*****5歳馬*****

【ラタンドレス】

「現在は角馬場でのフラットワークで入念に体をほぐした後、全長1100mの坂路コースを1本(1820秒ペース)のメニューで調整中です。予定通り先週末から坂路入りを再開し、普通キャンターでジックリ乗り込んでいます。先週に傷腫れした箇所はすっかり完治し、もう心配はありません。気持ちが前向き過ぎるところがあり、手綱を放したら時計になってしまいそうなため、うまくなだめながら坂路を駆け上がっています。山内調教師からは『あまりビシビシやらずにジックリ乗り込んで欲しい』という要望があり、積極的な時計消化は控えるつもりですが、ガス抜きの意味でも来週は馬なりで終いを伸ばす形で1本サッとやろうかと思っています」(担当者)

 

【オルレアンローズ】

18日(日)にWコースで4ハロン52.8-39.5-13.8を単走で馬ナリに追われ、21日(水)にもWコースで4ハロン54.1-39.6-13.1を単走で一杯に追い切りました。「追い切った後にスクミなども見られませんし、気配や状態は前走時より上向いています。この中間は比較的落ち着いたテンションを保てていますので、あとはこのままレースまで維持して臨みたいですね。先手は主張したいものの、前半なるべくハミを噛まずにフワッと出してもらいたい。同型馬との兼ね合いがカギを握りますが、江田騎手とはデビュー戦を飾った相性のいいコンビですし、スムーズに運べれば頑張ってくれると思います」(高木登調教師)

 

【レッドイグニス】

この中間もトレッドミル内で軽めのキャンターを継続し、状態は安定しています。経過は良好といっていいでしょう。今後は状態を確認しながら負荷を強めていき、早ければ12月末より乗り運動へと進めていく予定です。

 

【レッドアヴァンセ】

1118日のマイルCSに出走し7着入線。有終の美を飾ることはできませんでしたが、直線では突き抜けるかと思わせる熱い走りで、最後までこの馬らしい懸命な姿を見せてくれました。幸いレース後も大きなダメージはなく、食欲も十分で歩様もしっかりしています。当初の予定通り前走を最後に引退となり、今後は繁殖牝馬としての馬生を過ごす予定となっています。出資会員様へは追って書面にてご報告させていただきます。長い間、レッドアヴァンセ号へのご声援、ありがとうございました。

 

*****6歳馬*****

【ルグランパントル】

21日(水)にWコースで5ハロン69.0-53.1-39.0-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「単走ではあるものの、力まずに落ち着いて走れていました。乗り手が仕掛けるとスッと反応して手前を替えられ、伸び脚も上々。先週の競馬を使うつもりだったため、息遣いや仕上がりに問題はないですし、入障2戦目でどう変わるか楽しみにしています」(栗田博憲調教師)

 

【レッドオルバース】

厩舎周りを曳き運動。

助手「昨日に引き続き厩舎周りを曳き運動で調整しています。歩様に硬さはありますが、昨日よりは解消していますし、レースのダメージも使ったなりのもの。馬体重も520キロまで戻しています。まだこの後の予定は決まっていませんが、放牧、続戦でもどちらでも対応できるように進めていきます」