*****2歳馬*****

【カグラヒメ】

「現在は角馬場でのフラットワークで入念に体をほぐした後、全長1100mの坂路コースを1本(1618秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に終いを15秒ペースまで伸ばす形でしたが、特に問題はなかったので21日(火)に15-15でしっかり動かしました。気性が素直で全く手が掛かりませんし、ペースアップ後も飼い葉食いが落ちることはなく順調そのもの。引き続き9月中旬~下旬頃の入厩を目指して、逆算して調整を進めていきます」(担当者)

 

【ヴィヴァンフィーユ】

「現在は内馬場でダクとハッキングを2400mの後、外馬場でキャンターを1200m20秒ペース)のメニューで調整中です。ハロン17秒ペースくらいであればいつでも移行できる状態ではありますが、現状ではトモに負荷を掛けて後躯の筋力アップを図りつつ、土台作りに励んだ方が得策と考えています。焦らずジックリ乗り込んできた甲斐あってトモにはいい筋肉が付き、全体的にボリューム感が出て見栄えのする体つきになってきました。引き続きジックリ乗り込みつつ、ペースアップのタイミングを探っていくつもりです」(担当者)

 

【レッドアルビオン】

8月25日(土)の検疫で栗東トレセン・昆厩舎に入厩舎することになりました。

 

【アスティ】

社台ファームで調整中。担当者は「常歩での乗り運動調整期間を経て、今週から馬場入りしてキャンター調教を開始したところです。脚元を見ながら少しずつペースアップしていく予定です」とのこと。現在はウォーキングマシン1時間、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線コース1本の調整。現在の馬体重は461キロ。

 

【アーチザンバレット】

中山開催1週目の2歳新馬戦(ダ1800m)でのデビューに向け、8月16日に美浦へ入厩し調整中。22日、小島茂之調教師は「本日、坂路コースを併せ馬で追い切りました。時計は、54.2-39.5-26.3-13.1を計時しています。入厩後初めての追い切りだったので、無理させずに馬なりに近いイメージで乗るように指示を出しました。終いは良い感じで併せることが出来て、1本目の動きとしては上々だったと思います。前回よりも動けるようになり馬も成長してきています、目標に向けて状態を上げていきたいと思います」とのこと。

 

【ライクトゥシャイン】

ノーザンファーム空港牧場で調整中。牧場担当者は「現在は週3回坂路2本(14-15)中心の調整で、強目のメニューもコンスタントに消化しています。良い感じで進んでおり、そろそろ移動について調教師とも相談したいと思います」とのこと。宮本調教師は「順調に乗り進めてきて、馬はすごく良くなっていました。このまま順調なら涼しくなる9月下旬から10月頃に入厩させたいと思っています」とのこと。現在の馬体重は460キロ。

 

【アースプレリュード】

セグチレーシングS(チバ)で調整中。8月16日、牧場担当者は「週に1回、坂路で強目(16-15)の調教をコンスタントに行っています。調整は順調で、ゲートでの駐立や開閉も問題無くこなし、厩舎へ送り出す態勢も整いつつあります。馬体重は517キロです」とのこと。

8月20日、武井調教師から「瀬口トレセンでの調整も順調に進みました。ここで検疫期間も終了しますので、トレセンでの最終調整でデビュー出来るところまできており、東京開催に向けて、来週か再来週の検疫で入厩させたいと思います。スピードのある馬ですし、初戦からとても期待しています」との連絡が入り、近々入厩することになった。

 

*****3歳馬*****

【アージェス】

22日(水)に坂路コースで4ハロン54.9-39.5-25.7-13.2を単走で一杯に追い切りました。「想定の段階では今週は除外濃厚という状況でしたが、結果4分の3頭の確率となりました。8/29(水)園田・三室山特別(ダ1400m)に申し込んでみましたが補欠にも選ばれず、来週の小倉で出走できるという確証もなかったので、まずは一安心です。台風の影響による悪天候、馬場の悪化が予想されますが、前々走3着の実績があるようにむしろ歓迎のクチ。ここで勝つに越したことはありませんが、3kg減の恩恵をフルに生かして入着を果たし、最低でもスーパー未勝利戦に向かえたらと思います」(中竹和也調教師)

 

【クイーンズトゥルー】

「上位の2頭を見ながらジックリ行けましたし、ジョッキーもそつなく乗ってくれたと思います。期待を持って送り出しただけに勝てなかったのは残念でしたが、最後までバテずに3着を死守して優先出走権を確保できたのは何より。レース後もそれほどダメージは見られませんし、飼い葉もしっかり食べてくれているので安心しました。来週の9/02(日)札幌・3歳未勝利(芝2000m・混)に向かいます。善臣ジョッキーが騎乗できないため新たなパートナーを探していたところ、岩田ジョッキーを確保できたのも心強いですね。追って切れるというよりはいい脚を長く使うタイプですから、腕っぷしの強い岩田ジョッキーとは手が合うと思います。レース間隔が詰まっているだけに、来週は水曜日にサッと流す程度で十分。万全の態勢に持っていけるよう、細心の注意を払いながら調整を進めていきます」(高木登調教師)

 

【ラヴノット】

「現在は600mの馬場をダクとハッキングキャンターで2400m、坂路コースを1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き順調に乗り込んでいます。この中間、担当の助手さんが視察に訪れ、『いい感じでリフレッシュしていますね。このまま進めていってください』とおっしゃっていました。様子を見ながらジックリ乗り込みつつ、更なるペースアップのタイミングを探っていくつもりです」(担当者)

 

【ブリリアントリリー】

「現在は1時間のウォーキングマシン運動のみにとどめています。入場当初に出ていた左肩の筋痛症状は解消されつつあり、歩様の方も問題ありません。1週間楽をさせたことで、だいぶ柔らかみが戻ってきましたね。引き続き問題がないようなら、来週から騎乗運動を再開する予定です」(担当者)

 

【ラズワルド】

この後は美浦近郊の松風馬事センターで調整することになり、明日25日(土)に移動予定です。

これまでの戦歴および現状を踏まえ、清水英克調教師と協議をおこなった結果、ここで中央競馬登録を抹消して地方競馬へ移籍することになりました。

なお、今後については馬体回復を図った後、園田競馬・飯田良弘厩舎から始動して、採算性等を考慮した運用継続(規定の条件を満たした際のJRA再登録を含む)をおこないます。なお、出資会員の皆様には追って書面にて詳細をご連絡させていただきます。

「送り出しの状態としては申し分なくパドックの雰囲気も悪くなかったと思います。ジョッキーも外枠ながらも、いいポジションを取ってくれましたし、手前を変えない場面でも上手くコントロールしてくれました。悪くない内容であっても結果を出さなければならない一戦での3着には我々厩舎スタッフ一同申し訳ないという気持ちでだけでなく、とても悔しく感じています。コンスタントに走っている中で、前走の盛岡から今回の間に大きな成長力を感じることができました。それであるだけに成長を待ちたいのですが、未勝利戦への出走のチャンスはなく、ここで地方へと場を移すことにします。あともう少し時間があればと感じさせるラズワルド。地方での活躍を願っていますし結果を出せると信じています」(清水英克調教師)

 

【レッドヴェイロン】

周回キャンター2000m、坂路1本。馬体重493キロ。

予定どおり週3本のペースで15-15を消化しています。体は多少立派に映るので、これ以上太らないよう注意していますが、調教での動きは素軽く、きれいなフォームで走っています。帰厩に向けて体調管理に努めつつ、さらに速い時計を出すなど徐々に調教を強めていきます。

 

【レッドラギド】

レース後も変わりありません。今日函館競馬場を出発して、栗東西園厩舎に移動します。この後は阪神開催のスーパー未勝利戦に向けて調整することになっています。

 

【ジョリーリュバン】

今週の札幌開催での出走に向けて、函館競馬場で調整中。8月22日、武市調教師は「本日、函館のウッドチップコースで最終追い切りを行いました。時計は71-41、終い13秒くらいを馬なりで計時しています。札幌への輸送を考えて、先週に66秒前後で追い切っていますので、今日は軽めにしています。前走より息遣いも良くなっていて上積みもあると思います。日曜日の芝2600mを本線に、芝2000mやダート1700mも併せて検討していきます」とのこと。現在の馬体重は472キロ。

 

【レーヌルネサンス】

グリーンウッドTで順調に乗り込まれ、8月22日の検疫で帰厩している。22日、高野調教師から「小倉の投票状況を見たところ、芝の長目の距離はある程度の節があれば出られる可能性がありそうです。小回りの小倉で上手く立ち回れたときが、一番勝つチャンスが大きいように思いますので、本日帰厩させて小倉最終週の牝馬限定戦を目標に進めたいと思います」との連絡があり、9月1日(土)小倉・芝2000m(牝)に向けて調整する。

 

【エターナルソウル】

帰厩後も順調。8月22日、藤岡調教師は「本日、坂路で時計を出しており、4ハロン55秒2、終い12秒8を計時しています。馬場が重く時計的にはそれほど速くありませんが、動き自体は以前に比べるとずいぶんしっかりして良くなっていると思います。来週の最終追い切りはコースで行い、予定通り小倉の芝1800mに向かうつもりです」とのこと。9月1日(土)小倉・芝1800mに向かう予定だ。

 

【シップフォクイーン】

8月18日・札幌・ダ1000mに出走し2着。22日、牧浦調教師は「レース後も脚元などに問題は見られません。このまま札幌に置いておき、中1週で同条件のレースに向かいたいと思います」とのこと。9月2日(日)札幌・ダ1000mに向かう予定だ。