*****5歳馬*****
【アナザートゥルース】
現在は夜間放牧をおこなっています。日中は気温がそこそこ上がるものの、夕方以降は涼しいくらいで、今時期の北海道は馬にとっても過ごしやすいようです。もう1週間ほど夜間放牧を継続した後、ウォーキングマシンでの運動を開始する予定です。
【プラチナムバレット】
12日(水)に坂路コースで4ハロンから1.6秒先行して併せ、55.2-39.7-25.7-12.6を馬ナリに追い切りました。「今週の追い切りは終始余裕ある手応えのまま、一杯に追われる相手の動きに合わせつつといた内容。まったく無理させていませんし、やればまだまだ動けていたと思います。前走時と比べて体はやや細く映るものの、デキ落ちは正直感じられませんので、予定どおりに来週6/23(日)東京・パラダイスステークス(芝1400m・ハンデ)に特別登録するつもりです。使うとなればまた輸送がありますし、ハンデやバレットの状態次第で向かうかを判断しましょう」(河内洋調教師)
【ソルオリーヴァ】
今後は美浦近郊の松風馬事センターで調整を進めていくことになり、昨日13日(木)に移動しました。
なお、今後の出走方針およびスケジュールついて大竹正博調教師と協議した結果、ここで他厩舎に環境を変えて再出発を図ることになりました。転厩先は美浦・根本康広(ネモトヤスヒロ)厩舎に決定しています。
「輸送熱なども見られず、体調は安定しています。脚元の状態、歩様も問題ありませんが今週いっぱいはウォーキングマシンの運動で疲れを取る予定です。6月初旬からは15-15の時計消化もおこなっていたとのことなので、こちらでも順調に乗り込んでいけそうですが、気温の変化で体調を崩すことのないよう留意しながら進めていきます。また、レース体重より減っているので、まずはボディコンディションを挙げていきたいと考えています」(担当者)
【ホウロクダマ】
現在は馬場3周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週から周回コースでのキャンターを長めに乗り、調教量を増やしています。トモの入りは徐々に良くなっており、出だしの捌きも騎乗開始時よりスムーズになってきました。パーツごとの連携が上手く取れるようになってくれば、仕上がってくるまで時間は掛からないと思うので、ここからはどんどん負荷を強めていく予定です。
【レッドクライム】
468キロ。
担当スタッフ「飼葉をしっかり食べて先週から馬体重も増やせているので、今週から周回コースでハッキングを2500m乗っています。まだ硬さはありますが、先週に比べるとやわらいでいますし、背腰の感じも悪くありません。脚元も落ち着いています。気温が高くなってきたので、夏バテしないように管理していきます」
【レッドジェノヴァ】
昨日入場。馬体重520キロ。
担当スタッフ「毛艶も良く、見た目に落ちた感じはありませんが、首回りや背腰の筋肉を触ると怒ります。上腕頭筋、背腰、特に臀部、半腱半膜様筋の触診反応が強く出ています。左前の球節に関しては、触診反応こそ見せませんが、厩舎から、左前肢内側のケイ靭帯付着部を傷めたと申し送りがきているので、レーザーを主体にしっかり治療していきます」
*****6歳馬*****
【ラタンドレス】
「現在はパドック放牧とウォーキングマシン1時間の運動にとどめています。ケアをしてきたかいがあって、皮膚病は大分治まってきました。内蔵面もしっかりしてきたのか、体調も良い具合を保っていますよ。この感じであれば、来週から騎乗運動を始めていけそうです」(担当者)
*****7歳馬*****
【ルグランパントル】
12日(水)にWコースで5ハロン68.4-53.4-39.3-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「水曜日に長目から追い切りを消化して、今朝は障害練習で踏み切る位置やタイミングを重点的に確認しました。どちらも石神騎手に跨ってもらいましたが、大きめの障害も無難に飛べていましたよ。前回と比べて脚捌きが力強く、動きにも躍動感があって状態はいいですね。目標とする6/29(土)中京・障害3歳上未勝利(芝3000m・混)に向けて、このままペースアップを図っていきます」(稲垣幸雄調教師)