*****2歳馬*****
【ソニックムーヴ】
現在は馬場3周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。周回コースでもハミをしっかり取れるよう、長めをジックリ乗っています。まだ手応えとしては物足りないですが、それでも全体を通してのバランスは少しずつ起きてきている感触です。トモの踏ん張りは依然として足りておらず、そのまま坂路に入るとただハミにモタれるだけになるので、周回コースでバランスを作っておいてから坂路に入れて、少しでも力を使える状態で登坂するようにしています。本当の意味で身が入ってくるのは、もう少し先になりそうです。
*****3歳馬*****
【レッドルレーヴ】
マシン60分。
担当スタッフ「火曜日に入場してきました。右前の内管を少し気にする感じですが、歩様はしっかりしているので、ケアしながらマシンで動かしています。飼葉の食いは細いですね。まずは楽をさせて心身の疲労を取ってやりたいです。それからしっかり食わし込んで、立ち上げていければと思います」
【エクストラノート】
4月25日(土)に美浦近郊の松風馬事センターへ移動しました。
転厩先は美浦・伊藤圭三 (イトウケイゾウ)厩舎に決定いたしましたので、お知らせします。
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。到着してからは、聞いていた通り凄いうるさかったのですが、ここにきてようやく落ち着きが見られます。今週から騎乗運動をおこなっていますが、馬体は前のボリュームに比べてトモが薄いんですよね。左トモが弱いことも明確に見えましたし、このまま負荷を掛けて厚みを出していきたいと考えています。しっかりと鍛えるためにも低障害を飛ばしていくことも視野に入れています」(担当者)
【ブランニューウェイ】
「レースを終えて大きなダメージはありません。脚元については球節のあたりが多少気になりはしますが、これまで同様に気に掛けながら進めていけば問題ないでしょう。レースでは目一杯走ったというわけではないので、疲労の回復具合も早いように感じます。何よりも経験が必要に感じる現状ですので、状態次第では来週の出走というのも視野に入れるつもりでいます」(中舘英二調教師)
【ランジョウ】
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、4月30日(木)に移動しました。
「スタートで立ち遅れて、まともに走ったのは直線だけ。好位から運べていれば、着順はまた全然違っていたはずです。非常に勿体ない内容の競馬をさせてしまい申し訳ありませんでした。まだ体質面がしっかりしておらず、輸送にも弱いためか一戦一戦の消耗疲労が激しいタイプ。飼い葉食いが安定せずに、水曜日の計量でも424kgまでしか回復できていません。続けて使っていけないジレンマはありますが、なるべく早く体を戻してやって、次走に向けての態勢を整えられたらと思います」(矢野英一調教師)
【パラダイムチェンジ】
「結果論ですが、東京ダービー出走を意識して造り過ぎてしまったかもしれません。最終追い切りをもう少し軽めにして、お釣りを残した状態で本番を迎えておけばと猛省しているところです。そうすれば、イレ込むこともモタれることもなかったのではないかと思いますよ。さすがにお疲れモードのようで、今朝は馬房から顔を出す余裕がないほど。午後の馬体チェックでも、やはりコズみが目立ちました。特に両肩および右トモの筋肉に硬さが見られます。約1年前の門別でデビューし、ここまで14戦を消化、それも大きな休みなく。致し方ないところでしょう。ここで一旦、小休止を考えています」(今井輝和調教師)
*****4歳馬*****
【レッドクレオス】
マシン60分。
担当スタッフ「昨日入場しました。獣医に診てもらったところ、左の爪はまだ熱が少し残っていて、右トモも少し張りがあるとの事なので、ケアしながらマシンでゆっくり進めていきます」
【レッドスプリンガー】
4/28 小向 藤江 54.6-40.3 馬なり
内ケール馬なりと4F併入
平田調教師「28日に中間の追い切りを併せ馬でサッとやりました。動きはまずまずといったところですね。追い切り後に深管がまたチクチクして触診に反応を示しましたが、変わらず歩様には出ていない軽度なものなので、消炎剤を投与して様子を見ながら進めて行きます」
【カグラヒメ】
「現在は角馬場でのフラットワークのメニューで調整中です。今週半ばまでウォーキングマシンの運動で様子を見ていましたが、そろそろ騎乗運動を開始しても良さそうだったことから、昨日より現状のメニューで進めています。元気一杯で、結構うるさいところが見受けられます。このまま調教量を増やしていってガス抜きもしてあげたいと考えています」(担当者)
【ヴィヴァンフィーユ】
「先週からの予想通り、開催最終日の5/08(金)船橋・鍾馗盃 C1(一)(ダ1600m)で確定しそうですね。先週25日(土)に5ハロン66.8-52.3-38.8の時計で追い切っていますし、最終追い切りは天候と相談のうえ、3日(日)もしくは4日(月)のいずれかで予定しています。引き続き森泰斗ジョッキーが騎乗可能な点は心強いところ。前走からの巻き返しを図るべく、本番までに残された時間を有効活用し、しっかりと力を出せるデキに仕上げていきましょう」(椎名廣明調教師)
【リーピングリーズン】
この後はトレセン近郊の吉澤ステーブルWESTで調整することになり、4月30日(木)に移動しました。
「4角で外からポジションを二番手まで押し上げ、直線は勝ち馬に迫る勢いの伸び脚。勝ち切るまではいかなかったものの、昇級緒戦からよく頑張ってくれましたね。レース後も馬体や脚元に異常は見られませんが、昨年11月からトレセン在厩がずっと続いているだけに、このタイミングで一息入れさせてください。暑さに強そうなタイプに映るため、それほど期間を置かず帰厩させるつもりですし、まだまだ成長して強くなっていく馬だと思います」(吉岡辰弥調教師)
*****5歳馬*****
【クイーンズトゥルー】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター4000~4500m、キャンター600mを2本(20秒ペース、週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き週1回は13-13を織り交ぜながら乗り込んでいます。今週は体重を減らしてしまいましたが、背腰は問題ありませんし、いい状態を保っていると思います。声が掛かるまでこのまましっかりと積み重ねていきます」(担当者)
【ラヴノット】
4月29日(木)に坂路コースで4ハロン53.1-38.2-24.9-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。「今回はレース後の回復が早く、今週から時計を出し始めました。コンスタントに出走していますが、相変わらず坂路での動きは良いですね。状態も安定しているので、これであれば来週の出走が考えられそう。来週5/09(土)新潟・4歳上1勝クラス(ダ1200m・牝)に凌大で向かいたいと思います。態勢はほぼ整っているので、来週サッと追い切ってレースに臨むつもりです」(小西一男調教師)
*****6歳馬*****
【アナザートゥルース】
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。レース中に負傷した右後肢には腫れも熱感もないことから、もう心配しなくても良さそうです。しばらくは馬体回復を優先に、マシン運動を継続していく予定です。
【プラチナムバレット】
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。週4日は障害練習も並行しておこなっています。右前蹄の蟻洞の状態は消毒などを含めてしっかりとケアをおこなっています。今のところ浸食もありませんし、安定した状態ですよ。右肩の張りは残っているので、ショックウェーブ治療を施すか、乗りながらほぐしていくか、もう少し見てみてから判断する予定です」(担当者)
【ホウロクダマ】
「現在は角馬場をダクとハッキングキャンターで10~15分、坂路コースを2本(17~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。週2回はしっかりと負荷を掛けていますが、大きな反動が出ることもなく順調に進められています。胸前の硬さもほぐれてきましたよ。今週末も時計消化をおこなう予定で、このまま態勢を整えていく予定です」(担当者)
*****7歳馬*****
【ラタンドレス】
愛知ステーブル千葉分場で調整され、本日1日(金)に帰厩しました。
「育成場で順調な調整過程を踏んでいたことから、今日戻させていただきました。向こうでも引っ掛かったりしないよう、周回コース中心のメニューで組んでくれたようなので、少しでも進めやすくなっていたら良いなといったところ。まだ入ってきたばかりなので何とも言えませんが、馬の雰囲気は良いですよ。今後はラタンドレスにとって現状のベストな条件であろう、5/17(日)東京・4歳上1勝クラス(ダ1400m・牝)を目標に進めていくつもりです」(小手川準調教師)
*****8歳馬*****
【ルグランパントル】
「終盤にかけて徐々にポジションを落とす展開でしたが、石神騎手は『久々のぶんか最後はバテてしまい、追走が厳しくなってしまった。ノドの状態も以前より若干悪化している印象』と話していました。普段の調教ではそれほど気にならないレベルでも、持久力を要求される障害戦だとノド鳴りが影響して、道中苦しくなっているのかもしれません。そのあたりは舌を縛るなど対策を講じて、もう一度チャレンジしてみたいと思います。レース後も脚元含め異常はありませんので、このまま1回新潟開催(5/09~)に続戦していきます。これまでとはまた違うアプローチで取り組みたいと考えており、来週から伴啓太騎手に稽古を付けてもらうよう依頼しました」(稲垣幸雄調教師)