*****3歳馬*****
【アージェス】
★7/07(土)中京・3歳未勝利(ダ1200m)鮫島克駿騎手 結果3着
「内枠でスタートもポンと出てくれたので、前々につけながらも、とにかく内々をロスなく進めようと。最後の直線で左にモタれなければ、さらに際どい勝負になっていたでしょうね。少し硬いところもあるし、ゲートの入りも悪く、まだまだ課題はありますが、この速い時計での決着によく対応してくれたと思います」(鮫島克駿騎手)
【シップフォクイーン】
7月8日(日)函館・ダ1000mに☆加藤祥太騎手で出走。馬体重は2キロ増の470キロ。メンコ着用。前走時に増えた馬体のボリュームをキープし、体に張りもあって具合は良さそう。歩様に勢いがあり気合いを感じさせる周回。厩務員をグッと引っ張り途中からは二人引きに。
レースでは、まずまずのスタートから気合いを付けて行ったが、外の2頭が行き脚良く前に行き、インの4~5番手からの競馬。促しながら先団の位置をキープし5番手で直線に向かった。直線では前の2頭が先に抜け出し、少し離された位置での3着争いに。いったん3番手に上がったものの内外から並ばれてしまい、3~6着がクビハナ差決着となる中で5着を確保。
牧浦調教師は「ジョッキーには行けるなら行って構わないと伝えていましたが、前半は1000mのペースに戸惑った感じで行き切れませんでした。今日は時計も速く、今回の経験でペースに慣れれば楽に行けると思いますし、使いながら良くなっているので次に期待したいと思います。滞在でもテンション面は相変わらずですが、何とか状態は維持出来ています。際どい差でも5着を確保し権利もありますしレース後の状態を見て次走を検討します」とのことだった。
加藤祥太騎手は「スタートも出てくれたので行こうと思いましたが、他の馬の出脚が速く行き切れませんでした。砂を被っても怯まずに走れていましたし、最後も際どいところを良く頑張ってくれました。1000mのペースに慣れれば前半も楽に行けるようになると思いますし、使って変わってくるのでは」とのこと。
【ブリリアントリリー】
★7/08(日)福島・3歳未勝利(芝2000m・混)田辺裕信騎手 結果:優勝
「緩い馬場がどうかと思いましたが、内枠だったのであまり選ばずにインを通りました。ただ、ペースが遅かったし、結果的には内でロスなく選べたのは良かったです。スパッと切れる脚はないけれど、まだこれから力を付けてきそうなタイプ。折り合いがつくので距離もこなせそうですね」(田辺裕信騎手)
【ゴールドホイッスル】
引き続き周回コースで3000m乗っており、坂路コースではハロン17秒ペースのキャンターを1本乗っています。また、週2日は15-15のメニューも消化中で、今週末からはさらに速いペースでも乗っていくつもりです。触診だと少しソエを気にするような面を見せますが、歩様は特に変わりありませんし、ソエ部分や背腰には適宜ショックウェーブ治療を施しています。7月末から始まる小倉開催を目標にピッチを上げています。現在の馬体重は542kgです。
*****4歳馬*****
【プラチナムバレット】
★7/08(日)福島・七夕賞(G3・芝2000mハンデ)岩崎翼騎手 競走中止
「栗東を出発する前は480kg台を維持できていたのですが、輸送で若干ナーバスになってしまい、競馬場に到着してから少し飼い葉食いが落ちました。それでも、パドックの周回で柔らかみが感じられましたし、調子自体は絶好調で期待を持って臨んだ一戦でしたが…。岩崎がポジションを外へ持ち出そうとした際に、前を行くマイネルフロストの後肢とプラチナの前脚が接触しての転倒。期待してもらっているのに、二度続けてこのような結果となり大変申し訳なく思っています。上がってきて診療所で診てもらいましたが、今のところ大きな怪我など異常はありません。栗東に戻ってからまた、週半ばに詳しい検査を予定します」(河内洋調教師)