと調教は乗れていますし、アクシデントもなく、ここまで順調に来れています。徐々に気候も暖かくなって来ているので、つれて身体も成長してきて欲しいですね」とのことでした。

 

【メイユールの18

阿見トレセン内チェスナットファームで調整されています。この中間は歩様も改善し、馬体も戻ってきたため、11200mの平地ダートトラックを利用して、ハッキング3000mを乗られています。なお、16日に川崎競馬・池田孝厩舎に入厩する予定です。育成スタッフは「体調は万全というわけではありませんが、乗り運動をするのに問題ない程度には回復してきましたので、今週からは軽めの内容で乗り始めました。9日には池田調教師が視察のため来場され、実馬を確認してもらったところ、16日に入厩させたいとのことでしたので、現在は入厩に向けて調整しています。もともとしっかり調教が進んでいた馬ですので、厩舎でケアしながら進めていけば問題はないでしょう」とのことでした。12日現在の馬体重は438キロ。

 

【レッドレジェール】

517日(日)に山元トレセンヘ向けて北海道を出発、移動後の状態に問題がなければ20日(水)の検疫で栗東トレセン・音無厩舎に入厩の予定です。

 

マシン運動60分、常歩2000m、ダク1200m、キャンター2000m、直線1000m。495キロ。

この中間は週4回坂路入りしており、うち2回は2本登坂を課しています。中間の時計は坂路3F15.8-15.6-14.8秒、2F15.4-15.1秒。テンから動けるようになってきました。前向きな馬なので、強めのペースの方が良いリズムで動けるようで、このぐらいでも手綱を抑えたまま上がってきます。相変わらず乗り役の評価も高く、芝向きの軽い走りができる馬なので、さらにペースを上げた時にどんな動きを見せてくれるかが楽しみです。昨日も坂路で14.7-13.8-13.7秒を消化しましたが、まっすぐ駆け上がってくるナイスアクションでした。

 

マシン運動60分、常歩2000m、ダク1200m、直線1000m。480キロ。

週3回坂路に入れてうち2回は2本登坂、他は周回キャンターとトレッドミルの調整。強めをやった後に球節に張りが出ることはありますが、ケアしながら進めているので問題ありません。強めを消化しながら心身ともにうまく強化できていると思います。今月は坂路で3日に2F15.8-15.72本目に14.6-14.69日に3F15.9-15.4-15.3112F15.8-14.5を消化しています。このぐらいなら持ったままで動けますし、乗り役の指示に対する反応も良くなっています。馬体の肉付き、背腰のラインも良く、見栄えの良い立派な体躯をしています。

 

マシン運動60分、常歩2000m、ダク1200m、直線1000m。480キロ。

週3回坂路に入れてうち2回は2本登坂、週2回周回ウッドキャンター、週1回トレッドミルの調整です。この中間は坂路で終い重点に1F15.7秒、1F15.5秒、2F15.1-15.0秒、2F14.9-14.2秒とコンスタントに強めを計時していて、いずれも抑えきれないくらいの勢いで駆け上がってきています。少し気の入りやすい面はありますが、それが前進気勢にも繋がっていますし、うまくコントロールしながら長所を伸ばしていければと思います。強めをやった後に球節に張りが出ることがあるのでそこは注意して進めますが、今の進捗なら夏前にも栗東移動となりそうです。

 

マシン運動60分、常歩2000m、ダク1200m、直線1000m。488キロ。

この中間、球節に張りが出ることがあるので、周回ウッドのメニューを控え、坂路主体にトレッドミルを併用しています。坂路では引き続き週3回うち2回は2本登坂。定期的に3Fからタイトに動かすことを心がけています。ディープ産駒にしては馬格がありますが、四肢の素軽い捌きはいかにも父産駒特有といった感じ。気合乗りも良く、推進力に富んだ切れのある動きができるので、乗り役の評価が高い馬です。まだ心身ともに若さは覗かせますが、球節を含め肉体面がパンとしてくれば、楽しみのありそうな馬だと思っています。

 

マシン運動60分、常歩2000m、ダク1200m、キャンター2000m。直線1000m。484キロ。

引き続き週3回坂路に入れてうち2回は2本登坂。ベースはF17-16ぐらいのところですが、コンスタントに15-15も乗っています。この中間は2F15.8-15.7と終いの1F15.6と伸ばす稽古を乗りましたが、相変わらず前向きで素軽い動きができています。体重は更に増え、稽古がしっかり実になってきた印象ですし、1歳時から大きく変わってきた一頭です。ただ、前向きなのはいいのですが、あまり根を詰めると力みにも繋がってきそうなので、適度な間隔で周回調整やトレッドミルを挟み、メニューにもメリハリを利かせていきます。

 

マシン運動60分、常歩2000m、ダク1200m、キャンター2000m。直線1000m。482キロ。

週3回坂路に入れてうち2回は2本登坂。他は週2回周回キャンターとトレッドミルを併用。少しずつ力む面は改善していますが、まだハミを強く噛むので、その辺りの改善と調教後に筋肉が硬くならないよう入念にケアしています。ずいぶん立派な馬格に成長しましたが、その割に緩さはなく、敏捷性の高い動きはいかにも父産駒といったところ。手先の弾きの良さもディープの良さが出ていると思います。この中間は18-17を2本、15-15も2本と乗り込みも入念。これくらいの時計なら全くの馬なりでいけます。

 

マシン運動60分、常歩2000m、ダク1200m、キャンター2000m。直線1000m。473キロ。

週3回坂路に入れてうち2回は2本登坂の日を設けています。やや力みがちに行くような面は残っていますが、その感じでもラストまで勢いが落ちません。29日の坂路で終い15.8を計時しましたが、その時の動きも良かったです。負荷を上げても体重は増えていますし、調教に比例してメリハリの利いたボディに変わってきています。乗り役から運動センスの高い馬との評価をもらっていますし、この調子で更に上積みを出していきたいです。

 

マシン運動60分、常歩2000m、ダク1200m、キャンター2000m。直線1000m。462キロ。

週3回坂路でF1716秒、週2回周回ウッドキャンター、週1回トレッドミル調整。ハミを強く噛んで力任せに走る面はありますが、その分スピード能力は高そうです。このタイプの馬は、力んで背腰に硬さが出やすいので、ケアはしっかり行っています。そうした課題は残しつつも、先月に比べると馬体に締まりが出てきましたし、背腰からトモにかけてのラインなど理想形に変わってきています。