*****3歳馬*****

【エルバルーチェ】

来週320(祝・金)中山6R2200m戦にC.ルメール騎手で出走を予定してます。きょう11()は坂路コースで追い切り、4Fから52.3-38.6-25.7-13.0秒をマークしました。状態はだんだんと上がってきており、仕上がり良くレースへ向かうことができそうです。

 

【レッドエランドール】

調教メニュー:角馬場→坂路

坂 助手 2本目 54.7-40.3-26.5-13.4 馬なり

内プチティラン一杯と併せで0.2秒先着

松田調教師「併せ馬で追いました。馬場が重い中で終いは時計がかかったものの、しっかりと先着できましたし、まずまずの動きだったと思います。前回1番人気で期待を裏切ってしまっているので、いろいろと修正していきながら進めているところです」

 

【レッドカルム】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り

カルム      53.1-38.6-25.1-12.6 馬なり

カウンターエア  54.2-39.5-25.8-12.8 強め

デビルズダンサー 54.4-39.7-25.8-12.8 馬なり

助手「角馬場でジックリ乗ってから坂路にて3頭併せの追い切り。3番手から進めました。トモの感じもしっかりしていましたし、テンションも落ち着いているので、前半の立ち回りからスムーズ。終いも促さなくても自分からスッと動いてくれましたし、最後まで余力を残して走れていましたよ。モタれるところも追い切りでは見せなくなっています。今週末、来週と追い切って、良い状態に仕上げていければと思います」

奥村調教師「動きはしっかりしていましたし、バランスを崩すことなく、しっかり体を使って走れていたと思います。乗り込むにつれて調子も上がってきていますね。来週のレースに向けて良い流れで調整できていると思います」

 

【レッドルレーヴ】

乗り運動後、坂路下でダク、その後坂路1本。

ルレーヴ      55.9-40.2-25.4-12.5 馬なり

コースタルチャート 56.7-40.4-25.5-12.4 馬なり

助手「坂路で併せて追い切りました。脚もとや歩様も問題なくここまでは順調にきていますよ。番手だと前を捕まえに行く気持ちが強くでますが、コントロールを失うほどではないですし、この馬なりに収まりもきいていると思います。体つきは変わっていませんが、乗り込んできてもそこまで体も減っていないのは牝馬としては強みですね。今のところ来週になりそうですが十分間に合うと思います」

藤澤調教師「一応来週のフラワーカップと考えていますが、この後の様子も見て決めていきます。まだ体もできていなくて連戦には不安もあるので、一戦一戦勝負というつもりでやっていきますよ」※来週のフラワーカップをヒューイットソン騎手で予定。

 

【ノルトシュライフェ】

左の腸骨に亀裂骨折を発症し全治6ヵ月。2月28日より島上牧場で放牧中。3月11日、担当者の話では「骨折箇所が安定するまで、舎飼いのみで経過を観察します。獣医師の話では2ヵ月が経過する4月10日前後にエコー検査で患部を確認し、経過が良ければ引き運動などの軽い運動の許可を下ろせる見通しということでした。今のところ馬房の中で動く分には差し障り無いようで、馬に落ち着きもあり元気に過ごしています」とのこと。

 

【ワンスウィートデイ】

3月4日に島上牧場へ移動。11日、担当者は「移動後も特に問題は無く、現在はウォーキングマシン60分の軽目の調整を行っています。膿がたまっていた箇所が元通りになるまで、しばらく軽目の運動で様子を見ることになっています」とのこと。

 

【ルヴァンヴェール】

11日、竹内調教師は「レース後は、左前のソエが少し気になる程度で歩様にも問題はありませんでした。昇級戦でも良い競馬をしてくれたので、今後も楽しみです。ここで一息入れて、次走は東京開催を考えています」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【カグラヒメ】

中間も順調に調整していましたが、8日(日)夜に疝痛を発症。

鎮痛剤投与などで対処したものの治まらず、疼痛症状から内科的治療では制御不能な変位疝(ヘンイセン)と判断して、昨日トレセン診療所で緊急の開腹手術を行いました。

動脈に付随する腸間膜憩室(チョウカンマクケイシツ)ヒモが腸の管腔内に嵌入しており、小腸の腸管が腸間膜を軸にして反時計回りに2周(720度)回転した状態。

捻転部位の整復および血行障害が生じて壊死した約1.5mの腸管を切除、吻合(フンゴウ)の処置をしています。

今朝になって元気と食欲はだいぶ戻ってきていますが、エコー検査でもまだ小腸に通過障害(通りが悪くなっている状態)が確認でき、術後の腹膜炎や内毒素血症を併発する恐れもあるため、当面は診療所の入院馬房で経過観察していく予定です。

 

【ライクトゥシャイン】

11日、小笠調教師は「坂路で強目の調教開始後も、ソエは落ち着いていますので、本日帰厩させています。ここから厩舎で追い切りを重ねて、交流戦も視野に入れて番組を検討していきます」とのこと。