*****2歳馬*****

【エルバルーチェ】

山元ではキャンター調教を進めることができていることから、本日12()に美浦TCへ帰厩しています。こちらで追い切りを重ねながら、来年の出走を目指します。

 

【モンストルオーソ】

本日12日(木)厩舎での歩様チェックの際に、左前脚に跛行の症状を見せました。わずかな腫れと熱感も確認されたことから、レントゲン検査を行ったところ、左前脚橈骨遠位端の剥離骨折が判明、全治6ヵ月の診断(競走復帰までの目安)を受けています。

今後は北海道・オカダスタッドへ移動の予定です。

7月末にこちらに入厩し、9月末にデビュー。ここまで3戦に出走してきましたが、地元の船橋開催にきっちりと合わせ、無理のないローテーションだったと思います。競走中のアクシデントとはいえ、初勝利を挙げた翌日にこのような報告をしなければならなくなり、大変申し訳なく思っています。昨日はメンバーが揃うなか1番人気に支持され、前走から持ち時計を1秒以上詰め、能力の高さを改めて再認識した一戦でした。先行力があり、堅実な走りで距離が伸びてさらに良さが出てくるイメージを持っていたので、この春を棒に振らなければならなくなったことは本当に残念でなりません。患部の回復が順調にいき、1日も早くこちらに復帰できることを願っています」(佐藤裕太調教師)

 

12/11(水)船橋・船橋競馬プレゼントキャンペーン賞 2()()(ダ1500m)笹川翼騎手 結果:優勝

「前走で跨った際に、返し馬が硬い印象を受けました。今回しっかりと返し馬をおこなったことで、体を暖めてほぐせたと思います。スタートが決まって内々で上手く脚を溜めることが出来ましたね。最終コーナーで前を行く2頭の外に出してからは、しっかりと脚を使ってくれて伸びてくれました。2着馬が内を突いてきているのはわかりましたが、押し切れると思っていましたよ。モンストルオーソの初勝利に貢献できて良かったです」(笹川翼騎手)

 

【レッドエランドール】

調教メニュー:角馬場→坂路→ゲート

坂 助手 85.6-63.1-40.4-20.0 馬なり

松田調教師「今日はゲート練習はしないつもりでしたが、へこたれている様子もないので予定を変更して発馬練習を行いました。昨日よりゲートの出は良くなっていました。来週中にゲート試験を受けられるように進めて行きます」

 

調教メニュー:角馬場→坂路→ゲート

坂 助手 79.1-57.4-37.4-17.6 馬なり

松田調教師「今朝は消音ゲートから出した後、音ありのゲートからも出してみました。引き続き入りと駐立はおとなしいですし、あとは発馬の練習だけですね。今日の感じならもう少し練習したら試験を受けることができそうです」

 

【レッドカルム】

厩舎周りを曳き運動。

奥村調教師「追い切った翌日なので厩舎周りを曳き運動で調整しています。出掛けの歩様も気になりませんし、煩いところも見せずしっかり歩けていました。飼葉も与えた分はしっかり食べていて馬体重は520kgです。良い状態に仕上がったと思います。レースについてですが、当初は中山で使う予定でしたが、想定を見たところメンバーもそれなりに揃っていて手強い感じでした。中京の同条件ならメンバーも手薄でこちらの方がチャンスがありそうなので、予定を変更して日曜の中京5R(D1800m)を吉田隼人騎手で使うことにしました。中京までの輸送になりますが、しっかり対応して良い状態で出走させられればと思います」

 

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り

カルム   51.7-38.3-25.9-13.6 馬なり

リスペクト 51.6-38.3-25.9-13.5 馬なり

助手「今日は坂路にてカルムが先行して追い切りました。先週よりも馬場が良くなっていたこともあり、テンから力強く走れていましたね。道中もスムーズでしたし、終いも楽な手応えで走れていましたよ。トモの入りなども追い切りを重ねてだいぶ良化しているように思いますし、右にモタれる感じも無くなっています。ここまでしっかり乗り込んできたことで良い状態に仕上がったと思います。レースでも良い走りを期待しています」

奥村調教師「予定していた時計より少し速くなってしまいましたが、けっして無理をした訳ではないですし、上がりの息や歩様も問題なかったです。予定通り今週土曜の中山6Rに石橋騎手で使います」

 

【レッドルレーヴ】

乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。

助手「今日は軽めの調整です。昨日は久しぶりに時計を出しましたがテンションも変わらず歩様も問題ないですね。どうも走りに前向きすぎるというか真面目に走りすぎるところがあるので、もう少し遊びがあってもいいかなとは思いますが、煮詰まらないように気を付けてあげたいですね。飼い葉もそれなりに食べていますし、体重も446kgくらいをキープできているので立ち上げからは順調にきていますよ」

 

乗り運動後、坂路下でダク、そのあと坂路1本。

ルレーヴ      55.7-40.8-26.4-12.8 馬なり

ラザフォード    56.1-41.1-26.5-12.8 馬なり

オーロラフラッシュ 56.8-41.6-26.9-13.0 馬なり

助手「今日は後ろから出て最後は併せてみました。久しぶりにこれだけ時計を出しましたが相変わらずいい動きをしますね。休んでいた分多少緩いかなというところはありますが、乗り込んでいけばすぐに戻ってくる程度のものなので心配はいらないでしょう。久しぶりに併せたので前の馬に併せにいくときに少し逃げる感じはありましたが、それも思い出してくればすぐに慣れるでしょう。立ち上げからは順調ですね」

藤澤調教師「脚もとも問題ないのでペースを上げてみました。やはりいい動きをしますし、間違いなくいいものがありますよ。まだ予定まで時間もあるので根を詰めないように進めていきます」

 

【レッドヴァレリー】

マシン運動後、乗り運動。

助手「追い切った翌日なので、マシンで運動をしてから、乗り運動で森林馬道に行っています。脚取りはしっかりしていましたし、気合い乗りも程よくありますね。左前繋の裏も追い切った後も大丈夫です。想定では抽選に掛かるかどうかの位置ですね。状態は良いですし、出走させたいところです」※馬体重は486kg。【追記】今週の競馬は除外となりました。

 

角馬場運動後、ウッドコースで追い切り

ウッド 67.2-52.5-39.1-13.1 馬なり

内ミヤビキング馬なりを5F0.8秒追走1F併せ併入

中ニシノストロング強めを5F1.4秒追走1F併せ併入

小島茂調教師「先週木曜に左前繋の裏に腫れましたが、午後からは落ち着きましたし、金曜日から乗り出しを再開しています。今日は私が乗ってウッドコースで追い切りました。先週ジョッキーが乗ってくれたこともあり、序盤からバランス良く走れていましたし、力む感じもなかったですよ。ただ、先頭と2番手の馬の距離が結構ありましたし、それを更に後ろから追い掛けて、終いは外を回したので最後は脚が上がってしまいました。それでも気持を切らさず頑張ってくれたと思います。タフな追い切りにはなりましたが、全体の動きは悪くなかったですし、これが実戦でも生きてくればいいですね。予定通り今週の中山7Rを田辺騎手で使います」

 

【ルヴェルソー】

11日、田中博康調教師は「勝てるかと思っただけに残念でしたが、馬も良く頑張ってくれて良い内容のレースでした。レース後の馬体や脚もとは問題ありませんので、このまま続戦させます。距離短縮も考えていましたが、ジョッキーから『良い競馬が出来ていたので、もう一度同じ距離で走らせてみたい』と進言がありましたので、引き続き同条件に向かいます」とのこと。12月28日の中山・芝1,800㍍に石橋騎手で向かう予定。

 

【ワンスウィートデイ】

グリーンウッドTで調整中。現在はポリトラックコース3000mと坂路1本中心に、週2回坂路で15-15を消化し順調。12月11日、牧浦調教師は「年内はこのまま乗り込んでもらい、年明けの帰厩を予定しています。小倉の芝1200mかダ1000mに向かうつもりです」とのこと。

 

【ルヴァンヴェール】

12月14日(土)中山・2歳未勝利(ダ1,200㍍)に三浦騎手で出走予定。11日、竹内調教師は「最終追い切りは、ウッドチップコースにて3頭で併せました。道中は、やや後ろから来る馬に反応していましたが、直線では真ん中からしっかりと動けており、良い状態でレースへ向かえると思います。チークピーシーズの効果も感じますので、本番も着用して臨みます」とのこと。

 

【エクストラノート】

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週同様のメニューで調整を進めており、馬っ気も現状をキープしています。コンスタントに速めを消化し、筋肉量が増えたことで馬体に張りも出てきていますが、もう一段階パワーアップして欲しいのが正直なところ。それでも状態は着実に上向いてきているので、引き続き坂路主体の乗り込みを継続しながら筋力面の強化を図っていきます。

 

【ブランニューウェイ】

この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、10日(火)に移動しました。

「予定通り火曜日には小野町に送り出しています。北海道から移動してきて間もないというのはわかっていて、動かしてみてどうなんだろうかというはありましたが、こちらが想像していたよりは体力はあるという印象だったんですよね。それでもまだ乗り込みが必要なのは明らか。期待している一頭なので戻ってくるのを楽しみにしています」(中舘英二調教師)

 

【ランジョウ】

現在は馬場3周と坂路1本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週末に15-15程度の時計を出してみましたが、上ずることなくきちんと動けていました。こちらに来た当初は坂路では苦しくなって頭を上げてしまっていたことを考えると、随分しっかりしてきてくれています。ただ、まだ力強さは物足りないところがあるため、トレセンの調教に対応できるようになるにはもう何本か本数を重ねる必要がありそうです。引き続き負荷をかけて状態を上げていきます。

 

【パラダイムチェンジ】

「来週12/19(木)川崎・丘の上の開放感!よみうりランド丘の湯賞 2()(ダ1400m)での出走を予定。鞍上は矢野貴之ジョッキーに打診しています。9日(月)に4ハロン58.7-43.6を馬ナリという内容で追い切っており、あと1本追い切って本番に臨む予定です。息遣いから中身はしっかりと出来上がっている印象を受けますので、あとはここ川崎の1400mという距離をいかにこなすかでしょう。少し忙しいかもしれませんが、今後の選択肢を広げる意味でも、上手く対応して欲しいと思っています」(今井輝和調教師)

 

*****3歳馬*****

【レッドクレオス】

乗り運動後、北馬場をダクとハッキングで1周。

助手「今日は北馬場で乗ってみました。緩さはいつも通りというところで背腰の感じは問題ないですね。体もすでに戻っていますし、見た目には競馬のダメージはなさそうです。先生はまだ次にどこを使うか考えているようですが、この感じならこのまま厩舎に置いて進めていくことになると思います。今後は色々な競馬のシチュエーションに慣れていかないといけませんし、調教から考えていきたいですね」

 

乗り運動後、坂路下でダクを15分。

助手「角馬場でダクだけ乗りました。目一杯の競馬ではなかったこともあって大きなダメージはなさそうです。トモも使う前と変わらないくらいですし、すでに体重も戻って毛艶もいいですよ。競馬後すぐに息が入っていたようにほとんど走っていなかったようです。まだまだ課題も多いですが馬体を見ても成長してきているのは間違いないのでまた頑張ってくれると思います」

藤澤調教師「どうしてもトップスピードに乗るのに時間がかかるので、馬ごみなどでスムーズに運べないと後手を踏みますね。外枠で外を回せばまた違ったかもしれませんが、こういう競馬にも慣れていかないといけないですね。年明けになかなか適した番組がないのでもう少し様子を見てどうするか考えます」

 

【アスティ】

堀千亜樹調教師は「前走は不完全燃焼な競馬に終わり申し訳ありませんでした。レース後の歩様も、疲れもなく元気いっぱいですので、年末の大井開催に向かいます」とのこと。

 

【ライクトゥシャイン】

11日、牧場担当者は「現在は周回コースで普通キャンター1,8002,400㍍と、坂路強目(15-15)の調整メニューです。ペースを上げたことでソエの痛みが少し出てきましたので、しっかりとケアを行っています。歩様は問題ありませんので、このまま乗り込んでいきます」とのこと。馬体重は455㌔。

小笠調教師は「強目を乗り出してから、ソエを気にしているとのことです。近々に牧場で状態を確認してきます」とのこと。

 

【カグラヒメ】

「現在は角馬場をダクとハッキングキャンターで1015分、坂路コースを2本(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。体重が安定していることから、今週より調教量を増やして乗り込んでいます。ただ、もう少しフックラとさせたいですし、アドバンテージを作りたいので、このままのペースでとどめて攻めすぎないように進めていきたいと考えています」(担当者)

 

【ヴィヴァンフィーユ】

「この中間から30004000mの普通キャンターでの乗り込みを継続しています。10回船橋開催(1/7~)での出走に向けてネジを巻き始めたところですが、息遣いに問題はなく、ここまで変わりなく順調に来ているといった印象。来週には15-15を少し切る時計を出す予定です。完全に解消したわけではないでしょうが、イレ込み癖も見せなくなっていますよ。地元船橋での出走に際しては輸送がありませんので、この条件は非常に有利に働くと思いますね」(椎名廣明調教師)

 

【リーピングリーズン】

「トレセンでもイレッポなところはありましたが、競馬場に着くや装鞍所からテンションが高かった。パドックでは二人引きでもだいぶチャカついていたし、返し馬も序盤は頭を上げ口を割って走っていたほど。転厩馬で比較はつかないけど、次に向けて改善しなければならない課題ですね。ダートの走り自体はけっして悪くなく、落ち着いて臨めさえすればこのクラスでも十分勝ち負けできそうですが、騎乗した弘平は『素軽い走りをするので芝の方が向く』と話している。権利も取れたので、次走は12/28(土)阪神・3歳上1勝クラス(芝1600m・混)に向かいましょう」(山内研二調教師)

 

【レッドスプリンガー】

平田調教師「この中間も予定通りF20秒程度のキャンターを3000m順調に乗り込むことができました。緩さもだいぶ解消されてきたので、来週中にジョッキーを乗せて15-15を始めていこうと考えています。問題なければ少しずつペースを上げていき、来月の後半の開催には出走の目途をたてていきたいところですね」