*****3歳馬*****
【ブリリアントリリー】
★11/17(土)福島・3歳上500万下(芝1800m・若手)西村淳也騎手 結果11着
「最内枠だったので、揉まれたり、窮屈な競馬になることを回避するため、先手を主張しました。9番とのハナ争いで脚を使ってしまったものの、道中はリラックスしながらフワッと走れていたと思います。直線に向いてからの反応も良かったですよ。マイペースでリズム良く行けていると思っていたのですが、直線であとひと踏ん張りがききませんでした。少々ペースが速過ぎたでしょうか。ご期待に応えられず、申し訳ありません」(西村淳也騎手)
*****4歳馬*****
【レッドミラベル】
荻野極騎手「テンションが高い感じはなく、返し馬でもリラックスしてくれていました。スタートは五分で出てくれましたし、無理に押していかずに、ある程度いい位置は取ることができましたよ。道中も掛かる感じはなかったですし、3、4コーナーでも余力残しで立ち回れました。ただ、脚を溜められていたと思っていたのですが、直線でいざ追い出すと脚が全く使えずワンペース。ジリジリと脚を使う感じでもなく、最初から最後まで一息で走っていたような感じですね。操作性も良くて乗りやすい馬なので、掲示板はあると思っていたのですが…。こちらが思っている以上に、最後に馬の気持ちが切れてしまったのかもしれません」
【カヴァレリア】
11月17日(土)福島・伊達特別(3歳以上500万円以下・ダ1700m)に丸田騎手で出走。馬体重は増減無しの512キロ。ブリンカー着用し、落ち着いてパドックを周回。少し余裕がある体つきも、毛艶良く体に張りがある。前捌きに少し硬さは感じるが、状態は悪くなさそう。パドックで騎手が跨がり馬場に向かい、馬場入りを少し嫌がったがダートコースに入るとスムーズに駆け出していった。
レースでは、スタートで大きく出遅れてしまい最後方からの競馬に。向正面で馬群の最後方に取りつき、直線外に出し伸びるが前半の差が響き11着。
竹内調教師は「流れに乗れれば良い競馬ができると期待していただけに残念です。最後は伸びているのでスタートのロスが大きかったです。厩舎に戻った後の具合をみて、今後の予定をたてます」とのこと。
丸田騎手は「ギリギリまで我慢できていたのですが、発馬直前に動き、そのタイミングでゲートが開き出遅れになりました。最後の直線は脚を使えていただけにスタートが悔やまれます」とのこと。
【プラチナムバレット】
★11/17(土)京都・アンドロメダステークス(芝2000m・ハンデ)浜中俊騎手 結果15着
「これまでとは違った競馬をしたいと思っていただけに、ハナへ行くことは考えていました。道中の行きっぷりや手応えは良かったのですが、4コーナーで外から来られた時に自分からブレーキを掛けて一気に止まってしまって…。骨折から復帰してからというもの、ずっと硬さが感じられて、重賞を勝った時のようなアクションではないのも確か。マイル~千八くらいに距離を詰めて、終い勝負に徹するくらいの極端な競馬をさせた方がいいかもしれません。いずれにしてもメンタル面の問題。力があるのは分かっていますから、あとはいかにして闘志を引き出すかだけですね」(浜中俊騎手)
*****5歳馬*****
【レッドアヴァンセ】
北村友騎手「内枠を引ければ内でジッとしてチャンスを狙おうと思っていましたが、外枠を引いてしまったので、この枠でやれるベストの競馬はできたと思います。道中から3、4コーナーまでタイトな競馬でぶつけられたりもしましたが、怯まず頑張ってくれました。直線最後は脚が甘くなるのはわかっていましたが、前も開いてあそこで動かないわけにもいかなかったですからね。厳しい競馬の中で、最後まで一生懸命走ってくれています。ここまで結果を出すことが出来ない中で引退レースまで乗せていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
*****6歳馬*****
【レッドオルバース】
北村宏騎手「隣よりスタート出なかったですし、行く素振りを見せていたので無理せずに番手を取りました。あまり引っ張りつけるともたれたり張るようなので自分のリズムを取りながら進めましたが、道中はいい感じにいけましたよ。前が相手と思っていましたし、今までの競馬を見ても切れるわけではなさそうなので、直線に入るくらいでは前に並びかけるつもりで乗っていました。早めに仕掛けて一旦はだいぶ近づいてはいるのですが、そこから交わせそうで交わせなかったです。今日は最後までもたれるところもなく真っ直ぐ伸びてくれましたが、相手がしぶとかったですね。この形なら安定していますし、後は相手次第ではチャンスはくるはずですよ」