*****2歳馬*****
【パラダイムチェンジ】
★5/15(水)門別・JRA認定フレッシュチャレンジ競走(2歳新馬・ダ1000m)服部茂史騎手 結果6着
「スタート後のペースは速かったと思いますが、ポンと出てくれた割についていけませんでした。ただ、終いは差を詰めていたように、この距離でもまるっきりダメというわけではありません。気性面での幼さが解消されて、馬混みにも慣れてくれば、前半の行きっぷりも変わってくると思います。とにかくパラダイムチェンジには経験が必要。今はテンからガシガシいくような厳しい流れなどを経験させ、どんどん使っていって競馬を覚えさせたいと思います」(田中淳司調教師)
*****3歳馬*****
【レッドルーナ】
石川騎手「かなりわがままというか、気性が子供ですね。スタートは出てくれたのですが、隣の馬も速くてあれ以上出していくとオーバーペースになりそうだったので控えました。あそこのポケットで落ち着いてくれればよかったのですが、自分で勝手にガーッとテンションが上がって行きたがってみたり、スッと抜けてみたりの繰り返しで脚が溜まるところがなかったです。テンションが上がると口も利かなくなるので制御するのも難しく、最後は余力もなかったですね。。あれなら無理してでも逃げた方が抜けたかもしれないですが、そうするとペースが速くて止まりそうですしね。この気性を考えると1200mで行かせるだけ行かせるか、前半は抑え込んで無理にでも後ろで落ち着かせるかのどっちかというところでしょうか。まだトモに力もないので、平坦コースのほうが良さそうですよ」
【マロンクルール】
★5/19(日)東京・3歳未勝利(ダ1400m)野中悠太郎騎手 結果12着
「ゲートを出てからひと息で行ってしまいますね。道中で息を入れることを覚えてくれれば、この距離でもやれそうですが、現状は1200m以下がベストでしょう。前走は芝のレースを使っていましたが、ダートでも全く問題はないと思います。気の良さとスピードを活かしたいところですね」(野中悠太郎騎手)
*****4歳馬*****
【ヴァイスブリッツ】
★5/17(金)名古屋・羽豆岬特別 C1組(ダ1400m)戸部尚実騎手 結果:優勝
3勝目を挙げ、JRAへの再登録の要件を満たしました。
このレースを最後にNARの馬登録を抹消し、JRAへの再登録をおこないます。
預託先は未定ですが、近日中に育成場に移動し、調整を進めることになりました。
「1枠1番のゲート先入れだけが不安でした。スタミナがあり先行して良さが出るので、後手を踏みたくなかったですからね。中で待たされてガタガタしていたようです。ただ、終わってみれば自身の時計を短縮(1.29.8)し、2着馬に8馬身差をつける圧勝ぶり。特別戦連勝というおまけもつきましたね。こちらに来てストライドが伸びたような印象を受けていますし、本来は芝の中長距離タイプだと思いますので、自身の力を最大限に発揮できる舞台へお返しできるのは何よりですよ。ヴァイスブリッツ号がJRAで活躍してくれることを心から願っています」(川西毅調教師)
【ラヴノット】
★5/18(土)東京・4歳上500万下(ダ1600m・牝)菅原明良騎手 結果12着
「芝スタートも感じは悪くなかったですし、折り合いが付いて道中の手応えも楽でした。ただ、今日はスローな流れで位置どりが後ろ過ぎたと反省しています。直線内の狭いスペースで伸びあぐねてしまいましたが、距離はもう少し延びてもこなせそうです」(菅原明良騎手)
*****5歳馬*****
【アナザートゥルース】
★5/18(土)京都・平安ステークス(G3・ダ1900m)大野拓弥騎手 結果4着
「内枠で終始タイトな競馬を強いられてしまって。このパサパサの馬場も合わなかったですね。返し馬で引っ掛かかる感じがなく、グリップがきかないのではないかと若干心配でした。それでも直線で外に出して前が開いたら、真っ直ぐに走ってくれましたね。ペースそのものは速くはなかったと思いますが、後方からの差し馬に有利な流れになった中で、最後まで良く頑張ってくれたと思います。好メンバーが揃っていましたが、勝ち馬とコンマ4秒差ですから、やはり能力の高さと底力を改めて感じましたよ」(大野拓弥騎手)
【プラチナムバレット】
★5/18(土)東京・メイステークス(芝1800m・ハンデ)柴田大知騎手 結果10着
「テンからポジションを取りに行けるセンスがある馬なので、今日は前が止まらない馬場でしたし、本来であればもっと内を回るのがベターだったかもしれません。ただ、良い頃との違いを浜中から聞いており、先生からの指示もあって、今日はとにかく他馬に被されないように心掛けて乗りました。坂を上がって最後は止まってしまいましたが、4角を回る際の手応えは抜群。並ばれてからも怯んだり嫌気を出したりはなかったので、スランプを脱出する兆しは見えたのではないでしょうか。是非また乗せていただきたいです」(柴田大知騎手)
【レーヌジャルダン】
5月19日(日)新潟・石内特別(牝・芝1,800㍍)に勝浦騎手で出走。馬体重は6キロ減の446キロ。パドックでは馬体に張りもあり、落ちついて周回。騎手が跨がると気合いが入り、芝コースに入場すると、抑え気味の返し馬を行った。
レースでは、好スタートを決めるも控えて中団から後方で競馬を進める。直線に入り追われると、馬場の中程を伸びたが6着まで。
高柳瑞樹調教師は「スタート後のポジションが後方になり、あの位置では厳しいです。優先出走権のある5着以内には来て欲しかったです」とのこと。
勝浦騎手は「スタートは良かったのですが、そこからフワーっとしてしまい、自分からハミを取らずポジションが下がってしまいました。もう少し気合いを付けて、ポジションを取りに行けば良かったかもしれません」とのこと。
*****6歳馬*****
【ラタンドレス】
★5/18(土)京都・4歳上500万下(ダ1200m・混)小林徹弥騎手 結果7着
「内枠に先行したい馬が多かったので、中団以降に控えれば内にスペースが空くだろうと。そのシミュレーション通りになりましたし、1番人気の馬をマークしながら進めました。持ち時計通りに自分の脚はきっちりと使ってくれるので、あとは展開とそれに合わせての立ち回り次第なんですよね。デビュー戦を含め5戦に騎乗させていただきましたが、これまでで一番内容のある競馬が出来たのではないかと思います。ありがとうございました」(小林徹弥騎手)