*****2歳馬*****

【レッドアルビオン】

本日ゲート試験に合格しました。

助手「1本目はアルビオン1頭で、よりスピードが求められる2本目は自厩舎で用意した馬と他厩舎の2歳馬と一緒に出しました。これまでの練習どおりゲート内はおとなしかったですし、スタートしてからも両隣にいた馬に大きな遅れをとることなくまっすぐ走ってくれました。発走委員から何ひとつ注意を受けることなく合格。本当に優秀ですね。これからデビューに向けて調整を始めますが、性格のよさは文句なしでパワーがあっても、まだレースで必要になるダッシュ力が不十分なので調教を積んでいくことで強化できればと考えています。大柄で鍛えがいがありそうですよ」

 

本日は坂路1本のあと、ゲート練習を行いました。

坂路 74.4-55.2-36.1-17.9 馬なり

助手「けさも坂路からゲート練習へ。1頭での練習でしたが、音ありのゲートからでも驚くことなくちゃんと出ていました。ゲートに関しては優秀ですね。いまのところあすの試験に申し込む予定ですが、すごく速いわけではないので、ほかの厩舎の馬を見つけて2頭で試験を受けようと考えています。ここまで何日か乗ってきましたが、牧場でも言われていたとおりキレというよりはパワーで勝負するタイプなのかもしれません。坂路で乗っていても脚は重く感じますから。まだ体を持てあましていてそう感じる部分もあると思いますが、これから乗り込んでいくことで素軽さが出てくるといいですね」

 

【レッドクレオス】

馬体重471キロ。

この中間はトレッドミルで調整していましたが、左の飛節後腫が良くなったり悪くなったりを繰り返しているので、一旦リセットを図るために18日にショックウェーブを処置して、その後はウォーキングマシンのみにとどめています。この期間で不安のない状態まで持っていければと思います。立ち姿だけを見れば、胸に深みがあってトモも肉厚で悪くは見せないので、内面からしっかりしてくるよう辛抱強く進めます。

 

【レッドルーナ】

マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重478キロ。

この中間も強めとF15のメニューを織り交ぜ順調に乗られています。今週は2F31.1-15.6で余裕をもたせた調整ですが、先週は3F39.6-26.0-13.1の強めを消化しています。乗りながら馬体の厚みが増してきて力も付けてきた印象です。毛艶もよく体調もいいので、移動も視野に入れながら進めていきます。

 

【レッドスプリンガー】

引き運動。

平田調教師「昨日の到着後、微熱があったことから今朝は引き運動に留めました。今朝は平熱に下がっていましたが、初日から無理をさせる必要もないですからね。このまま問題なければ、明日からゲート練習を始めていくつもりでいます」

 

【アーチザンバレット】

30日、小島茂之調教師は「ウッドチップコースで杉原騎手を背に併せ馬を行いました。3頭併せの2番手から、後ろの馬がモタモタしたため少し時計は遅くなりましたが、最後は3頭の真中でキッチリと併せ、ゴールを過ぎてからも1コーナー過ぎまでしっかりと追ってもらいました。杉原騎手は『まだ体を使い切れていない感じですが、背中の感じはとても良い馬ですね』と話してくれました。今日の追い切りでピリッとしたところも出てくると思います。来週は田辺騎手に調教をつけてもらいます」とのこと。

 

*****3歳馬*****

【クイーンズトゥルー】

29日(水)に札幌競馬場のダートコースで4ハロン54.5-39.3-13.0を単走で馬ナリに追い切りました。「中1週と間隔が詰まっていることもあり、水曜の追い切りはダートコースで半マイルからサッと流した程度。動きは問題ありませんし、前走で減った馬体も戻っています。状態面は高いレベルで安定していますね。前走は函館からの輸送競馬でしたが、今回は滞在しているので馬体に関してはそれほどナーバスになる必要はないでしょう。最終週らしく権利持ち(前走5着以内)の馬が大半で相手関係は骨っぽくなっていますが、そのほとんどが押せ押せで来ているだけに、休み明け3戦目で比較的フレッシュな状態で臨めるのは大きなアドバンテージになるはず。岩田ジョッキーの豪腕でもうひと押しを期待したいところです」(高木登調教師)

 

【レッドラギド】

角馬場→坂路

西園調教師「引き続き状態に問題はないですし、2週目から混み合ってきそうなので、週末から時計を出し始めて、来週から出走を考えていきます」

 

【レッドヴェイロン】

角馬場→坂路。500キロ

坂 助手 68.1-48.9-31.6-15.5 馬なり

助手「今回は初日から落ち着いて調教に臨めていました。前回は急仕上げ気味で少し重かったですからね。今回は早めに戻したので、じっくり調整していけると思います」

※10月7日(日)東京9R(鷹巣山特別/1600m)をルメール騎手で予定。

 

【レーヌルネサンス】

30日、高野調教師からは「出走希望頭数が増え、投票の締切時点では抽選対象となりましたが、無事に抽選を突破してくれました。このチャンスを活かして頑張って欲しいと思います」との連絡が入っている。

 

*****4歳馬*****

【ホウロクダマ】

「ダ1700m3鞍も視野に入れ連闘を予定していましたが、幸運にも4分の1の確率で抽選を突破することが出来ました。本番での出遅れを防止するため、前走時の前日にゲート練習をしていたのですが、今回もやっておきます。いくらコンディションが良くても、あそこまで出遅れると本当に致命的ですからね。非常に真面目ですし、そのうえ1kg減の恩恵付きの鞍上を確保。降級後4戦目、もう言い訳は出来ないと思っています」(中竹和也調教師)

 

【レッドミラベル】

マシン60分、ダクとハッキング15分。455キロ。

担当スタッフ「競馬を使った後はいつものことですが、体が細くなって、背腰トモに疲れが出ています。近いうちにショックウェーブでケアします。飼葉はこの馬なりに食べているので問題ありません。まずは疲労回復に努めます」

 

【レーヌジャルダン】

8月15日に山元TCへ移動し調整中。30日、担当者は「20日から乗り出していて昨日15-15を開始しています。特に目立った疲れはなく、飼い葉もよく食べていて体重も直ぐに増えてくれました。調教師からは、東京か新潟開催の牝馬限定戦を目標にと聞いているので、もう少し体重を増やしながら調整を進めていきます」とのこと。現在の馬体重は452キロ。

 

*****5歳馬*****

【レッドイグニス】

山元トレセンから昨日こちらに到着しました。輸送は無事にクリアしてくれたようで、気持ちが高ぶっている様子もなく精神面も問題なさそうです。まずは輸送の疲れを抜いていき、準備が整い次第に社台クリニックで右前の処置をおこなうことになります。

 

*****6歳馬*****

【ルグランパントル】

26日(日)に坂路コースで4ハロン61.3-44.7-29.3-14.4を単走で馬ナリに追われ、29日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、70.2-54.4-40.9-13.5を一杯に追い切りました。「コースで長めから併せて追い切り、最後までしっかりと負荷をかけての調整ができたと思います。相手に少し遅れはしたものの、併走したのがOP馬(マイネルハニー)で攻め駆けするタイプですし、ルグラン自身の走りには大変満足していますよ。長期休養明けを叩いて状態はガラリ一変。今回は体調面もすこぶる良さそうですから、いい競馬ができるのではないでしょうか。新潟芝マイルの条件でも、昨年同レースで4着と差のない走りを見せており、強敵揃いですが一発ないかと期待しています」(栗田博憲調教師)

 

【レッドオルバース】

担当スタッフ「先週末に予定通り15-15を消化。右に張るのをどう矯正しようかというところでチークピーシーズを試したところ、かなりの効果でスパッと動いてきました。あまり装着しすぎて慣れられてしまっても困るので今後どうするか思案中ですが、コンディションにも不安はなく良い形で乗り込むことができています。あと3週ほどでトレセンヘ運ぶことになりそうなので、今週末はさらにペースを上げてみる予定。順調にきていますよ」