*****2歳馬*****

【ソニックムーヴ】

今後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、7日(土)に移動しました。

現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。到着後は目立った疲れなどもなかったことから、9日(月)より周回コースで騎乗を開始しました。今はスクーリングを兼ねてハッキングキャンターをおこなっています。初日、2日目こそ脚元を気にして物見をしたりしていましたが、すぐに慣れた様子で落ち着いて走れています。騎乗開始後も疲労は窺えませんし、飼い葉食いも落ちてはいないので、これなら問題なく次の段階へ進めていけそうです。まだ冬毛が長くモッサリした印象なので、これからどう変わってくるか楽しみです。

 

【ワイドアウェイク】

右後肢球節の状態は安定しており、現在は週2回ずつ坂路と周回ウッドコース、トレッドミル上でのキャンターを併行したメニュー。担当者は「引き続き脚元は注意しながら行っていますが、バネのある動きでセンスを感じさせます。3月9日に1ハロンを14.9秒で動かした後も状態は安定しており、順調に進められています」とのこと。3月11日現在の馬体重は514キロ。

 

【フェアリーテイル】

現在は週2回坂路2本(1本目16-15)の調整とその他の日は周回コースでキャンター2500mを消化しており順調。担当者の話では「16-15中心に乗り込んできて、3月に入り14-15ペースを1本消化させています。強目を乗った後も馬体重は430前後を推移し、体は安定して良い傾向だと思います。ただ、ペースが上がってきて強い気性も見え隠れし、現時点であまり攻め過ぎないようじっくり進めていきたいと思います。今後の状態次第ですが、7月前後の移動を目標に進められればと考えています」とのこと。3月上旬の馬体重429キロ。

 

【ルーチェビアンカ】

週2回坂路入りし徐々にペースアップ中。3月12日、場長の話では「走りのバランスを修正してから順調にきており、現在は週2回坂路で18-16を消化しています。今週行った化骨検査で、化骨はほぼ完了という診断も下り、どんどん進めていきたいところですが、少し気性にカリカリしたところが見られますので、当面は同様のメニューで急かさずに乗り込みたいと思っています」とのこと。3月中旬現在の馬体重は458キロ。

 

*****3歳馬*****

【エルバルーチェ】

来週320(祝・金)中山6R2200m戦に田辺騎手で出走を予定してます。当初予定していたC.ルメール騎手は来週の騎乗を見合わせることになったため、鞍上が変更しています。

 昨日11()は坂路コースで追い切り、4Fから52.3-38.6-25.7-13.0秒をマークしました。状態はだんだんと上がってきており、仕上がり良くレースへ向かうことができそうです。

 

【エクストラノート】

「現在は角馬場でのフラットワークで入念に体をほぐした後、馬場、もしくは坂路2本(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から15-15を織り交ぜてピッチを上げながら進めています。数字こそ大きく変わりませんが、体をフックラと見せるようになってきました。気性的にも変なところは出ていませんよ。安田調教師からは、『勝っている馬であれば成長を促したいところがありますが、未勝利馬なのでそうも言ってられませんからね。来週の検疫次第で帰厩させることを考えています』と言われています」(担当者)

 

【ブランニューウェイ】

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。動きも随分しっかりしてきて、トモに不安もないことから、今週より坂路を2本に増やしています。普段から力み気味に頑張って走ってしまう馬ですが、ここ最近になってようやく気が張る面が抜けてきたのか、リラックス出来るようになってきています。それもあって走りのリズムやバランスも良くなってきて、安定感が出てきました。そろそろペースアップしても問題なさそうなので、今週末に軽めの追い切りを課してみる予定です。

 

【ランジョウ】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600m2セット(1718秒ペース)のメニューで調整中です。軟便の影響はすっかりなくなり、今週は嘘のように順調に調教をおこなっています。通常メニューに戻していますし、あれは何だったんだろうといった感じ。もう少し体重があってもいいのでそこを意識しつつ、ハミ受けの安定も求めて進めていく予定です」(担当者)

 

【パラダイムチェンジ】

「一戦一戦キャリアを重ねるごとに、精神面の成長がうかがえますよね。怖がりは怖がりなのですが、それでも我慢がきくようになってきました。引き続き楽しみです。今週一杯は軽めの運動のみで調整。疲労回復に充てました。週明けの状態を確認して、次走のスケジュールを立てましょう。現時点では1回船橋開催(3/30~)と1回川崎開催(4/13~)のいずれにも出走したいと考えています」(今井輝和調教師)

 

【レッドエランドール】

調教メニュー:引き運動

松田調教師「今朝は厩舎周りの引き運動で調整しました。追い切りに騎乗した助手からは、仕掛けてからの反応が良すぎるくらいで、前回とは違うとの話でした。脚元も問題ありません。週末から15-15くらいを始めて問題なければ、来週からさらに攻めていきたいと思います」520キロ

 

【レッドカルム】

厩舎周りを曳き運動。

助手「追い切った翌日なので厩舎周りを曳き運動で調整しています。運動中の脚運びも問題ありませんし、ソエも先週から悪化はしていません。牝馬ですが馬格もある馬なので、乗り込みながらも飼葉の食いが落ちるようなこともないですよ。ここまで順調にきているので、来週良い状態でレースに送り出せるように、この後もしっかり乗り込んでいきます。今週の馬体重は516kgでした」

 

【レッドルレーヴ】

乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。

杉原騎手「北馬場で軽く走らせました。少しトモに疲れがあるようで、ペタペタした感じがあしましたね。その分前に乗りかかるような走りになっていたので、それを矯正しつつ走らせておきました。脚もとのこともあって坂路で追い切ってきているので、トモにある程度疲れがくるのは仕方がないですし、くたくたというわけでもないので、治療していけば問題ないレベルだと思います。乗り込んできて馬もきつい時期だとは思いますがなんとか乗り越えてほしいですね」

 

【ルヴェルソー】

3月12日、田中博康調教師から「放牧前は精神的にも苦しい仕草を見せていましたが、入厩後は落ち着きが有り気持ちに余裕が出てきました。今朝は、坂路で先行して併せ馬を行いましたが、後続と並走してからの反応が物足りませんでした。まだ、出走までには数本追い切りが必要そうです。初勝利まであと一歩の所まで来ている馬ですので、しっかり調整して次の中山開催を目標にしていますで」との連絡があった。

 

*****4歳馬*****

【カグラヒメ】

「獣医師より『空腸の下部のあたりで、腸間膜の付着がおかしくなっていたことから発症した疝痛』と説明を受けました。非常に稀なケースですが、腸間膜憩室ヒモという人間で言うへその緒のようなものが遺残しており、袋状になっている腸間膜に纏絡して起こったようです。手術は無事成功しているものの、まだ通過障害も確認され安心はできない状況。数週間は診療所での経過観察が必要です。ご心配をお掛けしてしまい大変申し訳ありません」(昆貢調教師)

 

【ヴィヴァンフィーユ】

3/13(金)船橋・よみうりランドジュエルミネーション C1()(ダ1600m)森泰斗騎手 結果2

「好スタートから鞍上の森ジョッキーが先手を主張し、主導権を握ってくれました。最後の直線に向くまでロスのないスムーズなレース運びだったと思います。ただ、勝ち馬の手応えが良過ぎたので、やられる予感があったのも事実。相手の決め手に屈したとは思いませんし、こちらの抜け出すのが早かったとも思えず。1ハロンの距離延長が影響した印象も受けません。ホップステップで連勝を決めて、次開催にと目論んでいましたが、こればかりは仕方ありませんね。ただ、再度C1クラスですから、次こその気持ちです」(椎名廣明調教師)

 

【リーピングリーズン】

10日(火)に坂路コースで4ハロン61.5-44.0-27.9-13.4を単走で馬ナリに追われ、11日(水)にも坂路コースで4ハロン57.4-41.1-26.5-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「単走だと煩い面を見せずにリラックスして走れていて、折り合いは付いています。切れる脚はなくても自分のリズムで走れれば力を発揮できるタイプ。ある程度までは距離が持ちそうですし、稽古で跨っている感触からも、やはり前々のポジションでという競馬が理想に思えますね。来週3/20(祝)阪神・4歳上1勝クラス(ダ1800m・牝)を岩田望来騎手で予定します」(吉岡辰弥調教師)

 

【レッドクレオス】

マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター2400m~3000mを25-25秒。481キロ。

担当スタッフ「ケアは継続していますが、骨瘤も落ち着いて歩様もしっかりしています。長めの距離をじっくり乗り込めていますよ。飼葉をよく食べて、この時期にしては毛艶も良いので、体調も良いのだと思います。元々右トモの飛節が弱いので、この後もそこはしっかりケアしていきます」

 

【レッドスプリンガー】

平田調教師「今週火曜日から乗り出しています。まだ軽めのキャンターですが、レース後も大きな疲れも見せず順調に立ち上げることができています。条件的に他場が使えず、次走の予定が1か月後の川崎開催になるので、馬の様子を見ながら進めて行きます」

 

*****5歳馬*****

【クイーンズトゥルー】

6日(金)に坂路コースで4ハロン68.1-48.0-30.1-14.4を単走で馬ナリに追われ、11日(水)にも坂路コースで4ハロン56.6-41.8-27.5-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。「角馬場でのフラットワーク長めから坂路1本というのが通常メニュー。自身で跨っている感触からは芝の中距離向きという印象なんですよね。そこで、この馬が好走した際に騎乗していた松山騎手と中間に意見交換させてもらい、次走予定を3/29(日)中京・4歳上1勝クラス(ダ1800m・牝)に変更させてもらいました。『牝馬限定のダート中距離が一番合うイメージ』との感触でしたし、もちろん彼がその番組に乗れるということが一番の理由ですが、モタれるようなところもフラットワークの効果でだいぶ改善でき、走りのバランスが良くなってきましたので、この条件でどういった走りができるか楽しみですよね。力を発揮できるようしっかり仕上げていきます」(吉岡辰弥調教師)

 

【ラヴノット】

「使える脚が短いということを豊君には伝えていたので、ゲートを出てから無理せずに運んでくれました。促さずとも中団につけられていましたし、脚も溜められているように見えたので、これなら直線で伸びてくるだろうなと思っていましたが、意外と切れる脚を使ってくれませんでしたね。原因が馬場なのか、直線の坂なのかは分からないところですが、あの形で進めて上位争いに加われなかったのは残念でした。調教の動きから、どこかで一発あってもおかしくないのですが...。上がりは問題なく、今週の番組でも入りそうだったことから連闘も視野に入れましたが、来週の3日間開催も入る可能性があることから見送ることに。再度中山のダート1200m戦にチャレンジするつもりです。節は足りませんが、3/26(木)浦和・マルチフレンド特別(ダ1400m)に申し込みを入れることも検討しています」(小西一男調教師)

 

【ブリリアントリリー】

11日(水)に坂路コースで4ハロン58.2-42.5-27.7-13.9を単走で馬ナリに追い切りました。「帰厩後まだ1本目の時計消化でサラッと単走の内容ではありますが、キビキビした動きで脚どりはしっかりしていました。飼い葉もちゃんと食べれていますし、心身のリフレッシュがうまく図れた印象。予定どおり3/29(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1800m・牝)を目標に進めていけそうです。ブリリアントリリーをお預かりして早一年になりますが、夏馬という表現がピタリくる印象。暖かくなるにつれ、これからグンと調子も上向いてくるはずですよ」(石坂公一調教師)

 

【レッドヴェイロン】

馬体重522キロ。

引き続き週2日は坂路で15-14ほどの強めの調教を行っています。歩様や動きは問題ありませんし、背腰も定期的にケアしているため疲労感はありません。体も大きくは増えることなくキープしています。いまのところ2週間後の帰厩が予定されており、来週以降さらにペースを上げることになりそうなので、ペースアップするのに合わせて背腰もケアすることにしています。

 

【アンデスクイーン】

3月12日に栗東トレーニングセンターを退厩いたしました。輸送の際にワンクッションを挟んでノーザンファームに移動予定です。西園調教師から「長い間ありがとうございました」とのメッセージと共に同馬が厩舎を出発した時の動画が送られて参りました。

 

*****6歳馬*****

【アナザートゥルース】

「平均ラップで流れ、瞬発力勝負にならなかったのが大きかったですね。レース前は適度に気合が乗っていて、返し馬でやや行きたがる素振りも見られましたが、鞍上が上手に道中の折り合いを付けて走らせてくれた。アナザーはやはり左回りだとコーナーリングがスムーズで、初のナイター競馬でも問題なかったですし、今回はブリンカーを外したことも正解だったと思います。今後に向けて賞金加算ができ、ひとまずホッとしています。ただレースの後、美浦へ戻る馬運車内で右前を落鉄し、釘を軽く踏んでしまうアクシデントがありました。歩様に痛みなどは見せていませんが、今朝もまだ若干患部に熱感があるため、この後のことはもう少し様子を見て決めさせてください」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

11日(水)に坂路コースで4ハロンから0.7秒追走して併せ、51.3-38.0-25.6-13.4を一杯に追い切りました。「重い馬場状態で最後1ハロンは止まってしまいましたが、全体51秒台なら時計もまず上々やろ。追い切るごとに素軽さも出てきていますよ。気迫がこもったフットワークで、今のバレットは心身ともに充実しており、一時のスランプはもう抜け出している。あとはなんとか結果に結び付けられるようしっかりやっていきます。次走は3/29(日)阪神・六甲ステークス(芝1600m)を予定。鞍上は斎藤君に頼みました」(河内洋調教師)

 

【ホウロクダマ】

「現在はウォーキングマシン1時間の運動にとどめています。右肘の状態が良くなってきたことから、今週軽めの騎乗運動をおこなってみましたが、キャンターにいこうとすると膝を上げられないんですよ。どうやら胸前の筋肉を痛めているようです。もしかしたら脚元を庇って痛めたのかもしれません。ダクは問題ないのですが、獣医師に診てもらって、場合によっては針治療をおこなうことも考えます」(担当者)

 

*****7歳馬*****

【ラタンドレス】

8日(日)にWコースで4ハロン54.5-40.3-12.8を単走で馬ナリに追われ、11日(水)にもWコースで6ハロン83.4-67.1-53.0-40.1-13.3を単走で馬ナリに追い切りました。「栗東在厩時は坂路での追い切りがほとんどとのことだったので、平地でしっかりと我慢させながら乗り込みを続けています。ここまでは順調に進められていて、人馬のコミュニケーションは取れていると思います。騎乗スタッフは、『手綱を引いているときはしっかり我慢してくれているのですが、放すと一瞬で加速しますし、スピードがある馬ですね』と話していました。今週末、来週と追って、来週末のレースにはしっかり態勢が整うと思います」(小手川準調教師)

 

【レッドイグニス】

マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター3000mを25-25秒。470キロ。

担当スタッフ「騎乗後は、両前の膝をしっかり水冷でケアしていますが、今は問題ないですよ。ただ、飼葉の量を増やして乗っている割に、なかなか体重が増えて来ないので、移動までに少しでもフックラするように工夫していきます。毛艶などは良化しているので、体調は問題ないですよ」※来週中に美浦トレセンに移動予定。

 

【アースコレクション】

12日、尾関調教師は「今朝、坂路で4ハロンから56秒台の調教を行っています。前走後も順調で、脚捌きも軽く、フットワーク良く走れています。次走は優先出走権もありますので、3月20日(金曜日)を予定しています。来週は火曜日に追い切りをして競馬に出走予定です」とのこと。