*****2歳馬*****

【レッドアルビオン】

マシン運動30分、常歩2400m、角馬場調整、屋内ダート・坂路調整。馬体重547キロ。

この中間もすこぶる順調にメニューを消化しています。週2回の坂路での15-15と屋内ダートのキャンターを併用していますが、キャンターはキャンターなりに落ち着いて、速いところにいけば前進気勢を見せているので心身のバランスもちょうど良い感じかと思います。普段の所作にもう少しピリッとしたところが出てくると良いかなという気もしますが、今はこのぐらいでも問題ないと思います。馬体重はもう少し絞っていきたいです。

 

【レッドクレオス】

週6回トレッドミル調整。馬体重470キロ。

この中間もトレッドミル調整に終始していますが、日ごとペースと時間を変えてメリハリを利かせて、ある程度負荷をかけている日もあります。完全に楽をさせているわけではないので馬体のつくりは悪くないですし、体重が徐々に増えてきたのも良いことだと思います。騎乗立ち上げ後がスムーズに運ぶように今はじっくり体作りに努めます。脚元や体調面は良い意味で変わりなくきています。

 

【レッドスプリンガー】

週3回坂路調整。馬体重560キロ。

先月ショックウェーブを施した後は疲労感もなく順調にメニューを消化しています。今週は週2回坂路の2本目にF14も乗りました。定期的にF14を乗れるようになってきたのも、脚元の不安が解消し肉体的にもしっかりしてきたからだと思います。前後のバランスの取れたフォームになってきましたし、ひと頃無理をしなかったことが今に繋がっています。引き続き現行のメニューで地固めをしていければと思います。

 

【レッドルーナ】

マシン運動60分、常歩3000m、ダク1200m、キャンター1200m、直線走路1000m。馬体重483キロ。

この中間も順調に速いところを消化しています。先々週は直線で46.6-31.4-15.3、先週末には直線3Fから39.1-25.8-13.1の強めも課しました。強めを乗った日は、雨を含んだ走りにくいウッドでしたが、バランスを崩さずに走れていましたし、上がりでも硬さを見せていなかったので、徐々に中身からしっかりしてきたことを感じています。馬体重も減らさず元気なのでこの調子で鍛えていきます。

 

【アスティ】

社台ファームで調整中。担当者は「術後の経過も問題無く、この中間からウォーキングマシン1時間の調整を開始しています。ここからの状態を見てトレッドミル調整に移行する予定です。馬の状態を見ながら徐々に進めていきます」とのこと。現在の体重は463キロ。

 

【アーチザンバレット】

山元TCで調整中。7月18日、牧場担当者は「現在は週に一回14-13秒の強目を乗って調整しています。普通キャンターの時は全身を使って良い動きができているのですが、時計が速くなるとモタモタする面があるので、そこを課題として進めていきます。馬体重は495キロです」とのこと。

小島茂之調教師は「安定したフォームで走れるように、引き続き牧場で乗り込んでもらいます。背中が柔らかく素質のある馬ですし、成長してくれれば良い競馬が期待できると思っています」とのこと。

 

【ライクトゥシャイン】

ノーザンファーム空港牧場で調整中。牧場担当者は「引き続き坂路中心の調整です。現在は週2~3回坂路入りし速いときには15~16秒ペースを消化しています。強目を乗った次の日にはウォーキングマシン調整を挟んだりして、右トモの状態については十分に注意しながら進めています」とのこと。現在の馬体重は460キロ。

 

*****3歳馬*****

【レッドオルティス】

角馬場→坂路

坂 助手 53.0-38.6-25.6-13.1 馬なり

外ダノンスパーク馬なりと併せで0.1秒先着

助手「休む前と比べて走り方も良くなっていましたし、今日は最後まで馬なりで上がってくることができました。追ってもコンマ何秒速くなっていただけでしょうが、今日の感じでは気持ちの面でも成長は見られました。後は競馬に行ってどうなるかですが、1本目の動きとしては良かったと思います」

 

【レッドヴェイロン】

角馬場→坂路

坂 助手 51.3-38.1-25.3-12.7 馬なり

助手「そこまで時計も出すつもりもなく、跨っていてもここまで出ているとは思わなかったのですが、先週に比べても走りは更に良化がみられました。少し仕掛けた程度で、まだまだ手応えにも余裕がありましたし、状態に関しては何の問題もありません」

 

【ジョリーリュバン】

7月14日から函館競馬場で調整中。18日、武市調教師は「500キロの馬体重で函館に入場しています。まだ太目残りではありますが、輸送減りがなかったのは良かったと思います。本日、ウッドチップコースを併せ馬で5ハロンからの時計が、70.4-54.6-40.6-12.9秒でした。前の馬を楽な手応えで追走して、良い動きでした。これから調教を重ね、体重を絞りながら息も作っていきたいと思います。今後の状態次第にはなりますが、札幌開催2週目に牝馬限定のダ1700mと芝2000mがあるので、両方を検討しながら調整していきます」とのこと。

 

【レーヌルネサンス】

7月15日・中京・芝2000mに出走し4着。18日、高野調教師は「先週のレースではよく頑張ってくれたと思います。レース後も脚元などに問題は無く、今日の馬体重も408キロで小さい体なりに何とか維持できています。テンション面も変わらずに良い感じの雰囲気を保っており、ひとまず在厩のまま様子を見たいと思います。権利のある間に使うのが理想ですが、この後の馬の状態を見ながら決めるつもりです」とのこと。

 

【エターナルソウル】

7月6日に吉澤ステーブル・WESTに移動。18日、場長は「脚元などに問題はなく10日から乗り出しています。肩首にハリが見られたためほぐしながら乗り込んでおり、現在は普通キャンター(17-17)中心の調整です。暑い時期もあまり得意では無さそうですが、体調面のケアに努めて帰厩への態勢を整えたいと思います」とのこと。

 

【シップフォクイーン】

7月22日(日)函館・ダ1000m(牝)に☆加藤祥太騎手で出走予定。18日、牧浦調教師は「今日も加藤騎手に跨がってもらい調教を行っていますが、中1週ですのでテンションを上げすぎないよう15-15程度の時計です。状態は変わりなくきており、今週予定通り出走させたいと思っています。今のところ牝馬限定戦を本線に考えています」とのこと。

 

*****4歳馬*****

【レッドクライム】

北の角馬場で運動後、北のダートコースを1周半。

助手「今日は北馬場でジックリ乗って調整しています。今週は障害練習はしていませんが、先週練習した事でフットワークの可動域が広がったように感じました。覇気もそれなりにあるので調子も良さそうです。ここまでは順調に来ています。明日は上野騎手を背にウッドコースで追い切る予定になっています」

 

【レーヌジャルダン】

山元TCで調整中。7月18日、牧場担当者は「調整も順調に進められており、新潟開催での出走を目標に来週入厩予定と聞いています。現在の馬体重は452キロですが、飼い葉も食べ状態は良いので、入厩までにはもう少し体重を増やして送り出せると思います」とのこと。

 

【カヴァレリア】

ケイツーステーブルで調整中。7月18日、担当者は「現在は、馬場と坂路を併用し週に一回15秒の強目と、2000~4000mの距離で調整しています。以前に比べ右トモはしっかりしてきましたが、左トモに疲れが出る時があります。今月末か8月上旬に入厩する予定と聞いてますので、しっかりと治療やケアを施しながら進めていきたいと思います。馬体重は518キロです」とのこと。

 

【アンデスクイーン】

7月6日にノーザンファームしがらきへ移動。18日、担当者の話では「リフレッシュ調整の後、トレッドミルや周回コースを併用した調整を行い、現在坂路では16-15程度を消化しています。続けて使ってきて多少の疲れが見えましたので、引き続き、緩めすぎず攻め過ぎず、良い状態で秋を迎えられるようじっくり進めたいと思っています」とのこと。

 

*****5歳馬*****

【レッドイグニス】

ダートコースを半周後、ウッドコースで追い切り

7/15(日)南W 54.1-39.7-12.3 馬なり

7/18(水)南W 54.9-39.8-13.2 G前強め

外ルッジェーロ馬なりを4F0.4秒追走1F併せ0.2秒遅れ

助手「ウッドでイグニスが追走しましたが、最近は下ろしがけから落ち着いて走れるようになっていますね。精神的に大人になってきています。動きの方も楽でしたし、稽古駆けする相手に対して、馬なりでしっかり併入できたのも良かったと思います。上がりの息や歩様も問題ないので、出走態勢は整いました」

鹿戸調教師「稽古で動くルッジェーロ相手に手応えで見劣りするところもなかったですし、やればまだまだ動けそうでした。暑さが堪えている様子もなく体調も良いので、予定通り今週の福島いわき特別(芝1800m)を戸崎騎手で使います」

 

【アースコレクション】

セグチレーシングS(チバ)で調整中。7月18日、尾関調教師は「8月中旬頃に入厩させ、中山開催で出走させたいと考えています。夏に走ってきた馬に比べ、こちらはフレッシュな状態で出走出来ると思います」とのこと。

 

*****7歳馬*****

【アースコネクター】

予定していた7月14日、福島・安達太良ステークス(ダ1700m)は残念ながら除外となり、7月21日(土)中京・桶狭間S(混・ダ1400m)へ向かうことに。18日、林調教師は「本日、ウッドチップコースを半マイルから単走で追い切り、54.8ー38.8ー12.6秒を計時しています。先週のレースに向けて仕上げた分、除外の影響が多少あるかもしれません。暑い時期でもあるので、中間は無理をせず軽めの調整にとどめています」とのこと。