*****3歳馬*****
【カグラヒメ】
「現在は角馬場をダクとハッキングキャンターで10~15分、坂路コースを2本(17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も同様のメニューで進めていますが、体重が増加傾向にあるのは良いですね。冬毛が伸びてきて毛艶は冴えないのですが、体調面に問題はありません。1回小倉開催(2020/1/18~)が目標と聞いていますので、しっかりと態勢を整えていきます」(担当者)
【ヴィヴァンフィーユ】
「昨日26日(木)に4ハロン52.8-39.4を馬ナリで追い切りました。依然として発汗量が多く、フックラとしてこないところだけが気掛かりで、力強さという点で多少見劣りしますね。そうは言っても、10回船橋開催(1/7~)での出走に向けて、決して順調度は欠いていませんし、追い切り以外の普段の運動時もしっかりと動けてはいますよ。C1クラスに格付されると思いますが、いきなりから勝ち負けの能力はあると感じていますので、まずはいい形で年を越したいですね」(椎名廣明調教師)
【リーピングリーズン】
22日(日)に坂路コースで4ハロン61.1-42.7-26.9-12.9を単走で馬ナリに追われ、25日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.5秒追走して併せ、59.1-40.8-25.2-12.5を末強めに追い切りました。「追い切りは終い重点の内容。相手に並び掛けるまでは集中して走れていたものの、前に出て1頭になると目標がいなくなったせいか、少し物見をして最後甘くなってしまった。体もいくらかフックラして見せて力は通用すると思うけど、この中間も相変わらずイレ込みが目につくので、当日落ち着いていればというところでしょう。出馬投票は団野大成と和田竜二でAB投票をさせてもらいました。斤量3kg減は魅力ですし、芝替わりで前走以上のパフォーマンスを発揮してくれればと期待しています」(山内研二調教師)
【レッドスプリンガー】
平田調教師「この中間はF20秒を切るくらいのキャンターを3000m乗り込んでいます。追い切った後も引き続き順調に進めることができています。馬体重は今くらいでもいいのかなと思っていますが、これから馬体を締めて内臓面もしっかり作っていきたいところです。2~3日中にジョッキーの調整をして、予定通り4F54~55秒くらいの追い切りをかけてみることにしています」
【レッドクレオス】
乗り運動後、坂路下でダク、そのあとウッドで調整(15-15程度)。
木幡育騎手「3コーナーから出て単走で走らせました。あまり速くならないようにという指示でしたがかなり元気が良かったです。単走だったので他の馬を気にすることなく気持ちよく走れていたようですね。寒い時期ですが毛艶もいいですし、まだまだ走り足りないところを見ると状態は引き続き良さそうですよ」
藤澤調教師「小倉も考えていますが、マイルのほうがいいかというのもあるので、どこを使うかもう少し考えさせてください。小倉に行かない場合は中山4週目の芝1600mあたりと思っています」
【アスティ】
24日、堀千亜樹調教師は「前走後も飼い喰いは良く、馬体もフックラ見せています。馬に落ち着きもあり、雰囲気はとても良いので期待に応えられるような競馬をさせたいと思います」との話があり、12月31日(火)大井・3歳200万円未満(ダ・1,600㍍)に森泰斗騎手で出走の予定。
【ライクトゥシャイン】
25日、牧場担当者は「ここまでソエを治療しながら調整してきましたが、脚もとの痛みも落ち着いてきたみたいです。今週から、坂路馬場で15-15の調教も出来るようになってきましたので入厩に向けてペースアップしていきます」とのこと。馬体重は456㌔。
小笠調教師より「牧場で調教を見て来ましたが、ここにきて状態も良くなってきています。15-15をもう少し乗り込んだら、東京開催を目標に厩舎に入れる予定です」とのこと。
*****4歳馬*****
【クイーンズトゥルー】
25日(水)に坂路コースで4ハロン58.9-41.5-26.2-12.7を単走で末強めに追い切りました。「旺盛にとはいかないまでも、この中間はしっかりと飼い葉を食べれていて順調に乗り込めている。前走時は少しコツコツ見せていた歩様も良くなっているし、ウチの厩舎にもようやく馴染んできたんじゃないかな。次走は年明けの1回小倉開催(1/18~)が目標ですが、調子が上向いてきているのは間違いないので、メンバーの薄い番組があれば前倒して投票するつもりです」(山内研二調教師)
【ラヴノット】
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンターで3600m、坂路2本(17~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も元気一杯で、順調に調教をおこなえています。普段は本当に大人しい性格なのですが、一回嫌なことがあると注意深くなってしまうようなところがあり、そういう面がレースでも影響しているのではないでしょうか。体調は良いので、しっかり態勢を整えていきます」(担当者)
【ブリリアントリリー】
「夏場に比べるといくぶんレースを使ってからの回復が遅い。毛ヅヤの感じからも、やはり寒いよりは暖かい時期の方が得意なタイプかもしれませんね。それでも体調面含め大きく崩れてはいませんし、状態もしっかり維持できています。次走は年明け1/12(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1800m・牝)を予定。鞍上は3kg減の団野大成騎手に依頼させてもらいました」(石坂公一調教師)
【ヴァイスブリッツ】
レース後、右前の中間手根骨に剥離骨折が判明したため、年明けに美浦トレセン内診療所にて剥離した骨片の摘出手術および内部のクリーニングを行う予定です。
「競馬場に輸送後、装鞍所から下見所にかけてのイレ込みがどうかと心配していましたが、今回は我慢できていて落ち着いた精神状態でレースに臨めたと思います。ただ、スタートをポンと出て、道中も楽な感じで運べていただけに、直線早々と手応えをなくし脱落してしまった敗因が正直ハッキリしなかった。距離の問題はあっても、あそこまで終い止まる馬ではありませんから。週明け水曜日までは両膝に微熱を感じる程度で特に異常は見られず、今朝になって若干庇う歩様を見せたため、診療所でレントゲン検査を行ったところ、右前の中間手根骨近位部分に骨折が判明しました。どれくらいで復帰できるかの診断は年明けに患部を開けてみてとなりますが、手術対象となるため全治に半年くらいはかかる見込み。調教でも細心の注意を払いながら進めていたのですが、誠に申し訳ありません。手術の日程など正式に決まりましたら、またご報告させていただきます」(大竹正博調教師)
★12/22(日)中山・グッドラックハンデキャップ(芝2500m・混ハンデ)松山弘平騎手 結果11着
「スタートがとても速くて、馬ナリでハナにたつ形に。道中もいい感じでリズム良く走れています。ただ、直線で手応えがなくなるのが思ったよりも早くて…。距離なのかもしれませんが、この一戦だけでは言い切れないのが正直なところです。昇級緒戦ですし、まだこれからの馬だと思っています」(松山弘平騎手)
【レッドヴェイロン】
馬体重524キロ。
今週も坂路で14-14や14-13を消化するなど調整は順調です。ペースを上げてからも脚元や背腰などに疲れも感じられませんし、体を大きく見せるなど好状態をキープしています。しっかり乗り込んで態勢が整ったため、きのう(木)の検疫で栗東・石坂厩舎に帰厩しました。
【シングシングシング】
25日、牧場担当者から「こちらでは、テンションが上がりすぎないように注意し周回コースで3,000㍍を普通キャンター(20~18秒)で調整をしています。このクラスでは力上位だと思いますので、良い状態で厩舎に戻せるように調教を進めていきます。馬体重は506㌔」とのこと。
伊藤大士調教師は「ここ2戦、本当に惜しい競馬が続きましたので、次こそは決めたいと思っています。1回東京2週目に同条件が組まれていますので、そこを目標に、年明けに入厩させる予定にしています」とのこと。
*****5歳馬*****
【アナザートゥルース】
「背腰を起点に使ったなりの疲れが残っているため、週半ばまではゆっくりと楽させて昨日から立ち上げを開始しました。在厩のまま調整していきますが、目標とする1/29(水)川崎記念(Jpn1・ダ2100m)まではまだ時間がありますし、疲労回復をしっかり施してからペースアップを図っていくつもり。体調面は変わらず良好に映るので、さらにもう一段調子を上げていけたらと思います」(高木登調教師)
【プラチナムバレット】
22日(日)にCWコースで5ハロン72.9-58.0-43.3-13.7を単走で馬ナリに追われ、26日(木)にもCWコースで6ハロンから併せ、82.7-65.8-50.8-37.3-11.9を末強めに追い切りました。「あまり速い時計を出す指示ではなかったので鞍上は持ったままでしたが、強く追えばもっと伸びるような手応えに映りました。本質的にレースを使って良くなるタイプの馬ですし、上積みは十分感じられる状態。以前ほど肩の出の硬さも気にならなくなり、稽古の動きもこれまで以上に素軽い印象なので、なんとか次は結果を出したいところやね。一応、年明けの1/06(月)京都・金杯(G3・芝1600mハンデ)にも登録を予定しますが、新聞社の調べによると賞金順で出走は叶わない見込み。ポルックスもしくはすばるSで除外の権利を確保して、1/18(土)中山・ニューイヤーS(芝1600m)に向かうプランを本線で考えていきます」(河内洋調教師)
【ホウロクダマ】
「現在は角馬場をダクとハッキングキャンターで10~15分、坂路コースを2本(17~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から速いところを織り交ぜながら進めていますが、問題なく対応出来ています。この感じであれば週2回にしても大丈夫そうなので、来週からもう一段ペースを上げていくつもりです。体重が増加しているように、状態が良さそうですよ」(担当者)
【レーヌジャルダン】
25日、牧場担当者は「入厩後、周回コースで軽めの調整をしてきましたが、来週からは坂路に入れて追い切りを行う予定です。馬の歩様も、背中の張りが無くなったことによりスムーズになり、入厩に向けてピッチを上げていきます」とのこと。馬体重は470㌔。
高柳調教師は「1回東京開催の3~4週目の競馬を目標に調整してもらっています。引退前に、何とかもう一つ勝たせて上げたいですね」とのこと。
【アンデスクイーン】
12月25日、西園調教師は「この中間も変わりなくきており、レースまであと1ヵ月ありますので、年明けから本格的な調整を進めていく予定です。時計にならない調整でも行きっぷりの良いところを見せ元気は戻ってきています。次走はC.ルメール騎手に声をかけました。以前に結果を出してくれているので楽しみにしています」とのこと。1月22日(水)大井・TCK女王杯(JpnⅢ・牝馬限定・ダ1800m)にC.ルメール騎手で向かう予定だ。
【アースミステリー】
25日、牧場担当者は「現在は、周回コースで普通キャンター3,000㍍の調整を行っています。ここまで順調に回復してきましたので、年内に強めの調教を再開して先生からの指示を待ちたいと思います。馬体重は484㌔」とのこと。
田中博康調教師から「挫跖から回復し、調教も順調に進んでいるとの報告がきています。近い内に牧場で状態を確認して、今後の予定を決めたいと思います」とのこと。
*****6歳馬*****
【ラタンドレス】
「現在は角馬場をダクとハッキングキャンターで10~15分、坂路コースを2本(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。こちらに到着後は右前膝に軽い外傷を負っていましたが、問題なさそうだったので20日(金)から騎乗運動をおこなっています。速いところをやるとガーッと行ってしまう馬なので、ゆったりめのペースで乗り込んでいます。仕上がりやすい馬ので、量を積み重ねていきたいと考えていますよ」(担当者)
【レッドイグニス】
北のダートコースを1周後、坂路にて併せ馬で追い切り
イグニス 55.1-40.3-26.0-12.8 馬なり
グレンフィナン 54.7-40.1-25.8-12.7 馬なり
助手「北馬場で体をほぐしてから、イグニスが先行する形で追い切りました。下ろしがけから落ち着いて走れていましたし、道中もしっかり折り合うことが出来ました。終いもこちらが促さなくても反応が良かったですし、最後まで余力を残して動けていましたよ。追い切った後もケロっとしていて、息遣いもしっかり。調子は良いと思います」
鹿戸調教師「追い切りは動ける範囲でやりましたが、しっかりとしたフォームで走れていましたし、上がりの歩様や息も大丈夫そうでした。今のところ脚元も落ち着いているので、この調子で乗り込んでいきたいと思います。休養明けのレースですし、この中間にゲートも確認する予定でいます」
【アースコレクション】
25日、牧場担当者は「疝痛後は馬体重が516㌔まで減ってしまいましたが、現在は540㌔まで回復しました。牧場に戻ってからは、元気も出てきたので一安心です。年明けから、馬の体調を見ながら調整していきます」とのこと。
尾関調教師から「腸捻転も本当に大事に至らず良かったです。馬の体調を見ながら牧場さんと連絡を取りながら進めていきます」とのこと。
*****7歳馬*****
【ルグランパントル】
22日(日)にWコースで4ハロン54.5-39.9-12.5を単走で馬ナリに追われ、25日(水)にもWコースで5ハロン67.6-52.6-39.0-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「日曜日にも半マイルから単走で追い切りを行い、時計的には及第点で動けていたものの、乾いた息遣いで反応にもまだ物足りなさを感じたため、クラブ側とも相談して一週スライドさせてもらいました。年明け1/06(月)京都・新春ステークス(芝1600m・混)に西村淳也騎手で向かいたいと思います。見た目にもうひと絞りできる体つきには映りますが、休み明けでも体調面の良さは窺い知れる。力強く伸びのあるフットワークで走れていますし、脚力は十分通用するのではという期待を持っていますよ。あと2本は速めを消化して、万全の態勢でレースを迎えられるように仕上げていきます」(稲垣幸雄調教師)