*****4歳馬*****

【クイーンズトゥルー】

「まだ登録馬が正式に発表はされていませんが、おそらく7/25(木)の浦和・ダ1500m戦に出走が可能だと思います。そこを逆算しながらの調整をおこなっており、馬場状態を加味して、21日(日)もしくは22日(月)に最終追い切りを予定しています。足踏みが続いて、歯がゆい思いをこちらもしていますので、100mの距離延長となる次こそ決めたいものですね」(小久保智調教師)

 

【ラヴノット】

17日(水)に坂路コースで4ハロンから1.3秒先行して併せ、56.5-41.4-26.7-13.2を馬ナリに追い切りました。「先週帰厩して今週初めて時計を出しましたが、特に問題はないものの、完調時と比べてまだ動きに重苦しあさがありますね。ここからしっかり乗り込んで態勢を整えていきましょう。馬房が確保できれば札幌開催も視野に入れていましたがちょっと難しそうなので、新潟開催を目標とすることにします。今のところ8/11(祝)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1800・牝)あたりで態勢が整いそうな印象ですが、8/3(土)の同距離でも間に合うかもしれません。進めていった感じを見てどこで出走させるかを決めたいと思いますが、8/7(水)名古屋・アポロ賞(ダ1400m)も選択肢の一つと考えています」(小西一男調教師)

 

【ブリリアントリリー】

「馬場状態やコース形態が合わなかったとも考えられますが、道中の位置取りが中途半端で、終い伸びてくるわけでもなく見せ場がなかった。申し訳ありません。レース後の状態も特に変わりありませんので、このまま小倉開催で続戦します。今回の結果から距離に関しての再考は必要でしょうし、次走はダート戦に矛先を向けることも検討しています」(石坂公一調教師)

 

【ヴァイスブリッツ】

18日(木)に坂路コースで4ハロン60.0-44.2-28.9-14.4を単走で馬ナリに追い切りました。「トレセンの環境にも慣れてきて、この中間はようやく落ち着きが出てきました。馬体重も増加傾向にあるので、このままピッチを上げていけそうですね。伸びやかで素晴らしいキャンターをする馬。距離も持ちそうなタイプだけに楽しみです。まだどこをとレースの目標は立てていませんが、来週ゲート試験を受ける予定です」(大竹正博調教師)

 

【レッドヴェイロン】

変わらず坂路とトレッドミルを併用しながらの調整で、坂路ではハロン1516秒ほどのところをベースに乗り込んでいます。秋競馬を見据えてここまでじっくりとペースアップを図ってきましたが、トラブルなくこちらのイメージに馬がきっちりと応えてくれました。もう一段階のペースアップを視野に明日以降も乗り込んでいきますが、この感じであれば問題なく対応してくれそうですね。トレッドミルを併用していく現状のメニュー構成で、今後も無理のない形で乗り込みを図っていきます。

 

*****5歳馬*****

【コンパッシオーネ】

728()大井11R・シーブリーズ賞・B3()組・距離1400m戦への出走を予定しており、この中間はハロン1720秒のキャンター3200mを乗られています。

 

【プラチナムバレット】

14日(日)に坂路コースで4ハロン59.7-44.3-30.0-14.9を単走で馬ナリに追われ、17日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒から先行して併せ、51.3-37.4-25.2-13.0を一杯に追い切りました。「中京記念はトップハンデによる抽選で除外となったため、福島の番組に再投票させてもらいました。追い切りの時計自体は十分合格点を与えられるもので、どこが痛いとかバレットの調子が悪いわけではありません。要は気持ちの部分が大きく影響しており、並ばれると集中力が途切れフワッとなって、併せた相手に後れを取ってしまう。今回は道中後方待機から、外を回ってどれだけ直線で伸びてこれるかの競馬を指示するつもり。今朝の計量で490kg近くあった。長距離輸送と競馬場に前泊する点が鍵を握りますが、体をあまり減らさぬようしっかり対策を練って準備します」(河内洋調教師)

 

【ソルオリーヴァ】

「現在は角馬場でダクと本馬場でキャンター1600m2セット(1718秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き積極的に乗り込んでいて、しっかりとした内容を積み重ねています。時計消化をおこなっていても左腕節の状態は安定していますし、そろそろ声が掛かってもいい状態までに持ってこれました。根本調教師にはプッシュをしていこうと思います」(担当者)

 

【ホウロクダマ】

現在は馬場3周と坂路1本を18秒ペース(週2回は1315秒ペース)のメニューで調整しています。追い切りを開始して以降も順調にメニューをこなしており、こちらの思惑通りに馬体は良化。トモの入りもバラけることなく、きちんと踏み込めているので、このまま攻め込んでいけそうです。梅雨らしい日が続いているのも喉にはいいよう。そろそろ帰厩の話も出てくる頃かと思うので、引き続きしっかり攻めてそれに備えていきます。

 

【レッドクライム】

485キロ。

担当スタッフ「先生から『今は涼しい時期が続いて調整もしやすいですが、気温が上がってくると夏バテしそうなタイプなので、9月頃のレースを使う方向で進めたいと思います』と連絡がありました。体調は悪くありませんが、このまま乗っていると早めに仕上げってしまうので、今週はペースは一旦落として周回コースで3000mを18-18程度で乗っています。このペースなら余裕を持って走れていてフットワークも軽快。毛艶もきれいで体調も良いので、レースに合わせてしっかり作り上げていきます」

 

【レーヌジャルダン】

18日、高柳瑞樹調教師は「日曜日に自分で跨がってみましたが、馬体がフックラして体調はとても良さそうです。ただ、前回の休み明けに比べると馬がリラックスしすぎている感じでした。今週、調教に騎乗してくれた三浦騎手も『動き自体は悪くありませんでしたが、休み明けで気持ちがまだ走る方に向いていない感じです』と話をしていました。この一追いで、気合いものってくると思いますので、新潟2週目の両津湾特別(牝・芝1,800㍍を)を目標に進めて行きます」とのこと。

 

【アンデスクイーン】

7月14日中京・名鉄杯(ダ1800m・L)で4着。17日、西園調教師は「レース後も脚元などに問題は無く、元気にしてくれています。目一杯の競馬の後ですが、大きな疲れも無いようで、この馬の体力と気力には本当に頭の下がる思いです。このまま問題がなければ、次走は8月15日(木)門別・ブリーダーズゴールドカップ(JpnⅢ・牝・ダ2000m・7月28日申込締切)を目標に進めます。除外見込みの場合、小倉よりは新潟の方が合いそうなので、8月24日(土)新潟・BSN賞(ダ1800m・ハンデ・L)に向かいます」とのこと。

 

【アースミステリー】

7月12日より美浦TCで調整中。17日、田中博康調教師は「今日は帰厩後1本目の追い切りを行う予定でしたが、放牧明けで歩様や体調面がまだ整わない様子でしたので、速めは控えて通常の調整に留めています。こういったことも想定して早めに戻しましたので、無理はせずに週末から行っていく予定です。8月4日の新潟・直線競馬は外せないレースですので、上手く調整して状態を持っていきます」とのこと。現在の馬体重は468㌔。

 

*****6歳馬*****

【ラタンドレス】

「道中ハミを噛む場面はあったものの、テン乗りで上手に乗ってくれたとは思う。JRAでは最先着だが、まさか地元の馬に負けるとは…相手の力が一枚上でした。レース後のダメージもまったく見られず、夏番組は他に適鞍がありませんので、強行軍ですがここは連闘させてもらいます。今回もテンに急かさず、終いの脚を生かす乗り方でどこまでやれるかでしょう」(山内研二調教師)

 

【レッドイグニス】

舎飼療養中。

この中間も特に不安な面も見せず経過は良好といってよいかと思います。気持ちの高ぶりやすい面のある馬ですが、今のところ落ち着いて過ごせていて手もかかりません。引き続き経過を観察していきます。

 

【アースコレクション】

来週の新潟・ダ1,200㍍に出走を予定している。18日、尾関調教師は「今朝は北馬場のBコースで追い切りました。5ハロンは68秒台で、前半は掛かり気味になりましたが、終いもしっかりと脚を使えており、乗り手の感触も上々でした。脚もとの状態も落ち着いていますし、1週前の動きとしては満足のいくもので、良い状態で来週のレースに向かえると思います」とのこと。

 

*****7歳馬*****

【ルグランパントル】

「現在は3040分程度の曳き運動のみにとどめています。脚元の状態は悪くなっていませんし、引き続き小康状態を保っています。痛みや触診反応もないですし、問題ないのではないかと思いますが、明日20日(土)にエコー検査をおこなうことになりました。問題ないようであればロンジング運動から立ち上げていきたいと考えています。元気があって、引き続き体調もいいですよ」(担当者)

 

【レッドオルバース】

角馬場運動後、Aコースを1周。

国枝調教師「昨日帰厩させました。すぐに馬体チェックをしましたが、馬運車で脚元をぶつけてしまったのか、左前繋のウラに少し腫れが見られました。歩様には出ていなかったので、今日は角馬場とAコースを1周軽めに乗っています。乗った具合を見ても脚取りは気になりませんでしたし、気合い乗りも程よくありましたね。今回は芝のレースを使いたいので、8月10日の新潟11R(新潟日報賞/1400)を目標に進めていきます。この後も脚元はしっかりケアしていきますが、腫れている患部の良化が遅い場合は無理せず使わない事も考えています」※馬体重は522kg