*****4歳馬*****

【コンパッシオーネ】

次走は108()からの大井開催での出走を目標に調教を進めていくことになりました。この中間はハロン1720秒のキャンター2800mを乗られています。

 

【レッドジェノヴァ】

角馬場運動後、坂路にて単走で追い切り

坂路 57.7-42.8-28.1-13.8 馬なり

助手「角馬場で体をほぐしてから軽く坂路で単走の追い切り。角馬場で乗っている時から全体的に右半身に硬さを感じていましたが、追い切りでも楽な手応えで走れているものの、スピードアップするところで右トモの甘さを感じました。それでも前回、牧場から函館競馬場に戻って来た時よりは硬さもないですし、背腰はしっかり使えていたのでこれからでしょう。息遣いは良かったと思います。今日の馬体重は502キロでした」

小島茂調教師「帰厩して1本目の追い切りなので坂路でサラッとやりました。まだ動きに硬さは残っていますが、走りそのものは良かったと思います。これから追い切りを重ねていけば、硬さも取れて動きも良化して来るはずですよ。まだ時間もあるので、早めに仕上がり過ぎないようにしたいですね」

 

北の角馬場で運動。

小島茂調教師「昨日帰厩させました。今日は運動初日なので軽めに乗って調整しています。前走後は社台ファームと山元トレセンで入念にケアしてもらっていたので、背腰の疲労は感じなかったです。良い状態で戻って来てくれましたね。この後はエリザベス女王杯に向けて進めたいと思いますが、今までは小回りコースで勝って来た事もあり、京都の外回りコースでどこまでやれるか試したいと考えているので、10月8日の京都大賞典を使う予定です。相手は一筋縄ではいかないと思いますが、コース適性や今の実力を計るには良いレースではないでしょうか。結果次第では今後のプランを変える可能性もありますが、まずは次走に向けてしっかり馬を作っていきます。鞍上はモレイラ、ルメール両騎手とも先約があったため、今回は池添騎手にお願いしています。池添騎手もジェノヴァに乗るのは初めてではありませんし、この馬で勝ってくれていますしね。明日は脚慣らし程度の追い切りを消化する予定です」

 

【レッドミラベル】

角馬場運動後、坂路にて併せ馬で追い切り

ミラベル     55.2-39.7-25.9-12.7 馬なり

フィルムフェスト 54.1-38.6-24.9-12.2 仕掛け

助手「角馬場でジックリ乗ってから坂路にて併せ馬。下ろしがけから落ち着いて走れていて道中もしっかり折り合っていました。仕掛けてからも楽な手応えで最後まで馬なりでしたよ。この馬は気持ち次第で走りも変わってくると思っていますが、今日のように良いリズムで動けたのは収穫だと思います。追い切った後の息の入りもしっかりしています。馬体重は458キロでした」

尾関調教師「今日は1本目の追い切りいう事もあり、ミラベルが2歳馬を誘導する形。これくらいのペースなら涼しい顔ですし、動きも安定していて良いフットワークで駆け上がって来ましたね。これからペースアップしていきますが、心身がかみ合わないと良い走りができないので、しっかりケアしながら進めていきます」

 

角馬場運動後、ウッドコース1周、最後にゲート練習。

尾関調教師「昨日帰厩させました。今日は運動初日なので、角馬場とウッドコースを乗ってから、最後にゲート練習。そこまで煩いようなところはなかったですし、ゲートも集中して対応していました。これから追い切りを消化して状態を上げていきたいと思います。レースはもう一度距離を延ばして、地方交流戦を使いたいと考えているので、10月1日に盛岡で行われる地方交流・シリウス賞(盛岡/1700)に投票する予定です」

 

【レーヌジャルダン】

12日、山元TC担当者は「現在は週に1回15ー13の強目を消化しています。飼い葉喰いも良く、馬体重も順調に増えて良い状態です」とのこと。現在の馬体重は460キロ。 高柳瑞樹調教師は「牧場で順調にきているので、新潟開催を目標に来週の検疫で入厩を予定しています」とのこと。

 

【カヴァレリア】

9月8日より、美浦TCで調整中。12日、新開調教師は「入厩後、角馬場などの運動を長くして調整しています。東京開催での中央復帰を目指してゲート練習しながら進めていきます」とのこと。

 

【アンデスクイーン】

9月15日(土)阪神・オークランドレーシングクラブトロフィー(ダ1800m)に松若騎手で出走予定。12日、西園調教師は「本日坂路で時計を出しており、4ハロン54秒3、終い14秒6を計時しました。いつも調教では時計が出ないタイプな上に、雨で重くなった馬場で後半の時間帯に馬場入りしましたので、かなり時計はかかっていますが、すでに追い切りも3本消化しいつもの動きが出来ていたと思います。今週予定通り阪神で出走させます」とのこと。

 

【アースミステリー】

9月12日、場長は「右前の爪に痛みが出ていましたが、膿は全部出てしまい症状は治まりました。歩様も良くなってきましたので、この中間からトレッドミル調整を開始しており、このまま進めていきたいと思っています」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【アースコレクション】

登録していた名古屋の交流競走は除外となり、16日(日)中山・3歳以上500万円以下(混・ダ1200m)へ向かうことに。12日、尾関調教師は「本日、レースに向けた最終追い切りをダートコースで行いました。時計は、5ハロンから66.4-51.2-37.6-13.2を計時しています。単走で終い強目の指示を出し、最後までしっかりと良い動きで、出走の態勢は整ったと思います」とのこと。現在の馬体重は532キロ。

 

*****6歳馬*****

【ルグランパントル】

「あまり得意としない馬場状態で走ったので、立ち上げには少し時間が掛かると見ていましたが、レースを使った後のダメージは少なく、この中間も思い通りに調整ができていますよ。明日、ウッドチップでサラッと軽めに追い切る予定にしています。今は脚元を含めて不安な点がありませんし、稽古の後も飼い葉をちゃんと完食してくれていて、馬自身に覇気が感じられますね。この状態であれば、中一週の競馬でも問題ないと判断できます。別定戦では少々分が悪い印象でも、ハンデ戦の今回は53kgで出走ができ、有力馬とは5kgの斤量差もあります。あとは阪神までの輸送を無事こなしてくれれば、恥ずかしいレースにはならないはず。ここのところメキメキと台頭してきている若手の注目株に騎乗を依頼しましたので、人気薄でも臆することなく積極的な競馬をしてほしいと思っています」(栗田博憲調教師)

 

【レッドオルバース】

担当スタッフ「先週末も坂路で14-13くらいのところをやりました。ここもチーク装着の効果で真っ直ぐに駆け上がってきてくれましたよ。硬さは見られますが、特別に気になるものではなくオルバースがよく見せるもの。想定内のものですしケアは欠かしていませんので大丈夫ですよ。馬体重は519キロ。まだ具体的な移動日は決まっていませんが、来週か再来週になると思いますので、引き続きしっかりと進めていきますよ」