*****2歳馬*****

【レッドルーナ】

角馬場運動後、ウッドコースで追い切り

ウッド 53.6-39.7-13.7 馬なり

助手「角馬場でジックリ乗ってからウッドコースで追い切りました。前で併せ馬をしている2頭を目標に進めたので、前半はガーっと行ってしまうようなところがありました。そんな感じでも最後まで楽に動けているのですが、まだハミにモタれる面がありますし、小手先だけで走っていてフォームがしっかりしていません。その辺がしっかりしてくれば、さらに動きも良化してくるはずですよ。動き自体は悪くないので、乗りながらフォームを矯正していきたいと思います。飼葉はしっかり食べているので馬体重は470キロあります」

小島茂調教師「馬場の悪い中でどこまで動けるかと思っていましたが、走り自体はしっかりしていたし、脚を取られる馬が多い中でもルーナはしっかり動けていた方だと思います。体の使い方など、まだ直していかないといけない面はありますが、追い切りを重ねて動きも良化しているので、23日の中山4R(芝1600m)でのデビューに向けて進めていきます。使う場合はM.デムーロ騎手にお願いしています」

 

角馬場運動後、坂路1本。

坂路 61.1-46.2-31.4-16.0 馬なり

小島茂調教師「角馬場で体をほぐしてから、坂路を軽めに1本。私が乗りましたが、追い切りを重ねてきたことで、だいぶ気が入っていますね。下ろしがけからグイグイと勢い進んでいきました。ある程度までは馬の気のままに走らせましたが、最後の1Fはしっかり抑えて我慢させてみたところ、それでも行きたがる感じはあったものの、納得すればよい位置でハミを取ってくれました。元々、口向きが良い方ではないので、普段の稽古から少しでも改善するよう工夫していきたいと思います。明日、追い切りますが、その動きと追い切り後の状態見つつ、具体的に使う番組を検討します」

 

【ライクトゥシャイン】

11月29日よりノーザンファームしがらきで調整中。12月5日、担当者の話では「左前のソエに痛みが出ており、脚元を冷却して様子を見ています。痛みが落ち着いたところで治療を行い、ソエが落ち着くまでは緩ませない程度にトレッドミル中心の調整で無理せず進めることになると思います」とのこと。現在の馬体重は460キロ。

 

【アースプレリュード】

5日、武井調教師は「牧場での調整も進んでいますので、今週土曜日の検疫で入厩させます。入厩後の動きを見て、具体的なデビュー予定を決めようと思います」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【コンパッシオーネ】

前走のレース後も馬体に異常なく、次走は1217()からの川崎開催での出走を検討しています。

 

【ホウロクダマ】

5日(水)に坂路コースで4ハロン52.0-38.4-25.4-13.3を単走で一杯に追い切りました。「先週と同様に、今週水曜日の最終追い切りも一杯の内容。ラスト1ハロンこそ先週より遅かったものの、全体時計としては良かったですね。ただ、ノドの症状は改善するものではなく、馬体の仕上がりが良好と言えるだけに勿体ですが、その辺りも今の状態の良さでカバー出来ればと思っています。レース選択については、土日のどちらにするかギリギリまで悩みましたが、正式に土曜日へ向かうことに決め、富田騎手で投票をおこないました。ホウロクダマには今年1月の中京開催の同条件でも騎乗経験がありますし、しっかり追ってもらうよう指示を出します」(中竹和也調教師)

 

【レッドクライム】

角馬場運動後、ウッドコースで追い切り

ウッド 56.6-41.1-12.9 馬なり

助手「角馬場でジックリ乗ってからウッドコースで追い切りました。単走でしたが下ろしがけから集中して走れていました。角馬場では硬い感じもありましたが、速いところにいけば、この馬なりにしっかりと体を使えていましたし、トモの入りも悪くなかったです。最後の直線で外に張りながら走っていましたが、もともと苦しくなると左右どちらかに逃げるようなところがありますからね。最初の追い切りということもありますし、その辺りは今後矯正しながらやっていきたいと思います。息遣いは問題なかったですし、全体を通して動きは良かったですよ。この後も入念にメンテナンスしながら、体調を整えていきます。今週の馬体重は480キロでした」

田中調教師「追い切りは今週末からの予定でしたが、状態も悪くないので前倒しで今日やりました。馬が少ない時間帯に単走でしたが、1本目の追い切りとしては、こちらが思っていた以上に動けていましたし、フットワークも悪くなかったと思います。体付きにはまだ余裕があるので、これから乗り込んでいきながら状態を上げていきます」

 

角馬場運動後、坂路1本。

田中博調教師「先週の土曜日に帰厩させました。追い切りは今週末から始める予定で、今日は角馬場と坂路1本のメニューで乗っています。去勢効果もあるのか、両前の捌きは以前よりも良くなってように思います。ただ、トモの入りはもうひとつですね。元々トモに甘さのある馬なので、普段の稽古からしっかりと矯正していきたいと思います。体調そのものは良いので、これから入念に乗り込んでいきますよ」

 

【レッドジェノヴァ】

担当スタッフ「順調にきていたので少しペースを上げてみたところ、治まっていた左前球節に再び熱感が。ケアして調教ペースを落としてあげると問題ないのですが、ペースを上げると繰り返す感じなので、いまは周回コースに入れず坂路のみで軽めメニューで乗っています。とはいえ調教は休んでいないですし、腫れもなくレントゲンを撮ってみても異常は確認できません。調教師にも状況を報告しましたが、厩舎でも近い状況があったようで、そういったところがあることは把握しているとのこと。現時点では目標レースに変更はなく年内帰厩へ向けて進めていきますので、この後も注意は必要ですが、このまま乗っていきながら様子を見ていきます。飼葉の食いも良好で精神状態にも不安はありません。動きも変わらず良好なので、このまま状態アップを図っていきたいですね」

 

【カヴァレリア】

5日、竹内調教師は「本日Dコースで追い切っています。時計は5ハロン66~67秒位だと思います。調教の動きに素軽さが出てきてスムーズな走りができています。今日は単走で追い切りましたが、1頭でも最後までしっかり走れていたので、今回はブリンカーを外してみようと思います。今週の中山競馬での出走を予定していましたが、除外の可能性が高いため中京の1900㍍にまわろうと思います」とのこと。12月9日(日)中京・ダ1900㍍に公営・笠松競馬所属の佐藤友則騎手で出走の予定。

 

【アンデスクイーン】

次走は阪神3週目の摩耶ステークス(ダ1800m・ハンデ戦)を予定。12月5日、西園調教師は「この中間も変わりなく順調にきています。来週の船橋(クイーン賞)は補欠2番手で繰り上がりの可能性はほとんど無さそうで、阪神の摩耶Sに向かうつもりです。ハンデも据え置きと思われますし、今回も頑張って欲しいですね」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【アースコレクション】

12月2日(日)中山・3歳以上500万円以下(混・ダ1200m)に出走し7着。5日、尾関調教師は「レースで右トモに軽い外傷を負いましたが、腫れもないので直ぐに治ると思います。今週の想定次第では連闘も考えていましたが、トモに少し疲れが見られるので放牧を挟んで、年明けの中山にするかもしれません」とのこと。

 

*****6歳馬*****

【レッドオルバース】

担当スタッフ「入場時は少し張りが落ちているかなという印象ではありましたが、脚元などに異常はありませんでした。ただ、もともとそういったタイプの馬ですけど少し硬さが見られますので、ショックウェーブなどを当てて治療をしながら調整を進めています。いまは周回コースを1周してから坂路に入れて軽めに登坂という内容。寒い時期で注意が必要な爪の状態も問題なくきていますし、体調自体も良好ですからね。明日から17-18くらいのところに上げていくつもりです。飼葉も食べてくれているので、馬体重は520キロに。いつもの感じの数字ですし、見た目もいいですよ。年末か年明けの移動になるかと思いますので、ケアが必要な部分はしっかりケアしながら態勢を整えていきます」