*****3歳馬*****

【レッドクレオス】

ルメール騎手「パドックから煩かったようなのでどうかなと思っていましたが、競馬自体は悪くなかったですね。いいスタートを切れましたし、馬の後ろに入れたら抜いて上手に走ってくれました。最初なのであまり急かす競馬をせずにじっくり行きましたが、一瞬グッときましたし、沈んで前へというところも見せてくれました。最後は初めてということもあって疲れてしまいましたが、それほど負けてはいないですしね。これで慣れてくれれば、もっと競馬も上手くなるでしょう。距離はもう少しあってもよさそうですよ。実戦を経験して変わってきそうな感じは受けました」

藤澤調教師「思ったよりは最初からポジションも取れて、うまく競馬できたと思います。まだ体力が物足りないぶん最後まで弾け続けられませんでしたが、経験馬相手で厳しい条件の中、内容はそこまで悪くなかったですよ。これで続けて使っていければいいのですが、そこは馬の様子を見て決めていきたいと思います。馬を見ても分かるように凄くいい雰囲気のある馬なので、芯が入ってくれば変わってくるはずですよ」

 

【ライクトゥシャイン】

4月21日(日)京都・ダ1200mに藤岡佑介騎手で向かうこととなり、馬体重は8キロ減の450キロ。メンコ着用。毛艶は良く、馬体は前走より減っていてもバランスは取れている。物見をするが落ち着いて周回し、ジョッキーが跨がってからも雰囲気は変わらず、返し馬はダートコースへ入ったなりで駆けていった。馬場入場後に右前肢跛行を発症したため発走前に競走除外。

宮本調教師は「前走も乗っているので異変に気付いてくれたようです。右前の状態を見て放牧か決めたいと思います」とのこと。

藤岡佑介騎手は「返し馬で右前が出ず、硬さを感じました。ダクからキャンターへスムーズに変わらず、特に芝での走りが崩れたので止めさせてもらいました」とのこと。

 

【マロンクルール】

4/21(日)福島・3歳未勝利(芝1200m・牝)木幡育也騎手 結果10

「落馬の影響をモロに受けてしまいました。目の前を人が転がってきて、かなり手綱を引っ張ったのでロスが相当大きかったですね。それでも最後まで諦めずに伸びてきましたし、まともだったらと思います。芝の感触は良かったのでスムーズなら次はやれるはずです。すみませんでした」(木幡育也騎手)

 

【レッドアルビオン】

横山和騎手「スタートは五分で決められましたし、出てからは少し追っ付けて行きましが、行き脚も付いたので逃げる形を取りました。ただ、前半から後ろのプレッシャーが厳しく、2番手の馬が終始右にモタれて来ていたので、繊細な面がある分、それ気にして気持ちが切れてしまった感じですね。直線でもバテてはいないのですが、走る気が無くなってしまっているような感じでした。初めて乗せてもらいましたが、返し馬での走りも良かったですし、今日は馬の気持ちを切らしてしまい上手く乗れませんでしたが、無理せずに出して行かずに中団からでも、道中でプレッシャーが掛からないように運べればもっとやれる力はありますよ」

 

*****5歳馬*****

【アンデスクイーン】

4月20日(土)東京・オアシスS(ダ1600m・L)に田中勝春騎手で出走。休み明けの馬体重は2キロ減の492キロ。メンコ着用。終始落ち着いた様子で気分良さそうにパドックを周回。体をふっくらと見せ、毛艶も非常に良く、状態は良さそう。ジョッキーが跨がると程良い気合いを見せて馬場へ。小脚を使ってダートコースに入り、促されるとスムーズなキャンターで駆け出していった。

レースでは、揃ったスタートを切るも、スタート地点の芝で行き脚が付かず後方からの競馬。ダートに入ると脚色にも余裕が出て11~12番手を追走。4コーナー手前から早めに気合いを付けて直線に向かい、直線で追われると馬群の中をじわじわ脚を伸ばして7着。

西園調教師は「スタート地点の芝で行き脚が付かなかったみたいです。ダートに入ってからはハミを取ってスムーズでしたし、最後までしっかりと脚を伸ばしてくれました。休み明けと昇級戦ということを考えれば良く頑張ってくれたと思います。距離にもある程度は融通が効くタイプですから、状態と番組を見て次走を検討します」とのこと。

田中勝春騎手は「芝スタートで行き脚が付かず、気合いを付けても進んで行けませんでした。ダートに入ってからは自分のリズムで走れていました。最後まで良く伸びていましたし、前半のポジション取りの分ですね」とのこと。

 

*****6歳馬*****

【ラタンドレス】

4/21(日)京都・4歳上500万下(ダ1400m・牝)松若風馬騎手 結果8

「下見所までは比較的テンションが落ち着いていたものの、返し馬ではもう頭を上下に振り続けてパニック。本当はレースまでにもっとエネルギーを溜めておきたいんだが…。ひと脚しか使えないタイプですが、流れに乗って我慢して直線を向けば、展開次第で着順もまた違ってくると思う」(山内研二調教師)