*****4歳馬*****

【アンデスクイーン】

11月4日(日)京都・JBCレディスクラシック(JpnⅠ・牝馬・ダ1800m)に松若風馬騎手で出走。馬体重は増減無しの496キロ。メンコ着用。落ち着いた様子でパドックに登場。気合い乗り上々で厩務員を軽く引っ張り、集中した雰囲気を見せ上々の気配。馬体のハリ艶も良く具合は良さそう。ジョッキーが跨がってからもイレ込むことはなく、馬場入りの際は小脚を使って気合いを表に出し、ダートコースに入ってすぐ促されるとスムーズなキャンターで返し馬を行った。

レースでは、揃ったスタートから内のポジションを探りつつ13番手で1コーナーへ。道中は無理せずそのまま後方を追走し、3コーナー過ぎから徐々に進出開始。手応え良く4コーナーを8~9番手で回ると、先に抜け出した4頭には及ばなかったものの、最後までしっかりと脚を伸ばして5着入線し掲示板を確保。

西園調教師は「使う毎に状態は上向き、これまでで一番のデキでレースに臨むことが出来ました。外枠を引いたため、理想としていたポジションは取れませんでしたが、前の4頭はさすがに強かったものの、後ろからの追撃を退け掲示板に載ってくれました。本当に良く頑張ってくれました。目標としていたレースまで無事に進めてきて、こういう結果を出せて嬉しく思います」とのこと。

松若騎手は「中団を狙っていましたが、テンが速く無理せずあの位置から。テンが流れてくれたので、結果的には良いポジションに付けられリズム良く走らせることが出来たと思います。前半は楽に追走できましたし、3~4コーナーで外を回ることにはなりましたが、上手く上がっていくことができました。最後は何とか掲示板をと必死で追い、馬も最後まで頑張ってくれました。馬の状態もすごく良く、厩舎できっちりしあげてくれたことも大きかったと思います」とのこと。