*****2歳馬*****

【アーチザンバレット】

社台ファームで調整中。4月28日、小島茂之調教師は「順調に調整も進んでいますので、再来週の検疫で入厩させる予定です」とのこと。

 

*****3歳馬*****

【アージェス】

「現在は角馬場でハッキングキャンター3000m800mの坂路1本(1617秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。全体的に緩さが残るため、本来ならダートコースで長めをジックリ乗り込んでいきたいところですが、どうもダートコースに入ると前進気勢に欠ける印象。その反面、坂路ではハミを取ってしっかり走ってくれますし、26日(木)に15-15の速い時計を出した時もちゃんと動いているので、現状では坂路主体で乗り込みを進めていった方がいいのかもしれませんね。少し太りやすい体質なので、トレッドミルを併用してしっかり運動量を確保しながら調整していきます」(担当者)

 

【クイーンズトゥルー】

松風馬事センターで順調に調整され、26日(木)に帰厩しました。

2回東京開催後半(5/12~)の出走を目標にこちらに戻しました。450kg台(前走436kg)での帰厩ですので、なんとか帳尻が合った感じですね。しっかりと飼い葉を食べさせて馬体を維持しながら、前回同様坂路中心のメニューで仕上げていきます」(高木登調教師)

 

【ラヴノット】

「現在は角馬場でのフラットワークで入念に体をほぐした後、坂路コースを12本(1618秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き週1回の時計消化を織り交ぜながら順調に乗り込んでいます。若干硬さはあるものの、飼い葉もしっかり食べていますし、毛ヅヤも良好。体調自体は良さそうですね。厩舎からいつ声が掛かってもいいように、送り出しに向けて態勢を整えていきたいと思います」(担当者)

 

【シーデイライト】

「現在はダートコースでダクとキャンターを2000m(キャンターは1718秒ペース)、全長600mの坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。週半ばの天気が悪かったため、この中間は速い時計消化をおこなっていませんが、調整の方は至って順調。以前よりも落ち着きが出て、調教でもだいぶコントロールが利くようになってきたのは大きいですね。明日28日(土)に15-15の時計消化をおこなう予定。厩舎からいつ声が掛かってもいいように、送り出しに向けて態勢を整えていくつもりです」(担当者)

 

【ブリリアントリリー】

25日(水)にWコースで5ハロンから1.3秒先行して併せ、68.8-53.2-38.8-13.3を馬ナリに追い切りました。「両飛節の外傷は見た目に少し傷が残る程度で、走りに影響はありませんね。水曜日の追い切りも馬場が重いなか、前走の最終追い切り同様の時計で動けていますので、今週末と来週の2本できっちりと出走態勢は整うと思います。来週の5/06(日)新潟・3歳未勝利(芝1800m・牝)を横山武史ジョッキーで予定しましょう」(栗田博憲調教師)

 

【ラズワルド】

「現在は角馬場でダクと本馬場でキャンター1600m2セット(1718秒ペース)のメニューで調整しています。ここにきて一気に馬体重が増えているように良化が著しいですね。数字(馬体重)の裏付けができたことで調教進度も上げており、今後は15-15の時計消化を織り交ぜて更なるペースアップを図る予定です。ようやく軌道に乗ってきた印象で、今後は送り出しに向けて態勢を整えていきたいと思います」(担当者)

 

【レッドミスティ】

本日、ミホ分場に移動しました。

小島茂調教師「今日は角馬場で軽く乗りましたが、大きなダメージはなかったです。ただ、すぐに使える状況でもなかったので、一旦牧場でリフレッシュを図ることにします。短期放牧になりますが、今週いっぱいはマシンでゆっくり進めてもらい、来週から乗ってもらうよう指示を出しています」

 

【レッドラギド】

24日に喉鳴りの手術を無事に終えています。今のところ経過は順調で、この後は来週の水曜日(5/2)に声帯除去の手術を行う予定になっています。状況によっては術日が前後する可能性もありますが、今のところその予定になっています。

 

【シングシングシング】

4月27日、新開調教師は「今週末の検疫が取れませんでしたので、来週前半の検疫で入厩させます。遅くとも水曜日には入厩させて、東京5週目牝馬限定のダート1400mにルメール騎手で出走させたいと思っています」とのことで、5月20日(日)東京・3歳未勝利(牝・ダ1400)への出走に向けて、来週入厩する予定。

 

*****4歳馬*****

【アナザートゥルース】

「次走で休み明け3戦目。頭数によっては除外も考えられ、スライドの可能性が多分にあるので、なるべく疲れを引きずらず、かつテンションを上げないよう、この中間は坂路121620秒のメニューで調整しています。まずは来週の5/5(土・祝)東京・立夏S(ダ1600m)に向けて仕上げていきましょう」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

宇治田原優駿ステーブルで順調に調整され、21日(土)に帰厩しました。

25日(水)にCWコースで6ハロンから1.1秒追走して併せ、85.0-67.9-53.3-39.1-12.3を一杯に追い切りました。「格下馬相手とはいえ、離れた後ろから追いかけて最後も大きく先着したように、帰厩後初めての稽古だったけど動いたね。いい状態で戻せたと思います。次走は5/12(土)京都・都大路ステークス(芝1800m)を予定しているけど、まだ二週間あるし、この調子ならレースまでにはきっちり仕上がるでしょう。放牧明けでも初戦から結果を残せるように、しっかり態勢を整えていきます」(河内洋調教師)

 

【ソルオリーヴァ】

4/27(金)笠松・マックル賞(C2・ダ1400m)岡部誠騎手 結果2

「スタートを決めてスンナリとハナに立つことができましたし、道中もこの馬にしてはリラックスして走っていたので、これなら!と思ったのですが…。最後の最後で甘くなってしまいました。着差が着差だけに、正直悔しいですね」(岡部誠騎手)

「ジョッキーは本当にうまく乗ってくれたと思います。道中もいい感じでしたし、4コーナーの手応えからも何とか押し切ってくれると思ったのですが…。今開催の笠松はかなり時計が掛かっていて、ソルオリーヴァにとっては不向きな馬場でした。その影響も多分にあったと思います。ただ、悔やんでばかりもいられません。念のため来週の名古屋にも登録してあったのですが、番組と登録馬を見たらC7組に入りそう。顔ぶれを見ても相手関係はかなり楽になるでしょうし、今なら名古屋の方がむしろ馬場は軽いくらいだと思うので、状態面に問題さえなければ連闘で出走する予定です。3勝目はもう目前まで来ていますし、その次の開催からはB級に上がることを考えたら千載一遇のチャンス。是が非でも結果を出したいと思います」(今津博之調教師)

 

【ホウロクダマ】

「現在は屋外ダートコースでダクとキャンターを24003200m1718秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週と同様のメニューで、この中間も順調に乗り込んできました。息遣いを除いては気になるところもなく、頓挫なくここまで来れたのは何より。28日(土)の検疫で入厩の予定ですが、今日27日(金)にこちらを出発しました。いい状態でお渡しできたと思います」(担当者)

 

【レッドアランダ】

新子調教師「この中間も順調に調整していて、体調は安定しています。調教メニューは1000mハッキング、1500mをF17~18秒のペースで乗っています。今朝4Fから53秒くらいのところを単走馬なりで消化しました。動き、気配共に良く、状態は保つことが出来ています。来週の開催では1700m戦が組まれていませんが、1400mでも先手を取ることができればいい競馬は出来ると思いますので、メンバー次第では出走も考えます」

 

【レッドジェノヴァ】

マシン60分、 常歩600m、ダク1800m、キャンター4200mを25-25秒。518キロ。

担当スタッフ「まだトモの内側を押すと少し痛がるところはありますが、傷自体は良くなってきて、痛みも引きてきたようです。獣医師も、乗りながら治して行けば問題ないとの事なので、今週から様子を見ながら普通に乗り始めました。当然まだ良い時に比べると、踏み込みが弱い感じでぎこちないところも見せますが、痛がることはないので、この後も獣医にチェックしてもらいながら進めて行きます」

 

【レッドミラベル】

マシン60分、常歩600m、ダク1800m、キャンター4200mを25-25秒。456キロ。

担当スタッフ「先週末、社台の獣医に、背腰、トモなど疲れている箇所にショックウェーブをしてもらいました。入厩当初よりトモの感じは良くなっているのですが、元々背腰に弱そうなところがあって、今も多少気にしていますが、その辺をしっかりケアしながら乗って行きます。今のところ、煩いところも見せていませんし、飼葉も食べ始めているので、この後も少しでもフックラするようにして行きます」

 

*****5歳馬*****

【ラタンドレス】

「ジョッキーがうまく手の内に入れてくれているね。ジックリ溜めれば終いは確実な反面、あそこから突き抜けるには展開の助けが必要。他力本願タイプではあるけれど、流れさえ向けばいつでもチャンスはあるはずですよ。レース後も至って順調。次走は新潟の番組も考えたけど、広い京都の馬場の方が合うと思うし、何より岩田を確保できたのが大きな決め手となって、来週の5/05(祝)京都・4歳上500万下(ダ1200m)に向かいます」(山内研二調教師)

 

【オルレアンローズ】

現在は馬場1周と坂路2本を1718秒ペースのメニューで調整しています。この中間も徐々にペースアップを図れており、骨瘤に痛みなども出ることなく安定しています。23日(月)には原田和真騎手が来場して調教に騎乗し「乗り難しいタイプの馬ですが、坂路では手綱を許してあげれば、凄い勢いで前へ進んでくれそうな手応えでした」と話していました。レースでの課題でもある折り合い面に進境が窺えますし、年を重ねるにつれて、良い意味で落ち着きが出てきている印象も受けます。このまましっかり負荷を掛けつつ帰厩へ向け進めていきます。

 

【レッドイグニス】

マシン60分、常歩600m、ダク1800m、キャンター4200mを25-25秒。467キロ。

担当スタッフ「先週末、社台の獣医が来られたので、背腰、トモなど張りのある箇所にショックウェーブを施しました。先週より元気が出て来てトモの感じも良くなっています。飼葉は食べていますが、もう少し体重が増えても良いと思うので、この後もケアしながら少しでもフックラするように乗って行きます」

 

*****7歳馬*****

【アースコネクター】

5月27日、林調教師は「本日ウッドチップコースで長めから追い切りました。6ハロンからんと計は85.6-69.1-54.0-39.4-12.4秒でした。前半ゆっくり入り終い強目に追っています。息遣いがあやしいものの、長い距離を乗った割に最後までしっかり動けていましたので問題ないと思います。鞍を付けて529キロでしたので、恐らく520キロくらいだと思いますので、もう少し絞れればなお良さそうです。本日ビッシリやりましたので、来週はこのあとの状態を見て調整程度でレースに向かえればと思います」とのこと。