*****2歳馬*****

【エルバルーチェ】

年明け111()中山・芝2200m戦への出走を目指しています。きょう19()は坂路コースで53.4-39.6-26.3-13.4秒の時計を馬なりでマークしました。徐々にピッチを上げていきます。

 

年明け111()中山・芝2200m戦への出走を目標に調整しています。帰厩後も変わりなくきており、今週はあす()に速めを追います。若干、背腰に硬さが感じられますので、ほぐしながら仕上げていきたいと考えています。

 

【エクストラノート】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に追い切りを消化できており、精神面の不安もありません。馬体重も変わりないものの、お腹回りに余裕が出てきたように映るため、もう少し負荷を強めて絞っていくことも検討しています。体力面に関してはここまで休まず乗れていることもあり、着実に強化されてきた印象。筋力的にはもっと上のレベルへ持っていきたいところなので、引き続きしっかり負荷を掛けながら鍛えていこうと思います。

 

【ブランニューウェイ】

現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。到着翌日よりさっそく騎乗を開始しました。初日、2日目までは馬場入りするとテンションが高くなっていましたが、今は落ち着いて調教に臨んでいます。こちらも寒くなってきている影響で冬毛が出ており、馬体も多少寂しく映るため調子がいいとは言えませんが、馬自身に元気はあるので、これからデビューに向けてどんどん乗っていきます。

 

【ランジョウ】

現在は馬場3周と坂路1本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週も順調に乗れており、週2回の追い切りもしっかり消化できています。トモはまだ少し寂しい感じはしますが、肩回りなどはかなり筋肉が付いてきて、随分と逞しくなってきました。スピードが上がった時にもう少し伸びやかなフォームで走れるよう、引き続き乗り込んでいきます。

 

【パラダイムチェンジ】

「いきなりの白星スタート、本当にうれしく思います。昨日のメンバーでは馬体はパラダイムチェンジが抜けていると思っていましたし、圧倒的な1番人気に支持されていました。ただ、6枠の出走ということで、正直なところ、馬群で揉まれて怖がりな面が出ないことを祈るばかりでした。矢野ジョッキーのコース取りが見事でしたね。今回の一戦でこちらでも通用することが証明できたと感じています。次走は中1週で年明けの12回川崎開催(1/01~)での出走を予定したいと思いますが、是非とも連勝を飾りたいですね」(今井輝和調教師)

 

12/19(木)川崎・丘の上の開放感!よみうりランド丘の湯賞 2歳(六)(ダ1400m)矢野貴之騎手 結果:優勝

「怖がりなところがあるので、ブリンカーを装着し、矢野ジョッキーには多少ロスしても番手で馬群の外につけるように指示しました。『バテる感じがなく、長くいい脚が使えますね。まだ心身ともに幼い印象を受けるので、今後の伸びしろにも期待していいのではないでしょうか』と矢野ジョッキーのコメント。転入初戦から結果を出すことができて、まずは一安心です。1400mに対応できたことも大きいと思いますよ」(今井輝和調教師)

 

【レッドエランドール】

調教メニュー:引き運動

松田調教師「今朝は厩舎周りの引き運動で調整しています。馬体に異常はありませんので、このまま進めて行きたいと思います。パワー型で力で競馬するタイプに見えますので、体が慣れるまではダートを走らせた方がいいかもしれません」

 

調教メニュー:角馬場→坂路→ゲート試験

坂 助手 78.2-56.5-37.0-17.8 馬なり

松田調教師「僚馬2頭とゲート試験を受験して合格しました。発馬してからも12.6-13.0のラップで走ることができていましたし、中々の内容でしたね。まもなく明け3歳になってしまいますし、馬体をチェックして異常がなければこのままデビューに向けて進めて行く予定です」

 

【レッドルレーヴ】

乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。

助手「今日は北馬場で軽く乗りました。右前に小さな骨瘤が出来てきていますが、まだ痛みもないのか歩様にも出していないのでケアしながら進めることになっています。このくらいで固まって落ち着いてくれば問題ないとは思いますが、馬が気にしだすと上半身に張りが出てきたりもするので、しっかり治療していくつもりです。相変わらずテンションも上がらず飼い葉も食べてくれているので雰囲気は変わりなくいいですよ」

 

乗り運動後、坂路下でダク、そのあと坂路1本。

助手「坂路を先行して追い切りました。動きは引き続き問題ないですね。誘導する形だったので無理していませんが、ちょっと気を抜くと自分でスピードを上げてしまいそうなくらいの手応えでした。どうも走りに真面目すぎるところがあるので、調教だけ見ると短い距離でもこなせそうですよ。あまり距離を詰めたくはないので、普段からもう少し遊びが出てくるといいですが煮詰まっている感じでもないのでこういう性格なのでしょう。順調にきています」

藤澤調教師「立ち上げからは問題なくきていますよ。この馬なりに徐々に成長してきている感じですし、それを阻害しないように進めていくつもりでいます」

 

【レッドヴァレリー】

マシン運動後、乗り運動。

助手「追い切った翌日なので、マシンで運動をしてから乗り運動で森林馬道に行っています。脚元も良い意味で変わりませんし、歩様もしっかりしていますね。テンションもそこまで高くなっていないし、飼葉の食いも安定していて馬体重は488kgです週の除外の影響もなくコンディションは引き続き良いので、レースで変わり身を見せて欲しいですね」

 

北の角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り

ヴァレリー 55.6-40.8-26.7-13.5 強め

ギベルティ 54.5-39.7-25.8-12.8 仕掛け

小島茂調教師「私が乗ってヴァレリーが先行する形でしたが、やはり坂路だとウッドに比べてハミ受けが良くないですし、背腰がまだ甘いのでフォームがバラバラになって走ってしまいますね。最後も遅れてしまいましたが、終始外を回っていましたし、馬場も重かったので、その点は問題ないと思います。今の力だとまだ坂路では動ききれないのでしょうね。それでもここまでしっかり乗り込めていますし態勢は整っています。今週土曜の中山3Rをデムーロ騎手で予定しています」

 

【ルヴェルソー】

18日、田中博康調教師から「次走に向けて、普通キャンターにて調整しています。レースの疲れもとれ、飼い葉もしっかり食べられています。競馬を一度経験したことで、フットワークも良くなってきたように感じます。今週末から時計になる調教を始めて、来週の競馬に向かうつもりです」とのこと。

 

【ワンスウィートデイ】

12月21日、牧浦調教師より「本日の検疫が確保できましたので入厩させることにしました。小倉1週目に向かえればと考えています」との連絡が入り、年明けの出走に向けて調整を開始する。

 

*****3歳馬*****

【カグラヒメ】

「現在は角馬場をダクとハッキングキャンターで1015分、坂路コースを2本(17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間はペースを上げて対応しています。体重はもう少し増えてきてほしいところですが、減らしてはいませんし、乗り込みながら維持しているので問題ないと見ています。リラックスして調教に臨めているので、いい感じですね」(担当者)

 

【ヴィヴァンフィーユ】

「本日、半マイル54秒のところをやりました。さすがの動きでしたね。中央入着馬ということを再認識させられました。ただ、この時季にもかかわらず、発汗が目立ちますね。なので、飼い葉は食べているのですが、いまひとつ馬体にボリューム感が欠ける印象を受けるんですよね。時計を消化しながら、地力を強化しつつ、10回船橋開催(1/7~)に向けて仕上げていきましょう」(椎名廣明調教師)

 

【リーピングリーズン】

18日(水)に坂路コースで4ハロン58.6-41.1-25.7-12.6を単走で馬ナリに追い切りました。「以前はそうでもなかったようだけど、普段からずっとイラついている様子で馬房の中でも落ち着きがない。飼い葉食いは悪くないのに、体が思いのほか増えてこないのはそういった理由から。稽古の感じはこの中間も悪くないので、来週12/28(土)阪神・3歳上1勝クラス(芝1600m・混)に投票を予定していますが、状態がもうひとつと判断した場合には年明けの番組にスライドも検討します」(山内研二調教師)

 

【レッドスプリンガー】

12/18 小向 櫻井 58.4-44.1 馬なり

平田調教師「今週水曜日にジョッキー騎乗で時計を出してみました。騎乗した櫻井騎手からは『まだかなり重いが、絞れてくれば走ってきそうです』とのコメントがありました。追い切り後も順調で、一つ一つ着実にステップアップできているところです。来週末くらいに4F54~5秒くらいまでペースを上げて追ってみる予定です」

 

【レッドカルム】

角馬場で運動。

奥村調教師「昨日の午後から馬体チェックを入念に行いましたが、歩様は問題ありませんし、骨瘤も変わりないですね。今日から騎乗運動を始めて、角馬場で軽めに乗ってみましたが、落ち着いて走れていましたし、運動中の脚運びもスムーズでしたよ。飼葉も食べてくれて馬体重も524kgまで戻せているので、今のところ厩舎に置いて続戦する方向で考えています」

 

厩舎周りを曳き運動。

奥村調教師「レース後は今日まで曳き運動で様子を見ています。歩様はスムーズですし、骨瘤も落ち着いています。テンションも上がっていませんよ。飼葉の食いも良いので、体調にも陰りは見られませんね。明日、騎乗運動をしてみて具合を見ながら、今後のプランを決めたいと思います」

 

【レッドクレオス】

乗り運動後、坂路下でダク、そのあと坂路1本。

杉原騎手「今日も坂路を上がっています。馬体にダメージはなさそうということでしたが、特に気になるところもなく大丈夫そうですね。競馬で走り切っていないぶんちょっとピリピリした感じはありますが、走り出せば集中できていたので気にするほどではないと思います。だいぶ走りも力強くなってきて踏み込みなども良くなってきていますね。年明けの競馬なのであまり煩くならないように気を付けていきます」

 

乗り運動後、坂路下でダク、そのあと坂路1本。

坂路 64.0-48.0-32.5-16.2 馬なり

助手「坂路を軽めに上がりました。ほとんど競馬でのダメージはなかったようで順調に立ち上げることができています。トモも使う前と変わらない感じですし、引き続き雰囲気はいいですよ。ちょっと敏感というか繊細な面は見せていましたが、また乗り込んで慣れてくればそれも解消されてくると思います」

藤澤調教師「まだどこを使うか考えていますが輸送には問題ない馬なので小倉にいこうかとも思っています。1週目から芝の1200mが組まれているのでそのあたりを考えていますよ」