*****3歳馬*****

【シップフォクイーン】

6月10日(日)阪神・ダ1200mに鮫島良太騎手で出走。馬体重は18キロ増の468キロ。メンコ着用。落ち着いた様子でパドックをゆったり周回。馬体は数字的には増えていても張りがあり、数字よりかはスッキリとしている。ジョッキーが跨がるタイミングから二人曳きで、跨がってからはかなりうるさくなりパドックからすぐ馬場に向かった。返し馬もテンションは高いが良いフットワークで駆けていった。

レースでは、スタート良くハナを主張するが内側の馬も譲らず4頭並んだ内から3番目で先行。出していっても折り合いはついているように見える。4角入り口から外側にいた馬が追い出され、それに応じるよう上がっていき直線へ。競りかけてきた馬には競り勝つが他の馬に交わされてしまうもジリジリと伸びる。残り200m過ぎから脚が鈍ってしまい最終的には11着。

牧浦調教師は「絡まれてしまい非常に厳しいレース展開となりました。スタートも良く状態が良かっただけに非常に残念です。権利が取れず節の関係で1ヶ月半は出走できませんので放牧せざるを得ませんが、ゲートが上手くなってきたのでスピードを生かせる小倉1000を目標にしたいです」とのこと。

鮫島良太騎手は「すみません。スタートから出していきたかったのですが内の馬が突っ張ってきて行き切れませんでした。4角では外から被せるように早仕掛けの馬が来てしまい追い出すしかありませんでした。ゲートが速くなってスピードの有る馬なので小倉の1000も良さそうですね。パドックと馬場入りまでテンションは高いのですが、返し馬に入ってしまえば落ち着いてますし、能力は有るので何とかしてあげたいです」とのこと。