*****3歳馬*****

【レッドヴァレリー】

助手「北の角馬場で体をほぐしてから坂路にて単走の追い切り。角馬場の時からそうでしたが、トモの踏み込みが揃って入るので、推進力のある走りができていないように感じます。まだ帰厩して一本目の追い切りですし、502kgと体つきにも余裕があるので、その分動き切れていないのだと思います。それでもハミ受けなどは気にならず、息遣いも問題なかったので、追い切りを重ねていけば変わってくるはずですよ」

小島茂調教師「戻って最初の追い切り、坂路の単走でどこまで動けるかを確認しましたが、手応えは悪くなかったものの、フォームはまだ改善の余地がありますね。体付きもまだフックラしていますし、この後はフォームを固めながらしっかり乗り込んでいきたいと思います。次走はダート戦を考えています。今のところ、22日の東京2RD2100m)を視野に入れていますが、稽古の動きや馬の状態次第では、次の中山開催にスライドすることも考えています」

 

北の角馬場運動後、坂路1本。

助手「昨日帰厩しています。今日は運動初日なので、北の角馬場でダクを乗ってから、軽めに坂路を1本。乗り出し初日ということでテンションは高めでしたが、坂路ではリラックスして走れていましたし、ハミ受けも良かったです。調教後に左前の球節に軽い微熱と浮腫みがあったので、しっかりケアしながら進めていきたいと思います」

 

【ルヴェルソー】

5日、田中博康調教師は「小倉まで遠征して結果が出せなくて申し訳ありませんでした。レース後に左前繋ぎから球節にかけて疲労から来る浮腫みが見られましたので、無理せず放牧を挟みたいと思います。馬体チェック後に、山元トレセンへ放牧に出して再調整します」とのこと。

 

【ノルトシュライフェ】

2月6日、西園調教師から「今朝の運動中に左トモに違和感があり、獣医師に診てもらいました。獣医師から『しばらく経過を観察して欲しい』という指示がありましたので、今週の出走は見送ることにしました。すぐに治まるようなら1週スライドさせる方向で進めます」との連絡が入り、8日(土)京都・ダ1400mに和田騎手で出走を予定していたが見送りに。

 

2月8日(土)京都・ダ1400mに和田騎手で出走予定。5日、西園調教師は「本日坂路で時計を出しており、4ハロン52秒0、ラスト13秒2を計時し1勝クラスの馬と併せて互角の脚色で上がってきました。良く動けていますし、レースを楽しみにしています」とのこと。

 

【ワンスウィートデイ】

2月4日、牧浦調教師から「昨日から39.5度の発熱があり、疲れがたまっているのか今日になっても熱が引かず、出走についてはいったん白紙に戻し治療に専念します。小倉出走には間に合いそうもないので、治療後は放牧に出して回復に努めます」との連絡が入った。

5日、牧浦調教師は「熱は若干下がりましたが、まだ平熱には戻っておらず、安静にして治療を受けています。熱が引いて体調が安定したらいったん放牧を挟みます」とのこと。

 

【ルヴァンヴェール】

来週の出走に向け調整中。5日、竹内調教師は「今朝は坂路コースで併せ馬を行いました。前を追走する形から併入していますが、引き続き良いフットワークで坂路を駆け上がっています。相変わらず周囲を気にする仕草は見せますので、レース当日はブリンカーを装着して向かいます」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【カグラヒメ】

2日(日)に坂路コースで4ハロン60.6-43.0-26.6-12.2を単走で馬ナリに追われ、5日(水)にはCWコースで6ハロンから0.8秒追走して併せ、82.0-65.9-50.7-37.4-12.5を馬ナリに追い切りました。「単走で終い重点にさっと反応を確かめる程度の内容でしたが、キビキビしていて非常に良い動きに映りました。いまのところ馬の雰囲気も落ち着きを保っているので、あとは輸送で変にイレ込まず臨めれば力を出せるデキにあると思っている。メンタル面の幼さが影響し、少々足踏みしている現状でも、能力的にはこのクラスで上位のものがあるはず。レース後は着順と内容次第で、そのまま小倉競馬場に滞在させる予定です」(昆貢調教師)

 

【ライクトゥシャイン】

5日、小笠調教師は「レース後の歩様、馬体をチェックしましたが少しソエを気にしています。厩舎で様子を見て、放牧を挟むかもしれません」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【レッドヴェイロン】

調教メニュー:角馬場

助手「昨日もしっかり時計が出たので少し馬体重は減っているかと思いましたが、先週と変わらずでした。ただ、先週よりさらに馬体は締まってきた感じがしますね。調教を強めても、体重が減らないのがこの馬の強み。一頓挫ありましたが、早めに帰厩させたことで影響はありませんし、万全の状態で出走させることができそうです」

496キロ※今週9日()東京11R東京新聞杯(G)芝1600mにルメール騎手で出走します。

 

調教メニュー:角馬場→坂路

坂 助手 50.6-37.1-24.7-12.7 強め

助手「予定していたより時計は速くなりましたが、最後も無理をさせているわけではなく、余裕がありました。予定通りのメニューを消化して、いい状態でレースへ向かえそうです」

 

【シングシングシング】

2月9日(日)東京・4歳以上1勝クラス(牝・ダ1,600㍍)に武藤雅騎手で出走の予定。

5日、伊藤大士調教師は「今朝、ウッドチップコースで併せ馬を行いました。オープン馬に対して、先行する形から馬なりで併入しています。先週に速い時計が出ていたように、状態も上向き、最後までフットワークが乱れることなく、しっかり走れていました。調教ではテンションも上がらず我慢出来ていますので、このままの雰囲気で競馬に向かえれば」とのこと。

 

*****6歳馬*****

【ホウロクダマ】

5日(水)に坂路コースで4ハロン52.3-38.4-25.7-13.3を単走で末強めに追い切りました。「今週は終い重点にサッとやりましたが、体が絞れてきたこともあって、追われてから反応よく脚を伸ばしてくれました。馬体には順調な良化が窺えますし、一度使われた上積みは大きそうですね。いつもレース前にはゲートも確認していますが、特に問題ないだけに、本番でも上手くスタートを決めて欲しいところです。今週末の競馬を含め、1回小倉開催はあと3週。前走の内容からもやはり一番合っている条件ですし、今回はそれ以上の好結果を期待していますが、最低でもここで優先出走権を確保できれば状態次第でもう1走という選択肢も出てくるので、中1週で臨みます」(中竹和也調教師)

 

【レーヌジャルダン】

6日、高柳瑞樹調教師は「今朝、ウッドチップコースで武藤騎手鞍上で併せ馬をして追走から先着しています。武藤騎手からは『直線での反応も良く、終いの伸びも良かったです』との話がありました。先週よりも、フットワークに素軽さも出て状態も上向いています」とのこと。

 

【カヴァレリア】

1月29日よりケイツーSで調整中。2月5日、牧場担当者は「こちらに移動後馬体をチェックしましたが、筋肉や関節の疲れというよりは、寒い時期で新陳代謝が悪く内面からくる疲れみたいです。荒山調教師と相談して、オゾン治療を行いました。現在は馬場でウォーミングアップ後、坂路で軽く跨がっています。馬体重は519㌔」とのこと。

 

【アンデスクイーン】

レース後も変わりなく順調。2月5日、西園調教師は「レースの疲れも抜けてきて馬に元気が出てきました。最後のレースに向けてしっかりと仕上げたいと思っています」とのこと。3月5日(木)川崎・エンプレス杯(JpnⅡ・ダ2100m・牝馬限定)にルメール騎手で向かう予定。

 

【アースミステリー】

5日、田中博康調教師は「京都から戻ってきた馬体をチェックしましたが、歩様もゴトゴトしていて、右トモの筋肉に疲れがあります。このまま続戦させるのは難しく、放牧を挟まないと難しそうです」との話があり今後について協議することになった。

田中博康調教師からは「2勝クラスの競馬に向かうには、調整から負荷をかけるので、レース後に脚もとがゴトゴトしてしまい続けて出走させる事が出来ません。今回も時間をかけて調整した分、渾身の仕上げで臨んだだけに結果を出せず本当に残念です。昨年6月の勝利で2勝クラスに上がり、昇級以降2戦のレース内容を見る限り、このクラスでの展望は持ちにくく、ここで引退させることにしたいと思います」との話があり、師とも協議を進めました結果、同馬を引退させることになりました。

 

*****7歳馬*****

【アースコレクション】

5日、牧場担当者は「週1回坂路で強め(15-15)の調整もコンスタントにこなし、本日入厩することになりました。移動前の馬体重は545㌔」とのこと。

尾関調教師は「調整も順調に進んでいるようなので、本日の検疫で入厩させます。調教の状態を見ながら、交流戦も視野に入れ調整して行きます」とのこと。

 

*****8歳馬*****

【ルグランパントル】

5日(水)にWコースで5ハロン67.0-52.5-38.7-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「水曜日の追い切りはレースでも騎乗予定の野中騎手が跨りました。やはり馬具の効果が大きく、左回りの稽古でも右に張って行く面は見せませんでしたし、弾むようなフットワークで柔らかみを感じさせます。ルグランパントルにとって、1400mよりはゆったり構えられるマイル戦のほうが距離も走りやすいはず。一度使って状態や雰囲気が格段に良くなっていますので、あとは競馬にいって同じように反応できれば前進可能と思っています」(稲垣幸雄調教師)