*****2歳馬*****
【アーチザンバレット】
9月9日(日)中山・2歳新馬戦(ダ1800m)に田辺騎手でデビュー。初出走の馬体重は498キロ。メンコを着用しパドックに登場。周りの馬が立ち止まったりうるさい素振りを見せても動じることはなく、終始落ち着いて周回。少し余裕残しの印象も、毛艶は良く張りがある好馬体。ジョッキーが跨ってからも入れ込むことはなく、メンコを外して本馬場へ入場し、直ぐに放たれるとリラックスして駆け出して行った。
レースでは、最後に大外枠のゲートへすんなり収まると、まずまずの好スタートを決める。無理に前へは行かず、馬なりで最後方から1コーナーを回っていく。向正面で徐々にポジションを上げていき、最終コーナーでは外側5、6番手まで押し上げ、勢いを保ったまま直線へ向かう。じりじりと脚を使いながら坂を登りきるも最後は6着でゴール。
小島茂之調教師は「最後まで良く頑張ってくれました。おっとりとした性格なので、距離はこのくらいはあった方が良いですね。最初のうちは無理に調教で攻めすぎず、馬に負担をかけないよう使いながら状態を上げていければと思います。今はこの性格がいい方に向いており、追い切った後もカリカリせずにしっかり飼葉を食べてくれるので、調整もしやすいです。良い素質を持っていますし、使いつつ良くなっていくと思うので、この後の状態を見てからになりますが、引き続き厩舎で調整しレースに向かいたいと思います」とのこと。
田辺騎手は「馬っぷりは良いですが、まだ体つきが幼く緩さは残っています。直線の坂は良く頑張ってくれて、距離も1800m以上はあった方が良さそうです。一度レースを
*****3歳馬*****
【レッドラギド】
酒井騎手「今日はパドックからうるさいくらいに気合は乗っていましたが、ゲートの中ではソワソワしてしまって、発馬は今ひとつでした。それでも出して行かないと勝負にはなりませんから、出して行ってある程度のポジションは取れました。3コーナーくらいから仕掛けていって、直線の入り口では前のバテた馬を交わせれば掲示板はあるかなと思って追いましたが、なかなか差が詰まらず、逆に後ろにいた馬に交わされてしまいました。何とか結果を出したかったのですが、すみません」
*****4歳馬*****
【アナザートゥルース】
★9/08(土)中山・鋸山特別(ダ1800m・混)大野拓弥騎手 結果2着
「いい形で運べたのですが、最後が甘くなってしまい申し訳ないです。相手に合わせて動くところがあるので抜け出すと遊んでしまいます。いい状態を維持できてましたし、競馬っぷりも安定してきてますので、上手く導いてあげさえすれば結果はついてきます。いずれは馬群の中での競馬というのにも挑戦していきたいです」(大野拓弥騎手)
*****5歳馬*****
【ラタンドレス】
★9/08(土)阪神・3歳上500万下(ダ1200m・牝)松若風馬騎手 結果6着
「稽古でもテンションが高くなりがちな馬なので、久々の競馬場で変にイレ込むことなくレースに臨めたのは良かったと思います。もう少し内目の枠で、前に壁を作って進められていたらと悔やまれますし、先行馬の残りやすい馬場状態でも、ペースが流れていただけに、勝負どころでもうワンテンポ仕掛けを遅らせるべきでした」(松若風馬騎手)