*****3歳馬*****
【レッドヴェイロン】
ルメール騎手「3月の未勝利を勝ったとき以来の騎乗でしたが、馬も一回り大きくなったように思えますし、レースの立ち回りも前半はスムーズでしたね。前残りの展開で決め手勝負のレースになりましたが、久しぶりの分エンジンの掛かりがもう少しでしたが、残り200mでトップスピードになってからは、とても良い脚を使ってくれましたし、しっかりと勝ち切ってくれて良かったです。クラスは上がりましたが、やはり力がある馬ですね。一発でこのクラスを突破することができて嬉しいです。今日使ったことで次はもっと良くなりそうですよ。上に行っても楽しみですね。今日はありがとうございました」
石坂調教師「直線で進路が少し狭くなった時はどうなるかと思いましたが、残り1Fでエンジンに火が入ってからは圧巻の走りだったと思います。昇級初戦でしたが、圧倒的な1番人気に推してもらいましたしね。しっかりと期待に応えることができて安心しました。この血統らしい成長を示してくれていますから、まだまだパワーアップして更に楽しませてくれそうです」
*****4歳馬*****
【アンデスクイーン】
10月6日(土)京都・平城京ステークス(3歳以上1600万円以下・ダ1800m)に松若騎手で出走。馬体重は増減無しの496キロ。メンコ着用。終始落ち着いた様子でパドックを周回。馬体締まっており力を出せそうに見える。停止命令のあと少しテンションが高くなるもジョッキーが跨がると落ち着きを取り戻した。返し馬はダートコースへ入ってすぐ駆けていった。
レースでは、好スタートを切り先行争いに食い込むも、内と外に挟まれた6番手で1角を通過し向こう正面から3角まで同じポジション。4角からジョッキーに追われ前との差をジワジワ詰めるが0秒5差の7着まで。
西園調教師は「差の無い競馬でよく頑張ってくれています。前走より数段競馬内容が良くなっています。次が楽しみですね。勝ち時計が速く、7着でもベストタイムを出したのではないかと思います。2週空けて京都のハンデ戦に向かいましょう」とのこと。
松若騎手は「いつも通りゲートを出て一生懸命走ってくれました。前走より良くなっていて時計が速い中での差の無い競馬なのですが・・・欲を言えば逃げ馬の後ろを取りたかったですね」とのこと。
【プラチナムバレット】
★10/08(祝)京都・京都大賞典(G2・芝2400m)幸英明騎手 結果11着
「テン乗りなので過去との比較が出来ないのですが、終始フワフワとした走りでしたね。スマートレイアーに横に並ばれた際に内にヒルんでしまって、そこから全くハミを取らなくなってしまいました。ここ2戦の影響なのでしょうか。少し実戦が怖いのかもしれませんね。ただ、能力が高いことは間違いないので、ここから順調に使っていけば自信を取り戻せると思いますし、変わってくれるはずです」(幸英明騎手)
【レッドジェノヴァ】
池添騎手「1週前に乗ったときや今日の返し馬でもフォームがすごくいいな、成長しているなと感じていました。道中は何度も手前を替えたり、ハミを噛んだりしていましたが、ポジションは悪くなかったと思います。悔やまれるのが4コーナーで一旦ブレーキをかけてしまったこと。直線はすごくいい脚を使って勝ち馬に迫ってくれたので、あの場面がスムーズだったらもっと際どいところまで持ち込めたかもしれません…すみません。まだ成長途上でトモに力がつききっていませんが、その状態でこれだけの結果を出せたのだから今後が楽しみになりました。大舞台に向けて、このまま無事にいってほしいです」
小島茂調教師「池添騎手は悔やんでいましたが、上出来でしょう。この馬が本格化するのは来年だろうとみていましたが、成長するのが予想以上に早くて驚いています。ここで好勝負できればエリザベス女王杯へと考えて連れてきたので、今週1週間は栗東トレセンで状態を確認し、問題がなければ出走に向けて栗東で調教を積んでいきます。強豪馬の多くが休み明けでの出走だったとはいえ、ここでの2着は立派。自信になりました」
【コンパッシオーネ】
10月8日(月)大井11R・TOKYO MEGA ILLUMI賞・B3(三)組・距離1200m戦へ56kg本田騎手で出走しました。馬体重はプラス6kgの438kg、少し筋肉の張りが緩めも、毛艶、気合い乗りは良く、まずまずの気配でした。単勝は60.5倍の14番人気。レースでは五分のスタートから押していき、中団まで上がりました。馬群の中に入れて、4コーナーで外目へ持ち出しましたが、直線追われてから伸びを欠き1.9秒差の1分15秒4の16着に敗退しています。
本田騎手からは「1200mは忙しいです。今日は速い流れの中、好位を取れてロスのない競馬ができたのですが、そこで脚を使ってしまいました。一度も脚がたまることなく、直線に向いたため伸び切れませんでした。1400mなら追走が楽になって脚がたまりますので、B3クラスなら勝ち負けの競馬に持ち込めると思います」と、出川克己調教師からは「昨年の夏に大井の1200mで2着に好走したイメージがあったのと、1400mは除外になる可能性があったため、1200mを使いました。結果的に外枠から脚を使って終わってしまいました。すみませんでした。次は11/1(木)大井・B3自己条件の1400m戦を予定しています」とのコメントがありました。
*****5歳馬*****
【ラタンドレス】
★10/07(日)京都・3歳上500万下(ダ1200m・牝)藤岡康太騎手 結果6着
「内枠でしたし、前半はインで脚を溜めて直線勝負のつもりで乗りました。いつも一生懸命に走ってくれるのですが、どこかでひと脚しか使えないタイプなので、今日は4角手前をもっとスムーズに捌けていたらと思います。前のポジションを主張しそうなメンバーが揃っていた割に、思っていたほどペースが流れなかったのも残念です」(藤岡康太騎手)