*****3歳馬*****
【レッドアルビオン】
本日は坂路で調整しました。
坂路 72.0-54.4-36.3-18.6 馬なり
助手「脚元は落ち着いているのでけさ乗り出しました。坂路をゆっくり1本上がりましたが、硬さも気にならならず、疲れらしい疲れはほとんど感じなかったです。競馬後の割にピリピリしたところはなく、おっとりしていていつもどおりでした。もう少し気が入ってくれた方がいいのですが。今週いっぱいは楽をさせますが、全体的にパワー不足なので来週以降は緩めず乗っていきます」
本日はひき運動を行いました。
昆調教師「着順は大きくなってしまいましたが、イメージと違って前に行くなど収穫もありました。ジョッキーによると2番手を走っていた馬を気にしてやめてしまったとのことですが、早々に下がった割にタイムオーバーにもならなかったですし、馬房での様子を確認しても走り切った顔をしていませんからね。やはりバテたわけではないと思います。このまま厩舎において調整していくこと以外はなにも決めていませんが、まだまだ体力面に不安があるので、ふだんからCウッドコースで長めに乗るなどして鍛えていかないと。今回の競馬で積極的に出していったので次は変わってくれるでしょう」
助手「レース後、左前脚の球節に少し疲れがあってむくんでしまうので午前午後の2回水冷を行っていますが、獣医師によるととくに治療は必要ないということでした。けさまでひき運動を続けていましたが、いまのところあす(木)乗り出す予定です」
【レッドルーナ】
角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り
ルーナ 54.6-39.9-26.0-13.1 馬なり
ニシノゴウウン 55.6-40.3-26.2-13.1 馬なり
助手「角馬場で体をほぐしてから、坂路にて併せ馬で追い切りました。ルーナが追走しましたが、序盤から我慢も利いていましたし、ハミも良い位置で取ってくれました。ただ、最後無理はしていないのに、ペースが上がった時にトモがグッと踏み込めないですね。まだ全体的に力が付き切っていないようで、スピードはあるのですが、小手先だけで走っているような感じです。今日はペースがそこまで速くないので、まだ余力はありましたが、これから時計を詰めるごとに余裕がなくなってフォームがバラけて来るのではないかと思います。良いものは持っているので、普段の稽古からジックリ乗り込んで力を付けていければと思います」
小島茂調教師「全体を通してはまずまずの動きでしたが、仕掛け処の走りを見るとまだ非力な印象で、こちらが描くようなスムーズな走りができていませんでした。それでも今日が1本目の追い切りですし、まだ予定も決めていないので、慌てずしっかり作っていきたいと思います」※馬体重470kg
角馬場で運動。
助手「追い切りは明日の予定なので角馬場で軽めに乗っています。帰厩当初はハミ受けが良くなかったのですが、角馬場でじっくり矯正しているので、軽めの運動なら従順に動いてくれますよ。あとは追い切りのスピードになった時に、ハミを理想の形で取ってくれるかどうかだと思います」
【レッドクレオス】
昨日ミホ分場に移動。
藤澤調教師「使って大きく崩れるのが心配でしたが、元気も良くて大きなダメージはなさそうでした。トモの疲れも使ったなりというくらいで、これなら長い期間休ませずとも使えそうですよ。ずっと厩舎でやってきてパドックでも煩いところを見せていたように、精神面で煮詰まりそうなので昨日一度放牧に出しましたが、東京開催のうちにもう一度使いたいのでまたすぐに戻すつもりでいます。あのパドックを見るとまた新しい競馬場というのも不安がありますからね。まずはリフレッシュしてもらいたいと思います」
【アスティ】
25日、田中博康調教師は「本日、3頭併せで追い切っています。直線強目の指示で、終いまで併入出来ており動きは良くなっています。あと2本から3本で態勢も整いそうなので、新潟開催3週目を目標しています。調教の動きや血統から、芝2,000か2,400㍍での出走を考えています」とのこと。
【ライクトゥシャイン】
4月21日・京都・ダ1200mに向かうも、馬場入場後に右前肢跛行を発症したため発走前に競走除外。24日、宮本調教師は「右前のレントゲン検査も行いましたが骨などに異常は無く、ソエの症状が確認されました。いったん放牧を挟んでしっかり治したいと思います。27日(土)にノーザンファームしがらきへ移動予定です」とのこと。
【アースプレリュード】
19日の検疫で美浦TCへ入厩している。24日、武井調教師は「今朝、ウッドチップコースを単走で半マイルから調整しています。調教に騎乗した黛騎手は『以前は掛かり気味に前半走り、終い一杯になることが多かったのですが、今日は折り合いも付いて、最後までしっかり走れていました』と話してくれました。帰厩後1本目の追い切りでしたが、動きも良く予定通り新潟3週目(5/12)の直線1,000㍍に向かおうと思います」とのこと。
*****5歳馬*****
【レッドクライム】
角馬場運動後、ウッドコースで追い切り
ウッド 54.7-39.8-12.4 馬なり
上野騎手「今週も追い切りに乗せてもらいました。ウッドコースで3頭併せの3番手から進めましたが、下ろしがけからフワフワする事もなく、道中もしっかり折り合いを付けられました。3、4コーナーで外に張るような面もだいぶ改善されていますし、直線でも真っ直ぐ走れていました。一追い毎に反応も良くなっていて、終いも長く良い脚を使えていましたよ。息遣いも問題ありませんし、良い状態に仕上がったと思います。火曜日の障害練習でも飛越はスムーズでした。前走を使っての慣れも見込めると思いますし、今回は変わり身に期待しています」
田中調教師「今週の追い切りも上野騎手を背にやりました。動きも良化していますし、コンディションも上がっています。良い具合に仕上がったので、予定通り今週の新潟を上野騎手で投票します。レースは月曜日ですが、週末から大型連休に入りますし、高速での渋滞を避けたいので、明日、新潟競馬場に向けて出発します。日曜日は上野騎手を背にスクーリングを行う予定になっています」
※馬体重472kg
角馬場運動後、ウッドコースで調整。
田中博調教師「月曜日に使う予定なので追い切りは明日消化します。今日は角馬場と坂路でジックリ乗って調整。良い雰囲気で取り組めていますし、運動中の脚取りなどもしっかりしていますね。昨日は上野騎手を背に障害練習を行いましたが、特に問題もなく飛越も良かったです。明日追い切って良い状態でレースに送り出したいと思います」
【レッドジェノヴァ】
担当スタッフ「入場時に535キロだった馬体重は537キロに。球節については少し張る感じの時もありますが、もともと球節に弱さのある馬ということは把握していますし、過去の状況との比較でも想定内のものです。厩舎でも移動前に動かしていたようですが、こちらでも球節の状態を確認した上で乗り出しを開始しており、今週は周回コースで軽めに1500mという内容で進めています。この中間に蹄のバランスを整えたこともあって球節の状態も落ち着いていますし、動きにも気になるところは特にありません。テンションが変に上がるようなこともなく、馬体のハリ・ツヤもいい感じで体調も良好なので、今週末から坂路調整も取り入れようと考えています。ただ、いまの心配は球節の状態より、いかにも立派に見える馬体のほう。前回こちらを送り出したのが525キロですから、時間の制約がある中でどこまで絞っていけるかですね」
【レーヌジャルダン】
4月27日(土)東京・4歳以上500万円以下(芝1,600㍍)に三浦皇成騎手で出走の予定。24日、高柳瑞樹調教師は「今朝、ウッドチップコースを併せ馬で調整しています。調教に騎乗した三浦騎手は『先週の追い切りでは、追い出した瞬間の反応がまだ物足りませんでしたが、今日の反応は満足できるものでした。レースに向けてさらに状態も上がってきました』と話してくれました。状態は良さそうで乗り慣れた鞍上も楽しみです」とのこと。
【カヴァレリア】
4月10日、大井・アーバンステージ卯月賞(中央500万・ダ1,800㍍)に出走し5着。改めて大井競馬での適性を示してくれたため、協議をした結果、公営大井・荒山勝徳厩舎へ再度移籍させることとなりました。なお、同馬は4月12日よりケイツーステーブルで調整を行っており、近日中に移籍の手続きを取り入厩への態勢が整い次第、荒山厩舎へ入厩する予定です。
【アンデスクイーン】
4月20日・東京・オアシスS(ダ1600m・L)に出走し7着。24日、西園調教師は「レース後も問題は無く馬は元気にしています。中2週の京都4週目にダ1400m(ハンデ)が組まれていますが、今週のダ1200mを除外となって権利を持った馬が多数投票してくることも考えられ、確実に出られるか分かりません。距離を試す意味も含めて、東京・2100mも検討したいと思っています」とのこと。次走は5月5日(祝・日)東京・ブリリアントS(ダ2100m・ハンデ)、12日(日)京都・栗東S(ダ1400m・ハンデ)あたりを検討する。
【アースミステリー】
18日より美浦TCで調整中。24日、田中博康調教師は「入厩してから、先週末に坂路で終いを伸ばすイメージで時計を出しました。戻ってきた馬の感じは良く、新潟4週目に向けて、徐々にペースを上げて仕上げていきます」とのこと。
*****6歳馬*****
【オルレアンローズ】
21日(日)にWコースで4ハロン54.6-39.6-13.4を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にもWコースで4ハロン51.8-37.9-12.6を単走で馬ナリに追い切りました。「10頭立てで確定しましたね。ハンデも52kgですし、鞍上も前走から引き続き江田ジョッキーです。2ヶ月半ぶりの実戦になるわけですが、デキに関しての不安はありません。昨日の追い切り通りの動きであれば、しっかりと力は出せると思います。出走馬10頭のうち、半数がゴールデンウィーク中の輸送という不安を抱える関西馬。地の利を生かしたいですね。これまでこのクラスで結果は出せませんでしたが、キャリアを積んだ今なら通用するはずです。1.20.2という持ち時計もありますしね」(高木登調教師)
【アースコレクション】
4月27日(土)東京・4歳以上500万円以下(混・ダ1,400)にM・デムーロ騎手で出走を予定している。24日、尾関調教師は「本日、坂路コースで追い切りました。朝一番で空いていた時間帯だったこともあり、馬が行く気を見せ、道中は掛かり気味でコンタクトが難しかったと思いますが、終い12秒台でしっかりとまとめることが出来ています。脚もとも疲れは出ていませんので、予定通り今週出走させます。以前に外国人ジョッキーで勝てていますし、相性の良さに期待したいですね」とのこと。
*****7歳馬*****
【レッドオルバース】
厩舎周りを曳き運動。
助手「昨日追い切ったので、いつものように厩舎周りを曳き運動で調整しています。出掛けの歩様からしっかりしていましたし、脚元も気になるところはないですね。運動中もリラックスして歩けていましたよ。飼葉も毎日完食してくれて馬体重は513kgです。ここまで順調に調整できているいので、今週末と来週の追い切りで良い状態に仕上げたいと思います」