*****5歳馬*****

【コンパッシオーネ】

前走のレース後も馬体に異常なく、次走は63()からの大井開催での出走を予定しています。

 

【アナザートゥルース】

この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、22日(水)に移動しました。

「パサパサの馬場はあまり合っていないようで、この馬のパターンではない形の競馬でも、強いメンバー相手に最後までよく頑張ってくれました。着実に力を付けていますよね。勝負どころでモタれる面が解消されてきたことも大きいと思います。使った後も体調は良さそうでしたが、触診で確認すると背中の筋肉がかなり張って痛みもあるため、ここで一息入れさせてください。暑い時期はあまり得意としないタイプですし、涼しくなる頃に帰厩させて次の番組を考えるとしましょう」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

「レース前は後方から極端な競馬をしてもらうことも考えていましたが、当日の馬場傾向を見ても前残りが目立っていましたからね。大知騎手には、外から被されないようにだけ気をつけて運んでほしいと伝えました。坂で止まってしまったのは久々が影響しての分だと思いますし、ちゃんと競馬の形になって復活の兆しは感じられたので良かったですよ。レース後も脚元などは問題なく、相変わらず馬房では食っちゃ寝て食っちゃ寝てしているけど、輸送するとナイーブになって馬体減りしてしまうタイプ…。そのため、状態次第では来週6/01(土)阪神・鳴尾記念(G3・芝2000m)に向かう考えもあり、和田騎手に一応声はかけています」(河内洋調教師)

 

【ホウロクダマ】

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。予定通り20日(月)より騎乗を開始し、現在は坂路

も織り交ぜたメニューをおこなっています。ペース的にもそれほど速くはないので、ノドの状態が走りに影響しているか否かは判断しづらいところですが、立ち上げからここまで異常はなく、徐々にペースを上げながら様子を見ていこうと思います。毛ヅヤや皮膚感も体調とともにまだまだ良くなってきそうなので、並行してメニューを強化していければと考えています。

 

【レッドクライム】

厩舎周りを曳き運動。

助手「今日は厩舎周りを曳き運動で調整しました。追い切り後も飼葉は完食していますし、出掛けの歩様もしっかりしていました。落ち着きもありますし、好状態を保っています。飛越や展開の助けなどは必要にはなりますが、ハマればチャンスはあるはずなので、良いレースが出来ればと思います。今週の馬体重は466kgでした」

 

角馬場運動後、ポリトラックコースで追い切り

ポリ 68.6-53.6-39.6-12.5 馬なり

外エジステンツァ馬なりを5F0.6秒追走1F併せ併入

上野騎手「今週も追い切りに乗せてもらいました。追走する形でしたが、レースを続けて使っている馬ですし、無理しないペースで行かせました。動きは変わらず安定しています。今のポリトラックは左回りなので、ウッドコースとの回りは逆ですが、コーナーワークでも張ったりするような面は見せなかったですし、手前もちゃんと替えていました。終始、自然体で走れていましたし、最後まで持ったままの手応えで楽に動けていたと思います。昨日障害練習を行っていますが、飛越も安定していましたし、今回で3回目の障害戦になるので、何とかレースで良い形を作りたいと思っています」

田中調教師「昨日の雨で馬場も悪くなっていたので、ポリトラックで追い切りました。京都までの輸送もありますし動ける範囲での指示でしたが、時計は速くないもののフットワークには軽さがあって内容は良かったと思います。今週日曜の京都4Rに上野騎手で投票します」

 

【レッドジェノヴァ】

厩舎内を曳き運動。

小島茂調教師「昨日の午後、左前球節部分のレントゲン検査を再度行いましたが、今回も骨に異常は見つからなかったです。獣医師から軽めに動かしても良いとの許可が出たので、疝痛防止程度に曳き運動を5分ほど行いました。患部の状態にもよりますが、マシン運動のような一定のペースで運動するよりも馬のペースで動かしたいですし、脚元への負担も考慮して、今後はプールをメインに入れていこうと考えています。しばらくは厩舎で調整させてもらうつもりですが、前回と同じ箇所を傷めてしまったので、念のため、来週にもより詳細な検査を受ける予定でいます」

 

舎飼。

小島茂調教師「先週の土曜日、角馬場と坂路で軽めに乗った後、午後のチェック時に左前球節部分に腫れと熱感が見られました。すぐにレントゲン検査を行い、幸い骨には異常ありませんでしたが、4月に傷めたのと同じ箇所で、レントゲンの所見でも前回よりも骨膜が出ている状態です。月曜日まで消炎剤の注射を打って、腫れはだいぶ引き患部の触診でも球節や繋の屈曲の反応も薄れてきてはいますが、まだ完全に安心できる状況ではありません。残念ですが、予定していたマーメイドステークスは自重する事にしました。前回に続いてこのような事になってしまい申し訳ありませんでした。まずは厩舎で馬の状態をしっかりケアして様子を見ながら、今後の予定を決めていければと思います」

 

【レーヌジャルダン】

22日、高柳瑞樹調教師は「レース後も、飼い葉をしっかり食べられていて体調も良好です。このまま厩舎で調整して、東京2週目の芝1,600㍍(牝)か4週目の芝1,800㍍(牝)に向かいたいと思います。馬体重は448㌔です」とのこと。

 

【カヴァレリア】

23日、荒山調教師は「入厩後も順調です。先週はまだ重め残りでしたが、今朝の併せ馬では、内にオープン馬を置いて、最後までしっかりと動けていました。追い切りを重ねる毎に動きが良くなってきているので、あと1本しっかり追えば出走態勢も整いそうです。この感じなら6月3日からの大井開催で出走出来そうです」とのこと。

 

【アンデスクイーン】

引き続き順調。6月1日(土)東京・スレイプニルS(ダ2100m)に向かう予定だ。5月23日、西園調教師は「本日、坂路で時計を出しており、いつも通りの走りで良い状態をキープ出来ていると思います。相変わらず毛艶はピカピカで具合はすごく良さそうです。前走以上の走りを期待しています」とのこと。

 

【アースミステリー】

22日、田中博康調教師は「函館開催での出走に備え、リフレッシュで阿見チェスナットファームに放牧に出しています。10日間前後で戻して、函館競馬へ態勢を整えます」とのこと。

 

*****6歳馬*****

【ラタンドレス】

「人気馬を見ながら上手に立ち回っていましたが、流れがそれほどラタンに向かなかった。けっして内容は悪くなかったけれど、やはり1400m戦の方が展開も嵌りそうですね。今朝から坂路入りを再開しており、様子を見ている状況。特にダメージはなさそうなので、出馬状況を見ながらもう一戦使うつもりでいます」(山内研二調教師)

 

【レッドイグニス】

北の角馬場で運動。

助手「追い切った翌日なので、朝一番の組で北の角馬場で軽めに乗っています。出掛けの歩様も気にならなかったですし、追い切った反動はないですね。テンションも高くなり過ぎず、ほど良い緊張感で運動できていました。上積みが見込めるので、良いレースができればと思います」

 

イグニス Aコースを半周後、ウッドコースで追い切り

ウッド 55.1-40.6-12.8 ゴール前強め

助手「Aコースでジックリ乗ってからウッドコースで追い切りました。イグニスが先行しましたが、下ろしがけから落ち着いてリズム良く走れていましたし、道中の折り合いもついていました。昨日の雨で馬場が悪くなっていたこともあり、最後まで手前は替えてくれませんでしたが、直線ではギアを上げてくれましたし、やればまだまだ動けていたと思います。上がりの息や歩様も大丈夫なので、今週使える態勢が整いました」

鹿戸調教師「息を整える範囲の追い切りでしたが、動きには満足しています。体調も引き続き良いと思います。走れる態勢に仕上がったので、予定通り今週の東京を武豊騎手で使います」

 

*****7歳馬*****

【ルグランパントル】

「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600m2セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。当初はテンションが高めでしたがゆったりと動けるようになってきました。張りのあったトモも良化してきていますし、いい感じで進められています。この中間に負荷を強めたことで、体も引き締まってきました」(担当者)

 

【レッドオルバース】

担当スタッフ「トレッドミルで動かして様子を見てきましたがダメージは確認できなかったので、この中間は軽めに乗っていっています。火曜日は17-17くらいのペース、今週末から15-15への移行も考えています。昨日、トレセンで話して次は芝のレースに向かう予定とはなりましたが、丁度いい番組がなかなかないんですよね。調整を進めていく過程で目標レースについても厩舎サイドと相談していきたいと思っています」