*****5歳馬*****
【クイーンズトゥルー】
19日(水)に坂路コースで4ハロン56.6-39.1-24.9-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「間隔を空けたことで体は回復。一週スライドして目論見どおり状態面も上向いているな。走りがだいぶ常識にかかってきましたし、レースの形も出来つつあるからね。平場の相手関係なら流れひとつでやれていいだろう。芝、ダートどちらに適性があるかも今回の一戦で見えてくるはず」(山内研二調教師)
【ラヴノット】
「もう少し何とかならなかったかなというレースでしたが、着順以上の内容ではあったと思います。ジョッキーも話していたように、直線で上手く捌けていたり、外に出せていたらもっと違う結果になったのではないでしょうか。とにかくこの距離である程度目処が立てられて、次に繋がる内容だったことにホッとしています。レース後も大きな疲れはないので、このまま在厩で次走に向けて進めていくつもり。権利がないので節を空けないと出走できない可能性もありますが、中京や場合によっては今回と同じく関西への遠征ということも視野に入れながら、いつでも出走できる態勢を整えていこうと思います」(小西一男調教師)
【ブリリアントリリー】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター4000~4500m、キャンター600mを2本(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。19日(水)から15-15を織り交ぜながら進めています。元気はありますし、活気のある状態なので、あとは乗り込んでいくだけ。この流れを継続しながらしっかりと積み重ねていきたいと思います」(担当者)
【レッドヴェイロン】
馬体重509キロ。
今週月曜日に乗り出しましたが、角馬場で軽めの調整を行って体をほぐしているところです。これまでより歩様が硬く感じるため、現状ペースアップする予定はなく、もうしばらくはトレッドミルを併用しつつ、高周波治療を施すなど筋肉のケアに努めていきます。
【アンデスクイーン】
この中間も順調。2月20日、西園調教師は「レース2週前となり、本日は坂路で追い切りを行っています。単走で4ハロン52秒7、終い12秒9を計時し、デビュー当初は55秒台で精一杯の動きだったことを思えば、ずいぶん力を付けてきました。デビュー時から馬体重は30~40キロも増え、素晴らしい成長を見せてくれたと思います。来週は1週前になりますのでビシッと追い切り、日曜に軽く乗って輸送に備えます」とのこと。3月5日(木)川崎・エンプレス杯(JpnⅡ・ダ2100m・牝馬限定)にルメール騎手で向かう予定。
*****6歳馬*****
【アナザートゥルース】
19日(水)に坂路コースで4ハロン58.1-42.2-27.6-13.3を単走で馬ナリに追い切りました。「今週から時計を消化し始めています。心身ともに状態は安定していますので、この雰囲気をキープしながら負荷を高めていきたいところ。次走は今週末が申込期限の3/12(木)名古屋・名古屋大賞典(Jpn3・ダ1900m)が本線。頭数やメンバーによっては万が一選出されない場合もあるため、3/11(水)船橋・ダイオライト記念(Jpn2・ダ2400m)も視野には入れている。どちらへ向かうにしてもしっかりと賞金加算できるよう、抜かりなく仕上げていきます」(高木登調教師)
【プラチナムバレット】
現在は馬場2周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。右後肢の腫れはまったく気にならないところまで回復しており、今週は気持ちを乗せる意味も込めて18日(火)に坂路で追い切りもおこないました。寒さもあってか、騎乗して最初の内はトレセンでも話に出ていた出の硬さが感じられますが、周回コースで長めのダクからハッキングレベルのキャンターをジックリ踏むことで改善されてくるので、体全体がほぐれたところで追い切るような形にしました。馬ナリでしたが、感触以上のタイムが出ており、状態は上向き傾向にありそうです。
【ホウロクダマ】
19日(水)に坂路コースで4ハロン50.9-37.2-24.7-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「2/22(土)小倉・4歳上1勝クラス(ダ1000m・混)への出走に向けて、順調に最終追い切りを消化。その後も特に異常はありませんでしたが、本日20日(木)朝になって右肘に血腫が出来ているのを確認しました。おそらく馬房内で打撲したと思われ、獣医にも診てもらいましたが、だんだんと痛みが出てきたようで歩様にも見せていることから、大事を取って今週は投票を自重しました。数日ほど様子見し、状態次第では切開する処置をおこなうかもしれません。中1週での競馬が続くため、昨日はあまり速いところを乗る予定ではなかったものの、タイムは自己ベストをマーク。調子が良く抽選でなくても出走できる可能性が高かっただけに残念です。申し訳ありません」(中竹和也調教師)
*****7歳馬*****
【ラタンドレス】
「現在は坂路2本(17~20秒ペース)のメニューで調整中です。今週から調教進度を上げて乗り込んでいますが、ハミに頼って引っ掛かり気味になる面は以前より我慢できるようになりました。もう少し乗りやすくしたいところはありますが、バランスを整えながら来週より15-15を始めていきたいと思います。飼い葉をしっかりと食べていますし、体調面も良好ですよ」(担当者)
【レッドイグニス】
マシン60分、常歩500m、ダク1000m、キャンター3000mを25-25秒。474キロ。
担当スタッフ「馬場に出した時と、終わって帰る時に煩いところを見せますが、以前に比べると、全体に落ち着いている感じです。右前の球節回りに少し浮腫みが出る時もありますが、獣医師の診立てでは、ケアしながら乗っていく分には問題ないとのことで、今は普通に乗っています。昨日、社台の獣医がきて、ケアの為に背腰にショックウェーブをしたので、今日マシンだけで軽く動かして、明日から普通に乗っていきます。膝の方は問題なく来ています」
【アースコレクション】
20日、尾関調教師は「今朝はウッドチップコースで単走の追い切りです。全体の時計も優秀で、終いも先週に比べしっかりと動けており、本数を重ねながら状態を上げています。この調子なら、予定通り来週の競馬へ向かえると思います」とのこと。
*****8歳馬*****
【ルグランパントル】
「レースを使ってもう日数は経過しているのに、腹構えが寂しく映り回復にやや時間を要しています。徐々に硬さはほぐれてきたものの、まだ前肢と後肢の捌きがぎこちなくスムーズではない感じ。節的に中京開催の前半戦はどうかという出馬状況でもあり、在厩のまま慎重に立ち上げさせてもらって、次走は3/28(土)中京・4歳上障害未勝利(障芝3000m・混)を目標にするつもりです」(稲垣幸雄調教師)