*****5歳馬*****
【コンパッシオーネ】
4月15日(月)船橋9R(19時05分発走)・春爛漫スプリント・B3選抜馬・距離1200m戦への出走を予定しています。
【アナザートゥルース】
7日(日)に坂路コースで4ハロン55.9-40.3-26.0-12.0を単走で馬ナリに追われ、10日(水)にはWコースで4ハロン51.0-37.3-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「右にモタれる面を考慮して、今週は片側のみブリンカーを装着して追い切りました。騎乗した大野の感触から『その効果は大きかった』ようですし、弾むようなフットワークで後肢の蹴っぱりが強く、申し分のない状態でレースに臨めそうです。前走は上位2頭に離されてしまったものの、早めに仕掛ける形で最後まで頑張れていました。勝負どころで反応がしぶくならなければ、その差を詰められるはずですよ」(高木登調教師)
【プラチナムバレット】
現在は馬場3周と坂路1本を18秒ペース(週2回は14~15秒ペース)のメニューで調整しています。普段の調教では体をしっかり使った走りに改善されつつあるので、あとは追い切り時も力まずハミを取れるように心掛けています。14~15秒までなら我慢できるようになってきていますが、レースのペースを考えると今のテンションでもう一段階ギアを上げられるようにしておきたいところ。追い切りを重ねながら乗り味の安定感などは増しているので、良化傾向にあるのは間違いなさそうです。早ければ来週中にも帰厩予定とのことでしたので、いい状態で送り出せるよう態勢を整えていきます。
【レッドクライム】
角馬場運動後、ウッドコースで追い切り
ウッド 56.4-41.1-13.0 馬なり
内テクノドリーム強めに4F0.3秒先行1F併せ0.1秒先着
上野騎手「今日は追い切りに乗せてもらいました。ウッドコースでクライムが先行しましたが、テンからスムーズでしたね。道中も落ち着いていましたし、走りのリズムも良かったと思います。3、4コーナーで左に張るような面はありましたが、元々そういった馬ですし、制御は利くので心配ないです。息の入りも大丈夫そうなので、これから本数を重ねていけば、良い状態に仕上がりそうです」
田中調教師「そこまで速い時計ではなかったですが、動きそのものは良かったと思います。この後もしっかり乗り込みながら調子を上げていきます。レースは1回新潟(4/27.28)の土日のいずれかを上野騎手で使う予定です」※馬体重は478kg
北の角馬場で運動後、北のダートコースを1周。
助手「今日は北の角馬場とダートコースで、2歳馬の誘導も兼ねて軽めに乗って調整しています。スムーズな脚取りで動けていましたし、気合いも乗り過ぎず、程よい緊張感で運動できていました。昨日は上野騎手を背に障害練習をしましたが、飛越も安定していますし、今のところ淡々と稽古に取り組めています。飼葉も食べているので調子も良さそうです。明日追い切る予定になっています」
【レッドジェノヴァ】
舎飼。
小島茂調教師「今日も舎飼で様子を見ています。脚元は変わらずですが、悪化している感じはありません。引き続き消炎剤の注射は打っています。歩様は良くなって来ているので、来週からプール調整を始めていければと考えています」
舎飼。
小島茂調教師「先週の木曜日に追い切りをかけましたが、その後に歩様が乱れ、左前球節部分に腫れと熱感が見られたので、消炎剤を打って様子を見ていました。腫れ自体は日に日に治まっているのですが、消炎剤が切れると、球節、繋の屈曲で反応が残っており、念のためにレントゲン検査も行いましたが、骨に異常はなかったです。現在は歩様も当初よりだいぶ良化しているので、この経過を見る限り球節炎ではないかとの診断です。程度としては軽度ですが、残念ながら予定していた福島牝馬ステークスには間に合いません。レースを楽しみにしていた会員様には申し訳なく思います。今後も消炎鎮は継続しながら入念にケアを続けていきます」
【レーヌジャルダン】
10日、高柳調教師は「今朝は、ポリトラックコースにて併せ馬を行いました。先行して終い遅れましたが、調教での動きは良くなってきています。馬体に張りがあり、体調はとても良さそうです。馬体重は455キロ」とのこと。
【カヴァレリア】
4月10日(水)大井・アーバンステージ卯月賞(中央500万・ダ1,800㍍)に真島大輔騎手で出走。馬体重は5キロ増の509キロ。ブリンカーを着用し、落ち着いた雰囲気でパドックへ登場。レース間隔は詰まっているが体重は増え、馬体の張りも良く見える。真島ジョッキーが跨ると気合も乗り、馬場入場後直ぐに返し馬へと駆けて行った。
レースでは、ゲートのタイミングが合わず後方からに。バックストレッチからインコースに進路を取り進出。最終コーナーから直線に入り、最後まで脚を伸ばしたが5着まで。
竹内調教師は「今回は、いつもよりスタートは出てくれたと思います。今日のように、直線まで脚を溜める競馬が、この馬には合っていますね。今回は脚抜きが良い馬場でしたが、終いまで脚を使ってくれました。この大井の馬場が合うんですね。この後は、馬体確認して放牧に出す予定です」とのこと。
真島騎手は「大井在籍時より、トモも大分しっかりしていました。最後の直線でも、終いまでしっかり脚を使ってくれています。この馬は、ゲート内でじっとしていられないので、何もせずにフリーな状態でゲートを出してあげた方が良いですね。レースも、道中で無理しない方が、直線で良い脚を出してくれます」とのこと。
【アンデスクイーン】
4月20日(土)東京・オアシスS(ダ1600m・L)に向かう予定。11日、西園調教師は「今週も坂路で単走の追い切りを行っており、4ハロン56秒3、40秒5、25秒9、ラスト12秒6を計時しました。よく動けており、レースに向けてしっかりと仕上がってきました。予定通り東京のレースに向かいたいと思います」とのこと。
【アースミステリー】
3月22日よりチェスナットファーム(阿見)で調整中。4月3日、牧場担当者は「長期休養明けの競馬疲れもなく、競馬を一度叩かれたことで雰囲気は良くなってきました。現在はハロン20秒の普通キャンター3,000㍍で馬体を緩めず調整しています。この状態をキープして、厩舎に送り出せるように調整していきます」とのこと。馬体重は481㎏。
田中博康調教師は「約1年振りのレースを使って状態も良くなってくると思います。次走は同条件勝ちのある新潟・芝直線1,0000㍍を予定しています。4週目にレースが組まれているので、4月後半に厩舎へ戻す予定です」とのこと。
*****6歳馬*****
【ラタンドレス】
7日(日)に坂路コースで4ハロン56.6-40.4-26.3-13.4を単走で馬ナリに追われ、10日(水)にも坂路コースで4ハロン57.7-41.5-26.8-13.6を単走で馬ナリに追い切りました。「状態はいい意味で平行線。年齢的に好不調の波がそう変動しなくなったよね。口向きが難しく、誰でも操縦可能なタイプではないけれど、鞍上が馬の癖をちゃんと掴んでくれている。あくまで展開次第だと思っていますが、今回もうまく嵌ってくれたらと期待しています」(山内研二調教師)
【オルレアンローズ】
7日(日)にWコースで4ハロン54.1-39.4-13.4を単走で馬ナリに追われ、10日(水)にもWコースで5ハロン68.5-52.8-39.2-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「回転力のあるキビキビとした動きで、重い馬場でも力強く駆け抜けていました。ただ、衰えなどはまったく感じさせないのに、年齢とともに気難しい面が出てきて、この中間も日によって馬場入りをゴネたりする場面が目に付きます。なかなか一筋縄ではいきませんね。当初は直線競馬を使うプランも検討していましたが、前走でもゴール入線後に鞍上が制御するのでやっとという状況でしたし、使った後の反動も含め少々不安が残る。そのため、次走は4/28(日)東京・晩春ステークス(芝1400m・混ハンデ)とさせてください。クラスは上がっても、前回の内容から十分やれるはずと見ています」(高木登調教師)
【レッドイグニス】
乗り運動。
鹿戸調教師「今日は森林馬道を乗り運動で調整しています。乗り出してみましたが、大きくガクっと来ている感じはありませんし、脚元もしっかりケアしていて今のところ心配はありません。次走は5月26日の東京10R(むらさき賞/芝1800m)を使う予定です。ひと月以上時間がありますし、厩舎に置いて進めるとテンションも落ち着かないと思うので、来週ミホ分場に短期放牧に出すことにします」
厩舎周りを曳き運動。
鹿戸調教師「使った後なので厩舎周りを曳き運動で調整しています。テンションはやや高めですが、運動中の脚取りは気になりませんし、今のところ脚元も落ち着いています。飼葉の食いもしっかりしているので、引き続き脚元のケアを行い、馬の状態を見ながら次の予定を決めていこうと思います」
【アースコレクション】
11日、尾関調教師は「今朝、坂路を単走で馬なりで追い切っています。昨日の降雨の影響で馬場が悪かったこともあり、軽めの指示を出しています。先週は重めで、最後は一杯になっていましたが、今朝は終いまで余裕を持って駆け上がっています。東京の2週目ぐらいを目標に仕上げていきます」とのこと。
*****7歳馬*****
【レッドオルバース】
厩舎周りを曳き運動後、プール2本。
助手「昨日追い切ったので曳き運動とプールで調整しています。出掛けの歩様も良かったですし、プールでも落ち着いて泳いでいたので問題ありません。飼葉もいつものように完食していて、馬体重は515kgです。レースまで時間があるので、しっかりコンディションを整えていきたいと思います」
角馬場運動後、坂路にて単走で追い切り
坂路 56.2-39.8-25.5-13.1 馬なり
国枝調教師「先週の土曜日に帰厩させました。帰厩して最初の追い切りということで時計は速くないものの、いつも通り楽に動けていましたし、これから乗り込んでいけば更に良化してきそうですね。レースは5月4日の東京9R(立夏S/D1600m)を内田騎手で予定しているので、この調子で進めていきたいと思います」
助手「角馬場でジックリ乗ってから、坂路にて単走で追い切りました。下ろしがけでハミを噛んで来るところがあったので、前半は掛かってしまいましたが、中盤からは抜いて走れていたので脚は溜められたと思います。終い2Fからは力みも抜けて、最後は良いフットワークで動けていたので、帰厩して1本目の追い切りとしては良い内容だったと思います」