*****4歳馬*****

【アナザートゥルース】

1日坂路2本(1620秒のキャンター)のメニューを中心に調整していますが、至って順調にきていますね。どっしりと構えるようなことはないものの、落ち着いているのはなによりですよ。飼い葉食いも安定しています。4/14(土)中山・下総ステークス(ダ1800m・混)を、前走から引き続いて大野ジョッキーで予定したいと思います。今週末から15-15をおこない、来週には追い切りをかけていきましょう」(高木登調教師)

 

【プラチナムバレット】

「現在は600mの馬場をキャンターで2400m、坂路コースを1本(1718秒ペース)のメニューで調整しています。この中間もジックリ乗り込んでいますが、左前の膝裏を含めて気になるところはなく、この中間も至って順調ですね。今週末から15-15の時計消化をおこなう予定で、帰厩に向けて更なるペースアップを図るつもりです」(担当者)

 

【ソルオリーヴァ】

「折り合い面を考慮して、今回はブリンカーではなくチークピーシーズを装着してレースに臨みましたが、逆に今度は妙に折り合いが付き過ぎてしまったようで…。ペースが上がった勝負所で反応がなかったですね。ジョッキー(岡部誠騎手)も『もう少し自分からハミを取るところが欲しかった。難しいなぁ…」と首を捻っていました。時計も1秒くらい速かったですし、結果論にはなりますが間隔が空いた分、体に少し余裕があったのかもしれません。ここで勝てなかった場合、来週の笠松での連闘は既定路線でしたが、登録メンバーを見る限り、結構骨っぽいメンバーが揃った印象。もちろん、馬の状態が最優先にはなるものの、翌週の第1回名古屋開催(4/10~)も視野に入れてジックリ考えたいと思います」(今津博之調教師)

 

【ホウロクダマ】

「現在は屋外ダートコースでダクとキャンターを24003200m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。調教中に喉が鳴る音は確かに聞こえますし、まだ20秒程度のキャンターしかやっていないので何とも言えない面はありますが、急に失速することもないので現状ではそれほど問題はなさそうです。馬体重は増えているものの太め感はありませんし、休ませた効果で馬は元気一杯。大型馬の割に仕上がりは早そうなタイプで、今後も順調にピッチを上げていけるでしょう」(担当者)

 

【レッドアランダ】

新子調教師「レース後はテンションも上がらず落ち着いていますが、飼い葉食いはそれなりといった感じです。調教内容は変わらず1000mのハッキングをしてから後半の1000mをF18秒ほどで流す内容で乗り込んでいます。追い切りまでは今の状態を維持できると思いますが、追い切り後のテンションがカギになると思います。今のところ次走は再来週の開催の1700mに申し込む予定です」

 

【レッドジェノヴァ】

マシン60分、常歩600m、ダク1800m、キャンター4200mを25-25秒。511キロ。

担当スタッフ「先週ショックウェーブをして、ソエや背腰の状態が良くなって来たので、今週から普通に乗り始めました。右トモはまだ甘いところは残りますが、乗っていて違和感というほどではなく、他に気になるところもありません。近々、厩舎に戻る話もあるので、この後もケアしながら良い形で戻せるようにしっかり乗り込んで行きます」※再来週、美浦トレセンに移動予定。

 

【レッドクライム】

厩舎周りを曳き運動後、プール2本。

田中調教師「厩舎周りを曳き運動で調整してから、プール2本の調整です。昨日の午後の馬体チェックでも脚取りは気にならなかったですし、飼葉もちゃんと食べていますね。馬体重も476キロと変わらずに来ているので、来週は良い状態で使えると思います」

 

ダートコースを半周後、ウッドコースで追い切り。

助手「ダートコースを半周してからウッドコースで追い切りました。3頭併せの2番手を進み、最後は真ん中に進路をとりました。馬の雰囲気はだいぶ良くなっていますね。下ろしがけから手応えもしっかりありましたし、道中の折り合も付けられました。仕掛けどころで促せば、しっかり反応してくれましたし、最後まで楽に動けていましたよ。上がってからの息の入りや歩様もスムーズなので、良い形で上昇してきたと思います」

田中調教師「先週の金曜日の追い切りでも、フォームこそ伸び切った感じでしたが、仕掛けてからの反応は良くなっていましたし、最後まで良い伸びを見せていましたからね。追い切りを重ねて動きが良くなっていますし、今日は5Fから70-40くらいの時計でしたが、最後まで余力を残して動けていました。息もできています。ここまでジックリ乗って調子も上がっていますので、来週8日の中山8R(D1800m)を内田騎手で使うことにします」

 

【レッドミラベル】

角馬場運動後、ウッドコースで追い切り。

助手「角馬場で運動してからウッドコースで追い切りました。ラフェスタの誘導役も兼ねてミラベルが先行しましたが、前半からハミを噛んで行きたがるところがありました。脚を溜めることができず、それが終いの伸びにも影響した感じですね。折り合いがつけば、もっと終いの脚も使えると思うのですが。それでも普段はリラックスして過ごせているので馬体重が減ることもないですし、稽古でも落ち着いて動けるように工夫していきたいと思います」

尾関調教師「モヤがすごくて追い切りは見えなかったのですが、時計は70-40くらい。テンの入りからしっかりやっているので負荷は掛けられたと思います。この後も来週のレースに向けて煩くなり過ぎないよう、しっかり調整していきます。レースの乗り役は勝浦騎手にお願いしました」※モヤのため追い切り時計は計測不能、5F70-40くらい。

 

角馬場運動後、Aコースを1周、最後に坂路1本。

助手「今日は角馬場とAコースで体をほぐしてから軽めに坂路1本のメニューで調整。乗り込んできたことでテンションは高くなってはいますが、運動中の脚取りなどはしっかりしています。飼葉もこの馬なりに食べているので、総じて順調かと思います。追い切りは明日の予定です」

 

【カヴァレリア】

3月28日(水)大井・C2(五・六組)ダ1600mに森泰斗騎手で出走。馬体重は1キロ減の522キロ。メンコを着用して落ち着いた様子でパドックに登場。まだ少し余裕のある体つきも、張りがある好馬体。歩様もスムーズで元気いっぱいで状態は良さそう。パドックで騎手が跨がってからも入れ込むことはなく同様の気配のまま馬場へ向かった。ダートコースへ入ると、ゴール板手前まで歩かせると4コーナーに向かい駆け出していった。

レースでは、ゲートが開くと呼吸が合わなかったのか遅れてしまい、軽く追い出して外側へ持ち出し追走。7~8番手で最初のコーナーを回り、向こう正面で一度スピードを上げ先頭集団に取り付いて行く。外側を3番手で3コーナーを回り、4コーナーに差し掛かる辺りで最後の追い上げを開始し、スピードを増しながら2番手までポジションを上げ4コーナーを回る。直線に向き、先頭の馬に併せ馬の形で寄せに行こうとするも、なかなか捉えることが出来ず、さらに外側から追い上げてきた馬に交わされてしまい3着でゴール。

レース後、森騎手は「ゲートに張り付いていた時にスタートが切られ立ち後れてしまいました。砂を被らない外目を走っている時は良かったのですが、コーナーで砂を被ると嫌がりましたので無理せず外目を走らせました。ペースも速くなかったので、早めに動きましたが、直線では思ったほど伸びてくれませんでした。集中して走れていない感じで、この馬の力を上手く引き出せませんでした。結果論になりますが、後ろでじっとして、終いに賭けた方が良かったのかも。力はある馬なので直ぐに勝てるとは思いますが、ゲートで後れたり、スムーズな競馬ができないと、取りこぼすこともあるかもしれません」とのコメント。また荒山調教師は「乗り役の話にもあったように、集中力を欠くようなところがあるので、次はブリンカーを着けてみたいと思います。まだもう一絞りできる体つきでもありますし、もっとやれていいはずです」とのこと。

 

【アンデスクイーン】

4月8日(日)阪神・梅田ステークス(ダ1800m)に出走予定。なお、4月11日・船橋・マリーンC(交流重賞・牝・ダ1600m)にも登録を行い、補欠4番手に選出されている。3月28日、西園調教師は「この中間も変わりなく来ています。船橋の交流は出られそうもありませんので、阪神の梅田ステークスに向かいます。阪神の馬場は合うと思いますし自己条件で好レースを期待しています」とのこと。

29日、西園調教師からは「本日、坂路で追い切っており、4ハロン54秒0、39秒1、26秒3、13秒5を計時しました。気合いを付けてしっかりと登坂させていますが、牝馬ですからあまり追い込みすぎないよう調整しています。当該週にビシッとやって本番に向かう予定です」との連絡が入っている。

 

【アースミステリー】

セグチレーシング(チバ)で調整中。3月28日、田中調教師は「新潟1週目の千直に向けて明日入厩させます。レースまでは少し時間がありますが、厩舎でしっかり調整してみようと思います」とのことで、4月28日(土)新潟・邁進特別(4歳以上1000万円以下・混・直線1000m)への出走に向け、3月29日に入厩することになった。